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文教常任委員会

2026年6月24日(水)

📋 やさしい要約

詳しく

2026年6月24日の文教常任委員会では、教育委員会から13件の報告を受けました。8月18日に4年ぶりの「こども市議会」を開くこと、教職員の時間外勤務が前年度より減少したこと、小学5年生のピロリ菌検査の結果、馬場古墳の市登録文化財への登録などが報告され、議案の採決はありませんでした。

✅ 決定事項

・こども市議会(8月18日開催)や働き方改革推進プラン2030、小学5年生ピロリ菌検査の結果など13件の報告が行われました ・馬場古墳が大分市登録文化財(登録史跡)に登録されたことが報告されました ・柞原太鼓の保存団体に6団体を追加し、名称を「八幡太鼓保存会連合」に変更したことが報告されました ・閉会中も継続して審査・調査ができるよう議長に申し入れることが決まりました

👥 出席議員

📝 詳細議事録

文教常任委員会記録

1.開催日時

令和8年6月24日(水)午前9時58分開議~午前11時20分散会

2.場所

第3委員会室

3.出席委員

委員長 甲斐 高之 副委員長 大石 祥一

委 員 平本 泉 委 員 進 義和

委 員 藤田 敬治 委 員 岩崎 貴博

委 員 うつのみや 陽子 委 員 岩川 義枝

委 員 平田 友章

欠席委員

な し

4.説明員

粟井教育長

(教育部)

永野教育部長、野田教育部教育監、安東教育部次長兼文化財課長、

中山教育総務課長、安部学校教育課長、上野児童生徒支援課長、

谷脇学校施設課長、野崎体育保健課長、高橋人権教育推進課長、

若林社会教育課長、赤峰大分市教育センター所長、後藤美術振興課長、

宇都宮大分市美術館長、佐藤教育総務課参事、安東学校教育課参事、

小畑学校教育課参事、松尾児童生徒支援課参事、釘宮学校施設課参事、

〆野体育保健課参事、姫野体育保健課参事、福田人権教育推進課参事、

姫野社会教育課参事、塩地文化財課参事、片山大分市教育センター参事兼副所長、

松村大分市教育センター参事兼特別教育推進室室長、岩尾美術振興課参事、

野尻社会教育課参事補

5.事務局出席者

書記 中嶋 拳聖

6.審査案件等

【報告事項】

① 令和8年度大分市「こども市議会」の開催について

② 令和7年度教職員の時間外在校等時間の状況について

③ 大分市立学校における働き方改革推進プラン2030について

④ 賀来小中学校施設整備事業スケジュールについて

⑤ 明治小学校施設整備事業スケジュールについて

⑥ 大分市教育施設整備保全計画2026改訂について

⑦ 小学5年生ピロリ菌検査(胃がん対策)事業について

⑧ 大分市立小学校給食調理場調理等業務受託候補者の決定について

⑨ 「おおいたサイエンスパーク2026」について

⑩ 大分市指定文化財の保存団体の追加と名称変更について

⑪ 大分市登録文化財の登録について

⑫ アートプラザ指定管理予定者選定等委員会について

⑬ その他

会議の概要

令和8年6月24日

午前9時58分開議

○甲斐委員長

ただいまから文教常任委員会を開会いたします。

本日も傍聴者の方がおられるようですので、遵守事項を守り、傍聴するようお願いいたします。

本日は、常任委員会終了後、観光振興対策特別委員会の開催が予定されておりますので、関係する委員につきましては、出席方よろしくお願いいたします。

それでは、日程に従い、本日は執行部からの報告事項を受けます。

なお、円滑な委員会運営のため、執行部の起立は行わず、全て着座にて説明を受けることとしますので、御承知おきください。

まず、学校教育課から、令和8年度大分市こども市議会の開催についてお願いいたします。

○安部学校教育課長

報告事項1番の資料をお開きください。

それでは、説明の前に、昨日こども市議会につきまして、進委員から開始時刻の話がありましたが、私が午前10時からという説明をしました。実際、会そのものは午前10時から開きますが、子供たちが議員となり、執行部に対して質問、そして答弁を行う時間に関しましては午後1時からの開始になりますので、議員の皆様方には基本的には午後1時からの御参加をお願いすることになっておりますが、午前10時からの時間帯も御覧になりたいという方がいらっしゃいましたら、リハーサル、委嘱式等ございますので、都合がつけばその際はよろしくお願いします。

