📋 やさしい要約
2026年6月26日、大分市議会定例会の最終日の本会議で、提案された議案28件がすべて可決・承認され、閉会しました。佐賀関大規模火災の復興住宅の建設費上限を13億円に増やすことや、賀来小学校と賀来中学校を一つの義務教育学校にすることが決まり、副市長などの人事にも同意しました。
✅ 決定事項
📑 審議された議案(45件)
介護保険法の一部改正に伴い、マイナンバー(個人番号)の利用や特定個人情報の提供に関する条例の規定を見直すもの。
- 議第58号大分市恩給条例の一部改正について可決
恩給法による恩給改定率の改定等に伴い、恩給条例の規定を見直すもの。
- 議第59号大分市税条例の一部改正について可決
地方税法等の改正に伴い、市税条例の規定を見直すもの。
- 議第60号大分市手数料条例の一部改正について可決
建築確認等に係る審査手数料や、廃棄物処理業の許可申請手数料など、各種手数料の額を見直すもの。
認定こども園の認定要件に関する条例を見直すもの。
幼保連携型認定こども園の学級編制・職員・設備等の基準を見直すもの。
児童福祉施設の設備・運営基準を見直すもの。
家庭的保育事業(保育ママ等)の設備・運営基準を見直すもの。
乳児等通園支援事業の設備・運営基準を見直すもの。
障害児通所支援事業等の人員・設備・運営基準を見直すもの。
- 議第67号大分市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正について可決
一般廃棄物収集運搬業等の許可手数料の額や納付時期を見直すもの。
- 議第68号大分市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正について可決
浄化槽保守点検業の登録申請手数料等の額を見直すもの。
有料公園施設を有する都市公園の管理について、指定管理者制度を導入する範囲を拡大するもの。
賀来小学校・中学校の校舎一体整備を機に両校を統合し、義務教育学校「大分市立賀来小中学校」を設置するもの。
- 議第71号大分市スポーツ施設条例の一部改正について可決
市のスポーツ施設の管理に指定管理者制度を導入するもの。
- 議第72号市有財産の処分について(大分市葬斎場及び佐賀関火葬場残骨灰)可決
葬斎場・火葬場で生じた残骨灰を市有財産として処分するもの。
GIGAスクール構想で導入した教育用タブレット端末が老朽化したため、新端末の稼働に伴い旧端末を処分するもの。
丹川7号線など5路線を新たに市道として認定するもの。
佐賀関大規模火災の被災者向け復興市営住宅について、入居希望者の増加を受け建設費の限度額を9億1,000万円から13億円に引き上げるもの。
- 議第76号大分市副市長の選任について同意
任期満了となる佐藤耕三氏を再任するとともに、退職した副市長の後任として松田圭太氏を新たに選任することについて、議会の同意を求めるもの。
- 議第77号大分市教育委員会委員の任命について同意
任期満了となる上杉美穂子氏の後任として、髙見大介氏を教育委員会委員に任命することについて、議会の同意を求めるもの。
- 議第78号大分市監査委員の選任について同意
任期満了となる古庄研二氏の後任として、川野嘉久氏を監査委員に選任することについて、議会の同意を求めるもの。
- 報第2号専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市一般会計補正予算(第8号))承認
地方交付税・国県支出金・市債等の確定に伴い、令和7年度一般会計予算を56億8,700万円減額する専決処分について承認を求めるもの。
- 報第3号専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第3号))承認
事業費の確定等に伴う国民健康保険特別会計補正予算の専決処分について承認を求めるもの。
- 報第4号専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市土地取得特別会計補正予算(第1号))承認
事業費の確定等に伴う土地取得特別会計補正予算の専決処分について承認を求めるもの。
- 報第5号専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第2号))承認
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算の専決処分について承認を求めるもの。
- 報第6号専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市介護保険特別会計補正予算(第3号))承認
介護保険特別会計補正予算の専決処分について承認を求めるもの。
- 報第7号専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号))承認
後期高齢者医療特別会計補正予算の専決処分について承認を求めるもの。
- 報第8号専決処分した事件の承認について(大分市税条例の一部改正について)承認
市税条例の改正を市長が専決処分したことについて承認を求めるもの。
- 報第9号専決処分した事件の承認について(大分市国民健康保険税条例等の一部改正について)承認
子ども・子育て支援納付金課税額の新設などにより国民健康保険税の課税限度額を引き上げる条例改正を専決処分したことについて承認を求めるもの。
- 報第10号専決処分した事件の承認について(大分市介護保険条例の一部改正について)承認
介護保険条例の改正を市長が専決処分したことについて承認を求めるもの。
- 請願令和8年第1号2026年度大分県最低賃金の改正等に関する意見書提出方について採択
最低賃金の引上げ等を求める意見書を国に提出するよう求める請願。
- 請願令和8年第2号自衛隊への募集対象者情報の提供中止を求める請願継続審査
自治体から自衛隊への募集対象者情報の提供を中止するよう求める請願。
- 陳情令和8年第3号公立中学校(義務教育学校を含む)における平和教育及び修学旅行・校外学習の政治的中立性、適正性、安全性確保を求める陳情継続審査
公立中学校の平和教育や修学旅行・校外学習について、政治的中立性・適正性・安全性の確保を求める陳情。
- 陳情令和8年第4号自衛官募集対象者への除外申請制度の周知徹底を求める陳情撤回
自衛官募集対象者名簿からの除外申請制度について、市民への周知徹底を求める陳情。
- 令和7年請願第2号高額療養費制度の負担上限額引上げの実施見送りではなく白紙撤回を求める意見書提出方について不採択
高額療養費制度の自己負担上限額引上げについて、実施見送りではなく完全に撤回するよう求める請願。
- 令和7年請願第4号消費税5%への減税を求める意見書提出方について継続審査
消費税率を5%へ引き下げるよう求める請願。
- 令和7年請願第5号インボイス制度の廃止を求める意見書提出方について継続審査
インボイス制度の廃止を求める請願。
- 令和7年請願第10号最高裁判決に従い生活保護制度の充実を求める意見書提出方について継続審査
最高裁判決の趣旨に沿って生活保護基準の引上げなど制度の充実を求める請願。
- 令和7年請願第16号物価上昇に見合う年金引上げを求める意見書提出方について継続審査
物価上昇に見合った年金額の引上げを求める請願。
- 令和7年請願第18号OTC類似薬の保険適用除外を行わないことを求める意見書提出方について不採択
市販薬(OTC)に類似した処方薬を保険適用から除外しないよう求める請願。
- 令和7年陳情第2号大分市からの要請で自治会が行っている自治委員の推薦制度の見直しに関する陳情継続審査
市からの要請で自治会が行っている自治委員の推薦制度の見直しを求める陳情。
- 令和7年陳情第5号旧中島小学校跡地利用に関する陳情継続審査
廃校となった旧中島小学校の跡地利用について要望する陳情。
- 令和7年陳情第8号陸上自衛隊大分分屯地への弾薬庫9棟建設についての陳情継続審査
陸上自衛隊大分分屯地への弾薬庫9棟建設に関する陳情。
- 令和7年陳情第13号自治会との協議の場の設置等を求める陳情継続審査
市と自治会との協議の場の設置等を求める陳情。
👥 出席議員
📝 詳細議事録
第2回大分市議会定例会会議録 (第5号)
───―────―────────────
令和8年6月26日
午前10時0分開議
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出席議員
1番 大 津 將 嘉
2番 平 本 泉
4番 牧 貴 宏
5番 進 義 和
6番 長 野 辰 生
7番 倉 掛 賢 裕
8番 田 島 寛 信
9番 二 宮 博
10番 藤 田 敬 治
11番 永 松 弘 基
12番 板 倉 永 紀
13番 仲 道 俊 寿
14番 秦 野 恭 義
15番 直 野 里 子
16番 衛 藤 延 洋
17番 斉 藤 由美子
18番 岩 崎 貴 博
19番 高 松 大 樹
20番 成 迫 研 太
21番 野 上 恵 子
22番 うつのみや 陽子
23番 馬見塚 剛
24番 甲 斐 高 之
25番 スカルリーパー・エイジ
26番 帆 秋 誠 悟
27番 宮 邉 和 弘
28番 髙 野 博 幸
29番 日小田 良 二
30番 岩 川 義 枝
31番 野 尻 哲 雄
32番 吉 川 直 樹
33番 阿 部 邦 彦
34番 堤 英 貴
35番 堀 嘉 徳
36番 大 石 祥 一
37番 仲 家 孝 治
38番 高 橋 弘 巳
39番 安 東 美奈子
40番 平 田 友 章
41番 橋 本 敬 広
42番 川 邉 浩 子
43番 国 宗 浩
44番 今 山 裕 之
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欠席議員
な し
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出席した事務局職員
局 長 吉 野 宏
次長兼総務課長 幸 野 剛 治
議事課長 波多野 祐 二
議事課参事 後 藤 和 正
議事課参事兼政策調査室長 松 田 慎 司
議事課参事補 澤 野 充 幸
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説明のため出席した者の職氏名
市 長 足 立 信 也
副 市 長 佐 藤 耕 三
教 育 長 粟 井 明 彦
上下水道事業管理者 西 田 充 男
消防局長 飯 田 譲 治
総務部長 平 松 禎 行
企画部長 正 池 功
財務部長 吉 良 昌 昭
市民部長 足 立 美乃里
福祉保健部長 田 崎 敢
子どもすこやか部長 高 橋 史 晃
環境部長 山 口 大 輔
商工労働観光部長 藤 田 泰次郎
農林水産部長 奥 家 好 和
土木建築部長 小 野 晃 正
都市計画部長 橋 本 陽 嗣
監査事務局長 温 水 一 徳
教育部長 永 野 謙 吾
教育部教育監 野 田 秀 一
上下水道部長 衛 藤 興 憲
企画部次長兼市長室長 大 橋 雄一郎
財政課長 工 藤 真 二
───―────―────────────
議 事 日 程 第5号
令和8年6月26日午前10時開議
第1 委員長の報告 質疑、討論、採決
第2 議第76号から議第78号まで一括上程、審議
(提案理由説明及び委員会付託省略)
第3 意見書案第1号及び第2号一括上程、審議
(提案理由説明及び委員会付託省略)
第4 議員派遣の件
第5 閉会中各委員会の継続審査及び調査について
第6 会議録署名議員の指名
───―────―────────────
本日の会議に付した事件
日程第1 委員長の報告 質疑、討論、採決
日程第2 議第76号から議第78号まで一括上程、審議
(提案理由説明及び委員会付託省略)
日程第3 意見書案第1号及び第2号一括上程、審議
(提案理由説明及び委員会付託省略)
日程第4 議員派遣の件
日程第5 閉会中各委員会の継続審査及び調査について
日程第6 会議録署名議員の指名
◇─────────────────◇
○議長(田島寛信) これより会議を開きます。
午前10時0分開議
○議長(田島寛信) 本日の議事は、議事日程第5号により行います。
◇─────────────────◇
◎日程第1 委員長の報告 質疑、討論、採決
○議長(田島寛信) 日程第1、去る22日の本会議において各常任委員会に付託をいたしました議第57号から議第75号まで及び報第2号から報第10号までの議案28件、請願2件、陳情2件並びに令和8年第1回定例会から継続審査となっております請願6件、陳情4件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。
最初に、総務常任委員長。13番、仲道議員。
○13番(総務常任委員長 仲道俊寿)(登壇) 総務常任委員長報告を行います。
さきの本会議において当委員会に付託されました一般議案5件、報告議案6件、請願1件、陳情1件及び継続審査となっておりました請願5件、陳情4件について、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。
最初に、一般議案の議第58号、大分市恩給条例の一部改正についてであります。これは、恩給法による恩給改定率の改定等に関する政令の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第59号、大分市税条例の一部改正についてであります。これは、地方税法等の一部改正等に伴い、所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第69号、大分市都市公園条例の一部改正についてであります。これは、有料公園施設を有する都市公園の管理について、指定管理者制度を導入する範囲を拡大しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第71号、大分市スポーツ施設条例の一部改正についてであります。これは、スポーツ施設の管理について指定管理者制度を導入しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第72号、市有財産の処分についてであります。これは、令和8年度大分市葬斎場及び佐賀関火葬場残骨灰を処分しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
続いて、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。
まず、報第2号、令和7年度大分市一般会計補正予算第8号、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入についてであります。
これは、地方交付税、国県支出金、市債等の決定並びに事業費の確定に伴い既決予算の調整を行ったもので、56億8,700万円の減額補正となっており、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
また、歳出第2款総務費、第3款民生費のうち人権尊重推進課及び国保年金課関係、第4款衛生費のうち葬斎場費、上水道費、第9款河川・みなと振興課関係を除く消防費、第10款教育費のうち市民協働推進課関係、第12款公債費については、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
また、第2条繰越明許費の補正第2表中、1追加、第4款衛生費のうち上水道費、第9款消防費、第10款教育費、2変更、第2款総務費、第3条地方債の補正については、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、報第3号、令和7年度大分市国民健康保険特別会計補正予算第3号、報第4号、令和7年度大分市土地取得特別会計補正予算第1号、報第7号、令和7年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算第3号については、いずれも事業費の確定等に伴う予算の調整を行ったものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、報第8号、大分市税条例の一部改正については、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、報第9号、大分市国民健康保険税条例等の一部改正については、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
最後に、請願・陳情の審査結果について御報告申し上げます。
まず、継続審査となっておりました請願・陳情の審査結果についてであります。
令和7年請願第2号、高額療養費制度の負担上限額引上げの実施見送りではなく白紙撤回を求める意見書提出方については、執行部から補足説明を受ける中、委員からは、国において決定された事項であり、不採択とすべきではないかとの意見が出されました。審査いたしました結果、不採択とすることに決定いたしました。
次に、令和7年請願第4号、消費税5%への減税を求める意見書提出方については、執行部から補足説明を受ける中、委員からは、国での議論は継続中なのか、社会保障国民会議において、中間取りまとめに向けて議論を深めていることから継続審査とすべきであるとの質疑、意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、令和7年請願第5号、インボイス制度の廃止を求める意見書提出方については、審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、令和7年請願第16号、物価上昇に見合う年金引上げを求める意見書提出方については、委員からは、引き続き調査研究が必要であるとの意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、令和7年請願第18号、OTC類似薬の保険適用除外を行わないことを求める意見書提出方については、執行部から、OTC類似薬を処方された患者に追加負担を求めることを盛り込んだ健康保険法等の一部を改正する法律が5月29日に成立し、6月5日に公布されたこと等の補足説明を受けました。審査いたしました結果、不採択とすることに決定いたしました。