それでは、御説明いたします。

こども市議会が自分たちの暮らす地域のまちづくりや大分市政について理解と関心を深め、市民の一員としての主権者意識を高めることを目的とし、平成16年度から、市内全小中学校及び義務教育学校の代表児童生徒の参加により、開催している行事でございます。

本年度は、開催年度の間隔を4年に一度と改め、令和4年度に次ぐ5回目の開催となります。

国においては、平成27年の公職選挙法改正により、選挙権年齢が18歳以上へ引き下げられるとともに、平成29年公示の学習指導要領において、主権者教育の充実が図られてきております。また、令和4年には成年年齢が18歳へ引き下げられ、若者が社会の担い手として主体的に参画することへの期待が一層高まっております。

一方で、若年層の投票率の低迷などの課題も指摘されており、主権者としての資質、能力を育成する取組のさらなる充実が求められております。

このような中、本市といたしましては、こども市議会の開催を通して、子供たちに、自治とは何か、議会制民主主義を取り入れているのはなぜか、民主政治をよりよく運営していくためにはどのようなことが必要かということについて理解させたり、主権者として政治に参加することの意義について考えさせたりすることで、市民の一員としての自治意識の基礎を養いたいと考えているところであります。

令和4年8月の大分市こども市議会実施後に行ったアンケート調査におきましては、参加した児童生徒からは、「私たち小中学生は、これからの大分の未来をつくっていく大事な役割を持っていることを改めて実感しました。ふだん私たちが生活している中で当たり前にできていることは、たくさんの人たちの頑張りによって実現することを学ぶことができた」との声があり、子供たちが政治を身近なこととして考える機会となったことは、主権者教育の観点からも大きな成果と捉えております。

こども市議会におきましては、子供たちが議員となり、市長や各部局への質問を行い、それに対し市長や職員が答弁を行います。当日は、市議会議長・副議長、常任委員会委員長の方々にも参加をお願いしたいと考えております。

なお、文教常任委員会の委員の皆様方にも、後日改めて御案内をいたしますが、時間の都合がつけば、ぜひ参加をお願いしたいと思います。

また、議事の様子は、大分市ホームページにおいてインターネット配信し、各部局や学校において視聴できるように計画を立てております。

次に、当日の日程についてですが、まず、午前中に代表児童生徒を対象としたリハーサル並びに参加する全児童生徒を対象に、こども議員委嘱式及び事前研修会を行います。昼食後、本会議場にて開会行事を行います。開会行事では、市長、市議会議長に挨拶をいただいた後、来賓紹介、こども議員議長・副議長の紹介を経て本会議に入ります。

本会議は、議員席に座る児童生徒と傍聴席に座る児童生徒を半分ずつに分け、議事の前半、後半で交代する2部構成で実施をいたします。前半には、市長ほか6つの部局、途中交代休憩を挟み、後半に7つの部局がこども議員の質問に対し答弁を行います。

本会議終了後の閉会行事では、児童生徒の感想発表を行い、その後、全児童生徒に本日の振り返りを実施いたします。

最後に教育長による全体総括を経た後、散会となります。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問はありませんか。

○うつのみや委員

当日は、児童の皆さんが質問や提言を行うとのことですが、その準備として、学校内で質問づくりなどの活動を行っているのではないかと考えます。学校ごとに取組は異なると思いますが、幾つか具体的な事例を教えていただければと思います

○安部学校教育課長

委員がおっしゃるとおり、事前に各学校へ質問を考えていただくようお願いしています。小学校、中学校それぞれ1校につき1つの質問を作成していただき、その内容がすでにこちらへ届いており、現在、対応の確認や調整を進めているところです。

ある小学校では一人一人の人権を大切にする学校内の交流について、ほかにも子供たちの国際交流、安心・安全な通学路、福祉に関係する部分ではお年寄りに対するサービスについてなど、各部局の所管に応じた質問を考えている状況です。

○うつのみや委員

当日は代表の児童1名が参加することになると思いますが、せっかくの機会ですので、より多くの児童生徒が質問づくりに関われるようにしていただければと思います。既に取り組まれているとは思いますが、そのようにして、振り返りの機会も含めて実施していただくようお伝えしておきます。

○甲斐委員長

そのほかございませんか。

○進委員

確認したいのですが、前回の様子を見て非常に良い取組だと感じました。鋭い質問もあり、小学生・中学生の視点が生かされたすばらしい試みだと思っています。そのうえでお伺いしますが、参加している小学校の割合は全体としてどの程度でしょうか。全校から1校ずつ参加している形になっているのでしょうか。

○甲斐委員長

参加体制ですか。

○進委員

そうです。

○安部学校教育課長

当日の質問は14項目になりますが、その本会議場には全学校の児童生徒の代表者が参加します。

○進委員

大分市内全部の小中学校の代表が本会議場に集まるということですか。

○安部学校教育課長

小中学校、義務教育学校、全部です。

○進委員

分かりました。現状では4年に1回の実施となっているとのことですが、今回のように市内全体から参加していただけるのであれば、ぜひ頻度の見直しもご検討いただきたいと思います。具体的には、2年に1回程度の機会を与えていただけると、児童生徒が政治や選挙に関心を持つきっかけとなり、投票率向上など、さまざまな面でメリットがあると考えます。大変かと思いますが、御検討いただければと思います。

○甲斐委員長

要望でよろしいですか。

○進委員

要望です。

○甲斐委員長

質問は代表だけが行うが、全学校が質問を出しているということでよろしいですか。

○安部学校教育課長

全学校が質問を出しております。本会議場での質問は、14項目に絞っておりますが、そのほかの学校につきましても、その質問に対して答弁書をつくりまして、各学校に配布するという形で、全学校の質問に対して答弁する形としております。

○甲斐委員長

ほかにございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、次に、学校教育課から、令和7年度教職員の時間外在校等時間の状況についてお願いいたします。

○安部学校教育課長

報告事項、2番の資料を御覧ください。

資料の1枚目、1、大分市立学校における働き方改革推進計画第2次の評価指標を御覧ください。

本市教育委員会では、これまで大分市立学校における働き方改革推進計画第2次に基づき、教職員の一月当たりの時間外在校等時間が2から6か月平均で80時間を超える職員の割合について、令和元年度の実績値2.0%を基準とし、目標値をゼロ%と定め、働き方改革の推進に努めてまいりました。

主な取組といたしましては、従前の取組に加え、令和7年度は月4回以上の定時退勤日の設定、時間外在校等時間が連続して80時間を超えた教職員に係る報告書の提出、主に教頭が担っていた校舎の施錠業務の分担等を実施してまいりました。

その結果、令和7年度は平均で7名の教職員が該当し、生徒指導等における突発的な対応の影響もあり、割合は0.3%と、目標を達成することができませんでした。なお、該当者7名のうち6名は教頭であります。

また、生徒指導等に係る突発的な対応時間を除いた場合の実態を把握するため、80時間を超えた教頭が在籍する小学校1校、中学校1校、小中一貫教育校1校に調査を実施いたしました。

その結果、電話対応に月約10時間、関係者会議に約15時間、家庭訪問に約5時間を要し、これらで合計約30時間となることが分かりました。さらに、生徒指導事案が複数重なる場合には、50時間程度を要することも明らかとなりました。

これらの突発的な生徒指導等にかかる時間を差し引くと、実質的な勤務時間は40から50時間程度であることが確認されました。

このことから、時間外在校等時間の増加には、突発的な生徒指導対応に占める割合が大きいと考えております。

こうした状況を踏まえ、令和8年度には、スクールサポートスタッフの業務内容の追加、業務量管理、健康確保措置の学校運営協議会における承認等に取り組んでいるところでございます。