次に、令和7年陳情第2号、大分市からの要請で自治会が行っている自治委員の推薦制度の見直しに関する陳情については、委員からは、引き続き調査研究が必要であるとの意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、令和7年陳情第5号、旧中島小学校跡地利用に関する陳情については、執行部から補足説明を受ける中、委員からは、6月末から、旧中島小学校跡地利活用の民間活力導入に係る調整会議が始まることから、継続審査とすべきであるとの意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、令和7年陳情第8号、陸上自衛隊大分分屯地への弾薬庫9棟建設についての陳情については、執行部から補足説明を受ける中、委員からは、前回の委員会での説明以降、九州防衛局に対して市民説明会についての要望は行ってきたのか、九州防衛局から提供を受けた情報については市ホームページで周知されており、引き続き動向を注視したいなどの質疑、意見が出されました。審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、令和7年陳情第13号、自治会との協議の場の設置等を求める陳情については、審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、今回新たに付託されました請願・陳情についてであります。
令和8年請願第2号、自衛隊への募集対象者情報の提供中止を求める請願については、執行部から補足説明を受ける中、委員からは、他市の状況として、自衛官等募集事務について、対象者の情報を提供していない市はあるのか、地方分権一括法の中で国と地方自治体は対等関係となっており、個人情報の提供については地方自治体としての判断が必要ではないか、各自治体における判断には様々な考え方があることから、継続審査とすべきである、地方自治の本旨に照らして、対象者の情報提供は行うべきでないと考えており、この請願を採択すべきであるなどの質疑、意見が出されました。審査いたしました結果、一部採択を求める意見がありましたが、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、令和8年陳情第4号、自衛官募集対象者への除外申請制度の周知徹底を求める陳情については、陳情者から取下げ届が提出されましたので、委員会としてこれを了承いたしました。
以上で総務常任委員長報告を終わります。
○議長(田島寛信) 次に、厚生常任委員長。12番、板倉議員。
○12番(厚生常任委員長 板倉永紀)(登壇) おはようございます。厚生常任委員長報告を行います。
さきの本会議において当委員会に付託されました一般議案7件、報告議案4件及び継続審査となっておりました請願1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。
最初に、一般議案の議第57号、大分市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてであります。これは、介護保険法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであり、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第61号、大分市幼稚園型認定こども園、保育所型認定こども園及び地方裁量型認定こども園の認定の要件を定める条例等の一部改正についてであります。これは、基準等の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。委員から、理学療法士等を保育士とみなすのではなく、加配をするべきであるなどの意見等が出されました。審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第62号、大分市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてであります。これは、基準等の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。委員からは、子供に教育・保育を提供する事業者は、採用時のみではなく現職者の性犯罪歴の確認も行うのかなど質疑等が出されました。審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第63号、大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてであります。これは、基準等の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。委員から、庁内の情報共有や市民への情報周知を徹底して、性犯罪の抑止につなげるべきではないかなどの意見等が出されました。審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第64号、大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてであります。これは、基準等の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。委員から、改正後の保育士配置基準を満たしている施設はどのくらいあるのかなどの質疑等が出されました。審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第65号、大分市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。これは、基準の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第66号、大分市児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてであります。これは、基準の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
続いて、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。
まず、報第2号、令和7年度大分市一般会計補正予算第8号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費のうち当委員会所管分についてであります。これは、事業費の確定に伴う調整や財源の組替え、介護保険特別会計繰出金の減額などであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
また、第2条繰越明許費の補正第2表中、1追加、第3款民生費、第4款衛生費のうち当委員会所管分、2変更、第3款民生費につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、報第5号、令和7年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算第2号につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、報第6号、令和7年度大分市介護保険特別会計補正予算第3号につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、報第10号、大分市介護保険条例の一部改正についてにつきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
最後に、継続審査となっておりました請願の審査結果について御報告申し上げます。
令和7年請願第10号、最高裁判決に従い生活保護制度の充実を求める意見書提出方についてであります。執行部から補足説明を受ける中、委員からは、生活保護基準は物価高騰に見合うものとなっていないため、採択すべきである、国の議論が続いている中、引き続き調査研究が必要であるなどの意見等が出されました。審査いたしました結果、一部採択を求める意見がありましたが、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
以上で厚生常任委員長報告を終わります。
○議長(田島寛信) 次に、文教常任委員長。24番、甲斐議員。
○24番(文教常任委員長 甲斐高之)(登壇) おはようございます。文教常任委員長報告を行います。
さきの本会議において当委員会に付託されました一般議案2件、報告議案1件及び陳情1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。
最初に、一般議案の議第70号、大分市立義務教育学校設置条例の一部改正についてであります。これは、賀来小学校及び賀来中学校の校舎の一体整備を機に、より充実した小中一貫教育を推進するため、令和11年度から両校を統合し、学校教育法に規定する義務教育学校として大分市立賀来小中学校を設置しようとするものであります。委員からは、地域や保護者への丁寧な合意形成もないまま、行政主導のトップダウンで移行を進めるべきではないなどの意見等が出されました。審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第73号、市有財産の処分についてであります。これは、GIGAスクール構想に基づき、令和2年度に購入した教育用タブレット端末が利用開始から5年を経過し、故障等の不具合が生じていることに加え、令和8年度から新たな端末が稼働したことに伴い、旧端末を処分しようとするものであります。審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
続いて、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。
まず、報第2号、令和7年度大分市一般会計補正予算第8号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出、第10款子どもすこやか部及び市民協働推進課関係を除く教育費、第11款災害復旧費のうち文教施設災害復旧費については、事業費の確定に伴う調整や財源の組替えを行ったものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
また、第2条繰越明許費の補正第2表中、2変更、第10款教育費につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
最後に、今回新たに付託されました陳情の審査結果について御報告申し上げます。
令和8年陳情第3号、公立中学校(義務教育学校を含む)における平和教育及び修学旅行・校外学習の政治的中立性、適正性、安全性確保を求める陳情についてであります。執行部から補足説明を受ける中、委員からは、本陳情の求める修学旅行・平和学習における安全対策の重要性は十分認められるが、過去の修学旅行・平和学習の記録や実態把握を行うことは、今後の学校現場が過度に萎縮してしまう懸念が拭えないことから不採択とすべきである、もう少し本市の公立中学校、義務教育学校における平和教育の在り方や修学旅行・校外学習の安全管理について調査していく必要があるなどの意見等が出されました。審査いたしました結果、一部不採択を求める意見がありましたが、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。
以上で文教常任委員長報告を終わります。
○議長(田島寛信) 次に、建設常任委員長。7番、倉掛議員。
○7番(建設常任委員長 倉掛賢裕)(登壇) おはようございます。建設常任委員長報告を行います。
さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案1件、一般議案2件及び報告議案1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。
最初に、予算議案の議第75号、令和8年度大分市一般会計補正予算第1号、第1条債務負担行為の補正、第1表中、1変更、佐賀関復興住宅建設事業についてであります。これは、佐賀関大規模火災に係る復興市営住宅について、被災者の意向を確認する中で、当初の想定を超える入居希望者が見込まれることから、建設に係る債務負担行為の限度額を令和8年度当初予算で設定した9億1,000万円から13億円に変更しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、一般議案の議第60号、大分市手数料条例の一部改正についてのうち当委員会所管分であります。これは、建築物の容積率等に関する特例の許可の申請に対する審査等に係る手数料の額を定めようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第74号、市道路線の認定についてであります。これは、丹川7号線など5路線を認定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
続いて、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。
まず、報第2号、令和7年度大分市一般会計補正予算第8号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出、第8款土木費、第9款消防費のうち河川・みなと振興課関係につきましては、事業費の確定に伴う調整や財源の組替え等を行ったものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
また、第2条繰越明許費の補正第2表中、1追加、第8款土木費、2変更、第8款土木費につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
以上で建設常任委員長報告を終わります。
○議長(田島寛信) 次に、経済環境常任委員長。38番、高橋議員。
○38番(経済環境常任委員長 高橋弘巳)(登壇) おはようございます。経済環境常任委員長報告を行います。
さきの本会議において本委員会に付託されました一般議案3件、報告議案1件及び請願1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。
最初に、一般議案の議第60号、大分市手数料条例の一部改正についてのうち当委員会所管分であります。これは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく許可の申請等に係る申請手数料等の額の改定をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第67号、大分市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正についてであります。これは、一般廃棄物収集運搬業許可手数料等の額を改定するとともに、手数料の納付の時期を変更しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、議第68号、大分市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正についてであります。これは、浄化槽保守点検業登録申請手数料等の額を改定しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
続いて、報告議案の専決処分した事件の承認についてであります。
まず、報第2号、令和7年度大分市一般会計補正予算第8号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出、第4款衛生費のうち当委員会所管分、第6款農林水産業費、第7款商工費についてであります。これは、事業費の確定に伴う調整や財源の組替え、森林環境譲与税基金積立金の減額などを行ったものであり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
また、第2条繰越明許費の補正第2表中、1追加、第6款農林水産業費、2変更、第4款衛生費、第6款農林水産業費につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
最後に、今回新たに付託されました請願の審査結果について御報告を申し上げます。
令和8年請願第1号、2026年度大分県最低賃金の改正等に関する意見書提出方についてであります。執行部から最低賃金に関する大分県の現状や近年の動向について補足説明を受けました。審査いたしました結果、採択とすることに決定いたしました。
以上で経済環境常任委員長報告を終わります。
○議長(田島寛信) 以上で委員長報告を終了いたしました。
これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
18番、岩崎議員。
○18番(岩崎貴博)(登壇) 18番、日本共産党、岩崎貴博です。会派を代表して各常任委員長報告に対する反対討論を行います。
今議会の会期中も、中東情勢の緊迫化など、世界的な不安定情勢を背景とした原油や原材料価格の高騰は止まらず、可処分所得が目減りする中で、市民の暮らしとなりわいは激しく圧迫され続けています。こうした中、地方自治体が住民の負担増や強権的な政策誘導に対し毅然と声を上げ、いかにして命と暮らし最優先の防波堤となるかが今厳しく問われています。
住民にさらなる負担と不安を強いる議案には賛同できないことを最初に申し述べ、以下の点につき反対をいたします。
まず、議第57号、大分市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてです。マイナンバー制度に係る議案です。
何度も申し上げていますが、会派としてデジタル化による利便性向上や手続の簡素化は重要であると考えています。実際に、私も過去にPTA連絡アプリすぐーるの導入や公共交通のICカード活用などを提案してきた過去があり、デジタル化を全て否定しているわけではありません。しかし、国が進めるデジタル化の大きな柱であるマイナンバー制度の本質は、国民の所得や資産、医療情報を一元的にひもづけ、網羅的に管理、把握することにあります。これまでに他人の医療情報のひもづけミスや誤登録といった深刻なトラブルが噴出し、政府の第三者機関である個人情報保護委員会から複数回にわたり行政指導を受けているにもかかわらず、運用を小出しに拡大している点を見れば、その本質は明らかです。
高齢者や障害者などを事実上排除する制度的欠陥もあり、国主導の強引なデジタル化に追随する本案には賛成できません。