それでは、資料の2枚目、4、時間外在校等時間の平均時間を御覧ください。

令和6年度と令和7年度の大分市立学校の時間外在校等時間の月ごとの平均時間を掲載しております。

青色で示している月は、前年度と比較して、時間外在校等時間が減少した月であります。教職員の時間外在校等時間は年々減少しており、令和7年度につきましては、令和6年度と比較して、平均で1時間52分減少した結果となっております。

これまでの課題といたしましては、教職員の中でも、特に教頭の時間外在校等時間が多いという実感がありましたが、令和7年度につきましては、教頭の時間外在校等時間は平均で3時間56分減少した結果となっております。

以上のように、時間外在校等時間の縮減に一定の効果があったものと考えております。

資料の3枚目、6、今後の取組についてを御覧ください。

今後につきましては、昨年度3月に策定をいたしました大分市立学校における働き方改革推進プラン2030に基づき、3つの基本方針の基、11の取組を推進してまいります。

なお、詳細につきましては、この後の報告事項3の中で説明をさせていただきます。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問はありませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

次に、学校教育課から、大分市立学校における働き方改革推進プラン2030についてお願いいたします。

○安部学校教育課長

報告事項3番の資料をお開きください。

令和8年3月の教育委員会において、大分市立学校における働き方改革推進プラン2030を策定し、その後4月に文教常任委員会の皆様へ配付をさせていただいた本プランにつきまして、改めてその概要を御説明いたします。

本プランにつきましては、令和7年9月の本委員会において、プラン策定に係る検討体制やスケジュール案、並びに全教職員に実施した大分市立学校における働き方改革に関するアンケート結果について御説明をいたしました。

また、12月の本委員会において、基本方針や基本方針の実現に向けた11項目の取組、教職員の心身の健康確保等を踏まえた評価指標などの骨子案について御説明をいたしました。

その後、教育委員会や総合教育会議における御意見を踏まえ、内容の充実を図り、取りまとめたものでございます。

本日は、プランの中の第3章、本プランにおける基本的な考え方についての御説明をいたします。

ページ飛びますが、22ページを御覧ください。

基本理念につきましては、学校における働き方改革を総がかりで推進することにより、教育の質の維持・向上を図るとし、その実現に向けた基本方針を、教職員の意識向上、業務改善の推進、地域との協働と定めております。

23ページを御覧ください。

計画の推進に向けた取組につきましては、3つの基本方針の達成と、文部科学省が示す学校と教師の業務の3分類を考慮し、11項目の取組を定めております。11項目の取組につきましては後ほど御説明をいたします。

24ページを御覧ください。

評価指標につきましては、長時間勤務の是正や教職員のワーク・ライフ・バランスや働きがい、心身の健康確保等を考慮し、次の5つの評価指標を定めております。

1年間の時間外在校等時間が360時間を超える教職員の割合、一月当たりの時間外在校等時間の平均時間、子供と向き合うための時間を確保するために業務改善を行った教職員の割合、学校が地域と連携して子供たちの教育活動を支えていると感じる保護者の割合、集団分析結果、ストレスチェックにおける総合健康リスク値が120を超える学校数としております。

25ページを御覧ください。

基本方針の1、教職員の意識向上。

(1)勤務時間の適切な管理による働き方改革の深化の主な取組。白丸1つ目、教職員出退勤管理システムによる適正な勤務時間管理につきましては、出退勤管理システムによる適正な勤務時間の管理を徹底するとともに、自宅等に持ち帰る、いわゆる業務の持ち帰りの管理も行ってまいります。

(2)教職員研修の見直しと専門性の向上の主な取組。白丸の3つ目、大学との連携による教育実習等や若手教職員に対するOJTにつきましては、教育委員会や総合教育会議での意見を踏まえ、主な取組に位置づけ、実践的な人材育成の強化を図ることといたしました。