次に、議第60号、大分市手数料条例の一部改正についてです。これは、建築確認や完了検査、宅地造成等に係る申請手数料を軒並み引き上げるものです。
資材高騰や燃料費の上昇で、ただでさえ家計や地元中小業者のなりわいが危機に瀕している中、行政手続の手数料まで一律に値上げすることは、結果として市民へのさらなる負担増につながるものであり、容認できません。
次に、議第61号、大分市幼稚園型認定こども園、保育所型認定こども園及び地方裁量型認定こども園の認定の要件を定める条例等の一部改正について、議第62号、大分市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について、議第63号、大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について、及び、議第64号、大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてです。
今回の条例改正は、1点目、こども性暴力防止法の施行に係る条文の追加、2点目、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の改正による配置職員の数の算定についての改定、3点目、3歳児及び4歳児の保育士の配置基準の見直し、4点目、認定こども園の学級編制基準の引下げの4点について、条例改正するものです。
1点目のいわゆる日本版DBSの施行に係る改正、3点目の保育所等の保育士の配置基準の改善や、4点目の1学級当たりの園児数の引下げについての改正は、保育の質と安全を保障するために大変重要です。また、2点目の改正で示されている理学療法士などの専門職の配置そのものは、多様な保育ニーズに対応するために必要であると考えます。しかしながら、せっかく専門職を配置しても、保育士とみなすやり方では、保育士の新たな配置基準の改善に逆行してしまいます。現在の国の配置基準では、安心・安全な保育の実施には課題が多く、文教常任委員会では、今回改正される新たな3歳児の配置基準15対1の体制は、既に本市の98.3%の園において実施されていることが示されました。
2023年、令和5年の条例改正では、看護師の配置についても保育士とみなす緩和が行われ、同様に反対いたしましたが、保育の質や専門性を高めるためには保育士に加えて専門職を配置する加配で行うことを大前提とすべきです。保育士の処遇改善に逆行しかねない配置基準の緩和には賛同できません。
以上の理由から、改正内容のうち1点目、3点目、4点目については賛成いたしますが、2点目の配置職員の数の算定についての改正に係る議第61号、第62号、第63号、第64号に反対いたします。
次に、議第67号、大分市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正についてです。これは、一般廃棄物の収集運搬・処分業の許可等の申請手数料を引き上げるものであり、地元中小業者のなりわいにさらなる負担増につながることから容認できません。
次に、議第68号、大分市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正についてです。これも登録申請手数料等の値上げであり、物価高騰下の業者負担増につながるため反対いたします。
次に、議第70号、大分市立義務教育学校設置条例の一部改正についてです。賀来小中学校の校舎一体整備、ハード面は必要ですが、それを機に義務教育学校へ移行することには反対です。
先行する碩田学園では、中1ギャップの解消などを掲げ導入されました。しかし、1年生から9年生までの間、一貫して同じ校舎で教育を行う義務教育学校が、いじめや不登校の件数において明確な改善効果があるとは実証されていません。むしろ9年間の人間関係の固定化は、環境のリセットという子供の逃げ場を奪うリスクをはらんでいます。学校規模やPTA組織の巨大化による子供、保護者、役員の負担や特別カリキュラム実施など、学校現場の負担増につながる一貫校化を推し進めるべきではありません。施設一体型の義務教育学校の設置に反対いたします。
続いて、専決処分された事件の承認についてです。
報第2号、専決処分した事件の承認について、令和7年度大分市一般会計補正予算第8号について、及び、報第3号、専決処分した事件の承認について、令和7年度大分市国民健康保険特別会計補正予算第3号についてです。
当初予算でも述べたように、我が党は庶民に重くのしかかる不公平な消費税に反対する基本的立場から、消費税の歳入を前提とした予算措置に反対しています。物価高騰に苦しむ市民が日々の買物で支払った消費税が、地方消費税交付金として実に約14億円もの大幅な増収となって計上されています。市民の切実な暮らしの犠牲の上に成り立つ税収を組み込み、消費税ありきで行われる財政運営に対し、その基本的立場から承認できません。
次に、報第7号、専決処分した事件の承認について、令和7年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算第3号についてです。
医療費や保険料など高齢者の受診抑制につながる負担増になっており、反対いたします。
最後に、報第9号、専決処分した事件の承認について、大分市国民健康保険税条例等の一部改正についてです。子ども・子育て支援納付金課税額の3万円新設などにより、年間の課税限度額を計4万円も引き上げるものです。
少子化対策や子育て支援の拡充は重要ですが、そのための財源を医療保険料へ上乗せする形で徴収すべきでなく、これ以上の国保税の負担増の専決処分は断じて認められません。
以上の理由から、議第57号、第60号から第64号、第67号、第68号、第70号及び報第2号、第3号、第7号、第9号に反対いたします。
続いて、請願・陳情についてです。
まず、総務常任委員会が不採択とした令和7年請願第2号、高額療養費制度の負担上限額引上げの実施見送りではなく白紙撤回を求める意見書提出方について、及び、令和7年請願第18号、OTC類似薬の保険適用除外を行わないことを求める意見書提出方についての2件の請願について、委員長報告は不採択でした。
委員会での審査において、これら2件の請願に対し、既に国において方針が決定され、決着している事案だからなどという理由で不採択されたことは極めて重大であり、容認できません。
確かに政府は、経済財政運営と改革の基本方針等に基づき、現役世代の負担軽減を口実に、高額療養費の上限引上げや市販薬に類似した処方薬の保険適用除外の検討を進めています。しかし、国が方針を決めたからといって、地方議会が右へ倣えで市民の請願を退けてよい理由にはなりません。むしろ医療費削減ありきの乱暴な負担増を一方的に決めているからこそ、そのしわ寄せを直接受ける地域住民の命と健康の危機を代弁し、国に対して物申すことこそが地方議会本来の存在意義であり、果たすべき役割ではないでしょうか。
高額療養費の負担増は重篤な疾患を抱える患者の生命線を脅かし、処方薬の保険適用除外は生活に余裕のない世帯や高齢者の受診抑制を招き、結果として病状の重症化を招く危険性が専門家からも強く指摘されています。この市民の切実な生存権に関わる請願に対し、国の動向を言い訳にして耳を塞ぐような不採択の決定は、地方自治の精神に照らしてもあまりにも無責任ではないでしょうか。
よって、2件の請願は本会議において採択すべきであることを強く主張し、委員長報告に反対いたします。
一方で、経済環境常任委員会より採択との報告がありました、令和8年請願第1号、2026年度大分県最低賃金の改正等に関する意見書提出方については、大いに賛成したいと思います。
物価高騰が続く中、実質賃金が目減りする中で、最低賃金の抜本的引上げと地域間格差の是正は不可欠です。同時に、賃上げに対応する地元中小企業、小規模事業者への実効性ある支援拡充を国に求めることは当然の要求です。同請願の採択に賛成いたします。
最後に一言。暮らしが厳しく、明日への不安が市民の間に広がっている今だからこそ、私たち地方政治に携わる者の姿勢が試されているのではないでしょうか。
地方自治体は国の政策をそのまま執行するための下請機関ではありません。住民の福祉の増進を図り、国政の厳しい波風から市民の命となりわいを守る防波堤となることこそがその存在意義です。市民負担の押しつけや現場の声を置き去りにした規制緩和に追従することではなく、今日を生きる市民の生きた暮らしに寄り添い、安心の施策を真っ先に届ける住民本位の政治こそが今最も求められているのではないでしょうか。
市民の切実な声にいま一度耳を傾ける大分市であることを強く願い、会派を代表しての私の反対討論といたします。
○議長(田島寛信) 以上で討論を終結し、これより採決いたします。
最初に、反対討論のありました議第57号、議第60号から議第64号、議第67号、議第68号、議第70号及び報第2号、報第3号、報第7号、報第9号並びに令和7年請願第2号、令和7年請願第18号について、起立により採決をいたします。
以上の案件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(田島寛信) 起立多数でございます。着席してください。よって、以上の案件は委員長報告のとおり決定をいたしました。
次に、ただいま決定を見ました案件を除く議第58号、議第59号、議第65号、議第66号、議第69号、議第71号から議第75号まで及び報4号から報第6号、報第8号、報第10号並びに請願6件、陳情6件については、それぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件はそれぞれ委員長報告のとおり決定をいたしました。
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議 決 結 果
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議 案
番号 件名 結果
議第57号 大分市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について 原案可決
議第58号 大分市恩給条例の一部改正について 原案可決
議第59号 大分市税条例の一部改正について 原案可決
議第60号 大分市手数料条例の一部改正について 原案可決
議第61号 大分市幼稚園型認定こども園、保育所型認定こども園及び地方裁量型認定こども園の認定の要件を定める条例等の一部改正について 原案可決
議第62号 大分市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について 原案可決
議第63号 大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について 原案可決
議第64号 大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について 原案可決
議第65号 大分市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 原案可決
議第66号 大分市児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について 原案可決
議第67号 大分市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正について 原案可決
議第68号 大分市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正について 原案可決
議第69号 大分市都市公園条例の一部改正について 原案可決
議第70号 大分市立義務教育学校設置条例の一部改正について 原案可決
議第71号 大分市スポーツ施設条例の一部改正について 原案可決
議第72号 市有財産の処分について(大分市葬斎場及び佐賀関火葬場残骨灰) 原案可決
議第73号 市有財産の処分について(教育用タブレット端末) 原案可決
議第74号 市道路線の認定について 原案可決
議第75号 令和8年度大分市一般会計補正予算(第1号) 原案可決
報
番号 件名 結果
報第 2号 専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市一般会計補正予算(第8号)) 原案承認
報第 3号 専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)) 原案承認
報第 4号 専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市土地取得特別会計補正予算(第1号)) 原案承認
報第 5号 専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)) 原案承認
報第 6号 専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市介護保険特別会計補正予算(第3号)) 原案承認
報第 7号 専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)) 原案承認
報第 8号 専決処分した事件の承認について(大分市税条例の一部改正について) 原案承認
報第 9号 専決処分した事件の承認について(大分市国民健康保険税条例等の一部改正について) 原案承認
報第10号 専決処分した事件の承認について(大分市介護保険条例の一部改正について) 原案承認
請願
番号 件名 結果
令和8年第1号 2026年度大分県最低賃金の改正等に関する意見書提出方について 採択
令和8年第2号 自衛隊への募集対象者情報の提供中止を求める請願 閉会中審議
陳情
番号 件名 結果
令和8年第3号 公立中学校(義務教育学校を含む)における平和教育及び修学旅行・校外学習の政治的中立性、適正性、安全性確保を求める陳情 閉会中審議
令和8年第4号 自衛官募集対象者への除外申請制度の周知徹底を求める陳情 撤回
――――――――――
閉会中審査案件の結果
――――――――――
請願
番号 件名 結果
令和7年請願第 2号 高額療養費制度の負担上限額引上げの実施見送りではなく白紙撤回を求める意見書提出方について 不採択
令和7年請願第 4号 消費税5%への減税を求める意見書提出方について 閉会中審議
令和7年請願第 5号 インボイス制度の廃止を求める意見書提出方について 閉会中審議
令和7年請願第10号 最高裁判決に従い生活保護制度の充実を求める意見書提出方について 閉会中審議
令和7年請願第16号 物価上昇に見合う年金引上げを求める意見書提出方について 閉会中審議
令和7年請願第18号 OTC類似薬の保険適用除外を行わないことを求める意見書提出方について 不採択
陳情
番号 件名 結果
令和7年第 2号 大分市からの要請で自治会が行っている自治委員の推薦制度の見直しに関する陳情 閉会中審議
令和7年第 5号 旧中島小学校跡地利用に関する陳情 閉会中審議
令和7年第 8号 陸上自衛隊大分分屯地への弾薬庫9棟建設についての陳情 閉会中審議
令和7年第13号 自治会との協議の場の設置等を求める陳情 閉会中審議
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◎日程第2 議第76号から議第78号まで一括上程、審議(提案理由説明、委員会付託省略)
○議長(田島寛信) 次に参ります。
日程第2、本日提出されました議第76号から議第78号までを一括上程いたします。
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議案
番号 件名
議第76号 大分市副市長の選任について
議第77号 大分市教育委員会委員の任命について
議第78号 大分市監査委員の選任について
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○議長(田島寛信) この際、提案理由の説明を求めます。
足立市長。
○市長(足立信也)(登壇) ただいま上程されました議第76号から議第78号までについて御説明申し上げます。
まず、議第76号は、大分市副市長の選任についてであります。
これは、来る6月30日をもって任期満了いたします佐藤耕三氏について再任いたすとともに、去る3月31日をもって退職された清水久子氏の後任として、新たに松田圭太氏を7月21日付で選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意をいただこうとするものでございます。
佐藤氏につきましては、これまで副市長として、また、上下水道事業管理者として優れた識見と豊富な行政経験を生かされ、市政推進に大いに貢献いただいたところでございますが、引き続き、その手腕を市政発展のために発揮していただきたく、御提案申し上げる次第です。
松田氏につきましては、これまで前橋市未来創造部デジタル政策担当部長や総務省国際戦略局宇宙通信政策課衛星開発推進官などの要職を歴任し、現在は総務省大臣官房企画課サイバーセキュリティ・情報化推進室長を務められており、情報通信分野などに優れた識見を有しています。今後は、その手腕を市政発展のために発揮していただきたく、御提案申し上げる次第です。
議第77号は、大分市教育委員会委員の任命についてでございます。
これは、3期12年務めてこられた上杉美穂子氏が来る6月27日をもって任期が満了することから、後任として新たに髙見大介氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意をいただこうとするものでございます。
議第78号は、大分市監査委員の選任についてでございます。
これは、3期12年務めてこられた古庄研二氏が来る6月27日をもって任期が満了することから、後任として新たに川野嘉久氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意をいただこうとするものでございます。
なお、各氏の略歴につきましては議案に添付いたしておりますので、説明を省略させていただきます。
慎重御審議の上、御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(田島寛信) お諮りいたします。
ただいま上程いたしました3議案は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに逐号審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は委員会付託を省略し、直ちに逐号審議することに決定いたしました。