(3)教頭の負担軽減に向けた働き方改革の推進の主な取組、白丸の2つ目、学校施錠業務の在り方の検討につきましては、教頭の時間外在校等時間が全体平均よりも大幅に多い状況を踏まえ、これまで主に教頭が担っていた校舎の施錠業務について見直しを行っております。具体的には、2階以上の施錠を担任等が担当するなど、業務を分担し、負担軽減を図る取組を進めてまいります。

27ページをお開きください。

基本方針2の業務改善の推進。

(5)スクールサポートスタッフ等による業務支援体制の充実の主な取組。白丸2つ目、スクールサポートスタッフ等に係る財源確保につきましては、スクールサポートスタッフの配置による効果が85.8%と非常に高い数値となっていることから、本年度より新たな業務として、採点業務やノートの丸つけなどの補助業務を追加しております。

(6)DXの推進による業務の効率化の主な取組。白丸3つ目、学校へのチラシ配布の電子化の検討につきましては、従来の紙媒体での配布から、電子媒体での周知・案内に変更することを検討しております。現在、年間約250件の配布依頼、配布枚数が約100万枚でございますので、電子化を進めることで、学校の負担軽減や紙資源の利用削減にもつながるものと考えております。

29ページを御覧ください。

基本方針3の地域との協働。

(8)学校運営協議会と地域協働による安全・安心な学校づくりの主な取組。白丸1つ目、業務量管理、健康確保措置の策定支援につきましては、学校ごとに定める学校運営の基本方針や学校経営計画表に働き方改革に関する指標や取組等を盛り込み、学校運営協議会での承認を得ることで、学校と地域が協働した学校づくりを進めてまいります。

(11)保護者や地域等からの過剰な苦情や不当な要求等への対応につきましては、過剰な苦情や不当な要求等への対応は教職員の心身に大きな負担を与えることから、大分市職員の安心対応マニュアルや他市のガイドライン等を参考に、仮称教職員向け保護者対応ガイドラインを作成予定としております。これにより、学校現場で適切に対応できる体制の整備を進めてまいります。

本プランの周知につきましては、市ホームページの掲載に加え、全学校へのデータ送付を行うとともに、今年度4月1日に開催されました校長会において、小中学校及び義務教育学校の校長並びに学校支援センター所長全員が出席する中、直接説明を行っております。

併せて、教職員が日常的に使用するタブレット端末からも閲覧可能とし、全教職員への確実な共有を図っているところでございます。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問はありませんか。

○岩崎委員

働き方改革については、何度も申し上げていますように、クラスサイズを小さくして、教職員が一人一人の子供に向き合える時間をしっかり確保していくこと、ここが本丸だと思っています。

その上で、いろいろされていることについて私たちも理解をしているところなんですけれども、まず、1点目の質問が、保護者や地域等からの過剰な苦情などへの対応について伺いたいと思います。

プランの中で、過剰な苦情や不当な要求等の、学校では対応が困難な事案への対応については、学校や教職員を守り、教職員が教育活動に専念できる体制の整備を進めますという表現にとどまっています。今年、東京都で保護者対応のガイドラインができましたが、そのことについては御存じでしょうか。まずそれをお聞きしたいと思います。

○甲斐委員長

関連してございますか。

〔「なし」の声〕

○安部学校教育課長

東京都が策定したガイドラインにつきましては、承知いたしております。

○岩崎委員

具体的には、保護者との対応が1回、原則30分や、複数人対応、事前通知による録音、一定回数以上の悪質事案は市教育委員会やスクールロイヤーへ直ちに完全引継ぎといった、現場の教員を物理的、法的に守る具体的なガイドラインとなっております。