それでは、最初に議第76号、大分市副市長の選任についてを議題といたします。
本案に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
17番、斉藤議員。
○17番(斉藤由美子)(登壇) 17番、日本共産党の斉藤由美子です。
私は、日本共産党を代表し、ただいま人事案件として上程されました議第76号、大分市副市長の選任について、副市長の再任について反対討論をいたします。大分市副市長の選任のうち、佐藤耕三氏の再任についてです。
昨年2月に発覚した本市における官製談合は、本市職員が逮捕、送検されるという重大な事態に至りました。その後、第三者調査委員会の徹底した調査により、部落解放同盟と本市職員との不適切、不公正な関係が長年にわたり慣例的に続いていたことが明らかになりました。
調査報告書には、繰り返されてきた暴力行為を容認し、毅然とした態度を取ることもせず、運動体との主従関係に多大な影響を与えることとなったのは、当時の幹部職員の取り続けた姿勢が最大の要因であったことが示されています。
報告書で示された幹部職員が保ち続けた低姿勢、言われるままに挨拶に赴き、対等の立場に改善しようとせず、むしろ立場の強弱の意識を植え付けるために、運動体が職員の面前で叱責しても一切異を唱えない幹部職員の姿が、職員に対するさらなる叱責や恫喝にもつながり、立場の違いが拡大する負の連鎖を生じさせたとの指摘は実に重い責任を伴うものです。
当時、不当な要求を断り、上司に報告し、改善、解決を求めた職員の失望、相談しても上司は当てにならないと行き詰まり、解決の道はない、仕方ないのだと諦めるしかなかった無念と苦渋の思いはいかばかりだったか、多くの職員の気持ちを鑑みれば、今なお容認することはできません。
いまだ地域によっては残されている同和利権は、本市において歴代4人もの市長時代にわたり続いてきましたが、発覚後、足立市長の下、新たに仕切り直して人権尊重の取組は刷新されました。問題となった要因に対し、再発防止の対策が行われたとはいえ、佐藤耕三氏は長年にわたりその責任を担う立場にありながら、民主主義をゆがめ、正当な行政執行に背を向け、市民に不利益をもたらすこととなった責任は重大です。
副市長に再任することは到底認められず、議第76号、大分市副市長の選任について、佐藤耕三氏の再任には賛同できません。
日本共産党大分市議団は、昭和の時代から同和利権につながる同和行政を厳しくただしてまいりました。今後、我が会派が同様の問題を追及する必要が一切なくなることを強く求め、反対討論といたします。
○議長(田島寛信) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 以上で討論を終結いたします。
これより、本案について、起立により採決をいたします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(田島寛信) 起立多数であります。着席してください。よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
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議 決 結 果
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議案
番号 件名 結果
議第76号 大分市副市長の選任について 原案同意
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○議長(田島寛信) この際、ただいま副市長の選任に同意を得られました佐藤耕三氏、松田圭太氏から御挨拶をお受けしたいと思います。
最初に、佐藤耕三氏。
○副市長(佐藤耕三)(登壇) ただいま大分市副市長として選任の、一部反対はございましたけれども、多くの皆様から御同意をいただきました佐藤耕三でございます。引き続き、足立市長の補佐役として、市民福祉の向上とさらなる市政の発展に向けて、誠心誠意務めてまいります。
どうか議員の皆様におかれましては、一層の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○議長(田島寛信) 次に、松田圭太氏。
〔松田圭太氏 入場〕
○(松田圭太)(登壇) ただいま大分市副市長として選任の御同意をいただきました松田圭太でございます。身に余る光栄と存じますが、その責任の重さを考えますと身の引き締まる思いでいっぱいでございます。もとより微力ではございますが、足立市長をしっかりと支え、このすばらしい大分市のさらなる発展に向け、誠心誠意力を尽くす所存でございます。
議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(田島寛信) 次に、議第77号、大分市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
本案に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 討論なしと認めます。
これより採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
───―────―────────────
――――――――――
議 決 結 果
――――――――――
議案
番号 件名 結果
議第77号 大分市教育委員会委員の任命について 原案同意
───―────―────────────
次に、議第78号、大分市監査委員の選任についてを議題といたします。
本案に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 討論なしと認めます。
これより採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
───―────―────────────
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議 決 結 果
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議案
番号 件名 結果
議第78号 大分市監査委員の選任について 原案同意
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◎日程第3 意見書案第1号及び第2号一括上程、審議(提案理由説明及び委員会付託省略)
○議長(田島寛信) 次に参ります。
日程第3、議員提出の意見書案第1号及び第2号を一括上程いたします。
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意見書案第1号
豊かな学びの実現と義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について
上記意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、
文部科学大臣あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。
令和8年6月26日
提出者 大分市議会議員 二 宮 博
宮 邉 和 弘
仲 道 俊 寿
秦 野 恭 義
日小田 良 二
仲 家 孝 治
今 山 裕 之
豊かな学びの実現と義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書(案)
学校現場では、貧困・いじめ・不登校・教職員の長時間労働や未配置など、解決すべき課題が山積しており、子供たちの豊かな学びを保障するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況が続いている。
2021年の法改正により、小学校の学級編制標準は、2025年度までに35人に引き下げられた。また、中学校においては、全学年が2028年度までに35人に引き下げられるようになる。今後も、きめ細かい教育活動を進めるために、さらなる学級編制標準の引下げ、少人数学級の実現が必要である。
一方、学級編制標準が引き下げられても教職員が欠員なく配置されなければ、きめ細かい教育活動を推進することは大変厳しくなることが想定される。厳しい財政状況の中、何とか自主財源により人的措置等を行っている自治体もあるが、自治体間の教育格差が生じることは、深刻な問題である。
義務教育費国庫負担制度については、2004年度からの三位一体改革の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられ、市政に深刻な影響を及ぼしている。国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子供たちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請である。子供たちの豊かな学びを保障するための人員配置を含めた条件整備は不可欠である。