このようなガイドライン策定について、本市は検討をしているのかどうか伺いたいと思います。

○安部学校教育課長

ガイドラインにつきましては、東京都の内容を参考にはしますが、対応時間の設定など、具体的な運用方法まで踏み込んだ検討は現時点では行っておりません。

基本的には、本市が策定している安全対応マニュアルや、他都市のマニュアルを参考にしつつ、本市独自のガイドラインとして取りまとめる予定です。

そのため、東京都のガイドラインをそのまま使うことは、今のところ考えておりません。

○岩崎委員

要望です。教員の8割以上が保護者対応に深刻な不安を抱えているというものが出ておりますので、私は早急に検討すべきではないかと考えています。

もちろん、東京都の仕組みをそのまま導入するべきだという立場ではありませんし、それはまた別の問題になると思います。

しかし、現場の負担を確実に、そしてできるだけ早急に減らしていくという認識に立っていただくように強く要望させていただきたいと思います。

○甲斐委員長

少し説明があれば、お願いします。

○安部学校教育課長

このガイドラインにつきましては、先日、総合教育会議の中でも委員の皆様から御意見をいただいたところです。現状に即し、先生方をはじめ学校の教職員をしっかり守ることができるガイドラインを策定すべきという御意見がありましたので、ガイドラインの中身につきましては、これからしっかりと検討してまいりたいと考えております。

○甲斐委員長

総合教育会議でも話題にして、そこでもこのガイドラインを作成予定と先ほどおっしゃいましたけど、取り組んでいるという認識でよろしいですか。

○安部学校教育課長

はい。

○甲斐委員長

この件でほかに質問は、ございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、私から、1つ目が、管理業務の施錠のことですが、前回の委員会のときにも指摘しましたが、管理業務という言葉の意味や今までの取組の中で、拡大解釈が生じないようにしていただきたいと思います。先ほど2階以上の施錠を担任等が担当するという説明がありましたが、学校によっては教頭先生が一度確認した後にフックなどを掛け、そこを通れば必ず確認できるようにするなど、見える化によって業務を分担していると聞いています。もう自分たちでしなくてもみんながするみたいなことにならないように、こうした工夫をしている学校の取組をぜひ紹介していただきたい。

2つ目がスクールサポートスタッフのことで、業務拡大の説明がありましたが、そもそも一昨年から働き方の見直しにより、学校規模によって勤務時間が減った方もいらっしゃいます。一方で業務は広げようとしているのに、勤務時間は減っているという状況があり、整合性が取れていないのではないかと感じています。

ぜひ、現場の実態をしっかり把握した上で、取組が確実に進められるように対応していただければと思います。以上2点、要望としてお願いします。

○甲斐委員長

そのほかございませんか

○岩崎委員

もう1点お願いします。令和8年度から、持ち帰り残業について校長の事前承認制を導入することが明記されています。事前申請による管理は教育分野以外のさまざまな業種でも行われていますが、実際には報告せずに帰宅し、いわゆるヤミ残業の問題がでてくると考えられます。

そのため、民間企業では、パソコンの起動ログと申請時間を自動で突合するような取組が進んでいます。また、両者にずれが生じた場合には管理職の責任を問う仕組みとセットで議論されることが一般的です。

今回の取組については、いわゆるヤミ残業を具体的に防いでいく取組とセットで議論されているのか、それとも、申請してくださいということで現場に言っているだけなのか、その辺の状況を教えていただければと思います。

○安部学校教育課長

これまで、持ち帰り業務に関しては時間外在校等時間には含めない扱いとなっていました。そのため、平均30時間を超えない状況ではあったものの、実際には持ち帰り業務が常態化しているということもありましたので、今年度からは持ち帰り業務についても教職員自身がしっかり把握し、校長が承認する仕組みを導入しています。特に、これまでも個人情報を持ち帰る場合には事前の手続が必要でしたが、それだけにかかわらず、持ち帰り業務を減らしていくという意識を全員で高めるための仕組みになっています。

これにつきましては、システム上で何か入力する形があるわけではなく、あくまで記録という形になります。そのため、教職員が持ち帰り業務を行う際には、しっかりと記録するという意識を持っていただくことが基本になります。それ以外の声かけという部分では、実態を細かく把握しきれていない面があるかもしれません。しかし、今年度から持ち帰り業務について全員が意識して取り組むようにした結果、これまでは平日で平均44.9分、休日で56分の持ち帰り業務がありましたが、現状は平均24分となっています。そういった意識の部分でしっかりと取組ができていると考えております。