よって、全国どこに住んでいても、子供たち一人ひとりへのきめ細かい対応や学びの質を高めるための教育環境の実現に向け、2027年度政府予算編成において、下記事項が実現されるよう、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
記
教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。
令和8年6月26日
大分市議会
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意見書案第2号
2026年度大分県最低賃金の改正等に関する意見書の提出について
上記意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、大分労働局長あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。
令和8年6月26日
提出者 大分市議会議員 二 宮 博
宮 邉 和 弘
仲 道 俊 寿
秦 野 恭 義
日小田 良 二
仲 家 孝 治
今 山 裕 之
2026年度大分県最低賃金の改正等に関する意見書(案)
国内経済は、名目賃金が上昇しているものの、原材料やガソリン価格の高騰、円安や異常気象による食料品価格の上昇など、物価高が続く中で実質賃金のマイナスが長期化したことにより勤労者世帯の暮らしは厳しさを増しており、生活向上につながる持続的な賃上げが必要な状況となっている。
2025年度の最低賃金の改定結果は、全国加重平均1,121円(前年度1,055円)となり、全ての都道府県で1,000円を超えたことにより、「誰もが時間額1,000円」を達成したが、物価上昇に対応し、「誰もが健康で文化的な生活ができ、労働力を再生産し社会的体裁を保持するために最低限必要な水準」とするためには、さらなる引上げが求められる。
また、最低賃金は都道府県ごとに時間額が異なることにより、大都市圏を抱える都道府県と、それ以外の都道府県との地域間格差が生じている。一例を示すと、「東京都:1,226円」、「大阪府:1,177円」、「福岡県:1,057円」、「大分県:1,035円」という実態である。このことは、大都市圏に労働力を流出させ、その結果、地方の人口と経済市場規模が縮小し、中小企業・小規模事業者の事業継続と発展に対して、厳しさに拍車をかける一因になっているとも言われている。
一方で、事業主を支援する雇用関係助成制度である業務改善助成金やキャリアアップ助成金は、申請条件が厳しく、支援が最も必要な事業者ほど利用しづらいという課題があり、最低賃金の上昇と物価の上昇に負けない賃上げを持続可能なものとするためには、①申請手続きの大幅な簡素化、②設備投資要件などの撤廃・緩和、③実効性の高い直接的な支援の拡充などが不可欠である。
よって、国及び政府においては、大分県内の労働力確保と地域経済の維持・発展に向けて、最低賃金の引上げと中小企業・小規模事業者支援のさらなる拡充のため、以下の施策を講じるよう強く求める。
記
1.経済の好循環に向けては、人への投資が不可欠であることから、継続的な最低賃金の引上げにより経済の自律的成長を実現すること。
2.設定する最低賃金は、総合指数に見合った水準とすることはもちろんのこと、県内での労働力確保につながる地域間格差の是正を図ること。
3.最低賃金を引き上げる環境を整備するため、中小企業・小規模事業者への影響の検証、各種支援制度の継続と実効ある対策を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和8年6月26日
大分市議会
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○議長(田島寛信) お諮りいたします。
本案は、会議規則第38条第3項の規定により、提案理由説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、提案理由説明及び委員会付託を省略することに決定をいたしました。
これより本案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 討論なしと認めます。
これより採決いたします。
意見書案第1号及び第2号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決定いたしました。
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◎日程第4 議員派遣の件
○議長(田島寛信) 次に参ります。
日程第4、議員派遣の件を議題といたします。
配付いたしておりますように、議員派遣の申出がありました。
お諮りいたします。
議員から申出のとおり、議員派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。
よって、そのように決定をいたしました。
なお、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に委任していただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。
よって、そのように決定をいたしました。
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◎日程第5 閉会中各委員会の継続審査及び調査について
○議長(田島寛信) 次に参ります。
日程第5、閉会中各委員会の継続審査及び調査に関する件を議題といたします。
各常任委員会、議会運営委員会並びに各特別委員会の継続審査及び調査については、それぞれの委員長から、会議規則第104条の規定により一覧表のとおり申出がありました。
お諮りいたします。
各委員長の申出のとおり、それぞれ閉会中継続審査及び調査することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。よって、申出のとおり、閉会中継続審査及び調査することに決定いたしました。
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閉会中における委員会の継続審査及び調査事件
総務常任委員会
1.市政の総合企画について
2.市税、その他財務について
3.職員の定数及び勤務条件について
4.市政の広聴広報及び統計について
5.出納及び財産管理について
6.自治振興及び消費、物価対策について
7.消防、防災について
8.国民健康保険及び国民年金について
9.文化行政及び国際交流について
10.男女共同参画及びスポーツ振興について
11.人権行政について
12.その他他の委員会に属さない事項
厚生常任委員会
1.社会福祉について
2.保健予防、環境衛生及び食品衛生について
3.介護保険について
4.子ども・子育て支援について
文教常任委員会
1.学校教育について
2.学校体育及び健康教育について
3.社会教育について
4.芸術文化の振興及び文化財保護について
5.教育財産について
建設常任委員会
1.都市計画及び公園の整備管理について
2.道路橋梁について
3.河川について
4.住宅及び建築について
5.上下水道について
経済環境常任委員会
1.農林水産業について
2.商工業及び観光について
3.公設地方卸売市場について
4.環境対策について
5.清掃について
議会運営委員会
1.議会の運営に関する事項について
2.議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について
3.議長の諮問に関する事項について
子ども育成・若者活躍推進特別委員会
1.子どもに関する基本的な計画及び施策並びに若者の活躍推進に関する基本的な計画及び施策に関する調査について
まちづくり推進特別委員会
1.市域全体の活性化推進及び交通体系・公共交通に関する調査について
観光振興対策特別委員会
1.観光振興のための計画及び施策に関する調査について
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◎程第6 会議録署名議員の指名
○議長(田島寛信) 次に参ります。
日程第6、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、
16番 衛藤延洋 議員
35番 堀 嘉徳 議員
以上2名を指名いたします。
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○議長(田島寛信) 以上で今期定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
お諮りいたします。
今期定例会はこれをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田島寛信) 御異議なしと認めます。よって、令和8年第2回定例会はこれをもって閉会いたします。
午前11時5分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する
令和8年6月26日
大分市議会 議 長 田 島 寛 信
署名議員 衛 藤 延 洋
署名議員 堀 嘉 徳