○岩崎委員

記録するという点では一歩前進なのかなと思いますが、やはりシステムの導入と同時に議論を進めていただきたいということを要望させていただきたいと思います。

○甲斐委員長

そのほかございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、次に、学校施設課から、賀来小中学校施設整備事業スケジュールについてお願いいたします。

○谷脇学校施設課長

報告事項4番の資料を御覧ください。

まず1の全体スケジュールについてですが、建設工事は22か月の工期となり、令和8年10月から令和10年7月となっております。引っ越し作業等を夏休みにおいて実施し、令和10年9月以降の校舎の供用開始を目指してまいります。

次に、(2)の工事発注のスケジュールについてですが、先般6月2日に建設工事の入札公告を行っており、7月2日に開札し、受注者を決定する予定です。その後、9月の議会において、工事請負契約の締結について議案を提出させていただく予定としております。

引き続き関係機関との連携上、整備を進めてまいりたいと考えております。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問はありませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、次に、同じく学校施設課から、明治小学校施設整備事業スケジュールについてお願いいたします。

○谷脇学校施設課長

報告事項5番の資料を御覧ください。

まず、(1)の全体スケジュールについてですが、建設工事は22か月の工期となり、令和8年10月から令和10年7月となっており、引っ越し作業等を夏休みにおいて実施し、令和10年9月以降の校舎の供用開始を目指してまいります。

(2)の工事発注のスケジュールについてですが、こちらも6月2日に入札公告を行っており、7月2日に開札、受注者を決定する予定となっております。その後、9月の議会において、工事請負契約の締結についての議案を提出させていただく予定です。

こちらに関しましても、引き続き関係機関と連携の上、施設整備を進めてまいりたいと考えております。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問はありませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

引き続き学校施設課から、大分市教育施設整備保全計画2026改訂についてお願いいたします。

○谷脇学校施設課長

報告事項6番の資料を御覧ください。

本計画書案につきましては、さきの令和8年6月定例会において御説明し、御承認いただいているところでございますが、その後、4月1日から4月30日までの間、パブリックコメントを実施いたしましたので、その御報告をいたします。

その結果につきましては、防犯カメラなどの施設の整備や施設の営繕等に関する意見など、7名の方から8件の御意見をいただきましたが、本計画に直接関係する内容ではなかったことから、今回いただいたパブリックコメントを踏まえた保全計画の変更はございません。

なお、御意見に対する本市の考え方は記載のとおりで、これらの御意見については今後の整備の参考とさせていただきます。

以上によりまして、本計画案は、さきの定例会で御承認いただいた案でありますファイル名、報告事項6、補足資料の保全計画2026案にお示ししておりますとおり改訂させていただきます。

なお、追ってホームページにて公開するとともに、委員の皆様には冊子を御提供させていただきたいと考えております。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問はありませんか。

○岩崎委員

一般質問において、斉藤議員が雨漏りのことについて調査をと質問しておりましたが、実際どうですか。もし調査していれば、1校だけの問題なのか、それとも全市的な問題なのか、教えていただければと思います。

○谷脇学校施設課長

雨漏りに関しては学校を通じて調査しました。今回御質問いただいた点につきましては、これから調査ができればと考えています。

○岩崎委員

これまで市に報告が上がってきていると思いますが、その中にはなかったということですか。

○甲斐委員長

その該当するところの雨漏り等の報告が、これまでなかったのかということですか。

○岩崎委員

全市的にです。

○谷脇学校施設課長

幾つか把握しているところはありますが、斉藤議員がおっしゃった学校と合致しているのかは確認ができておりません。

○岩崎委員

全体として言えますが、トイレの洋式化に関して1,000万円を超える寄附がありました。それは単に洋式か和式かという問題ではなくて、その寄附を行った市民の方が、トイレが暗いなど、施設整備そのものに対して誰かに言われたからやっている、市は対応が遅いという思いを表明したものだと思います。今回の雨漏りの件についても同じですが、大規模改修の国のスキームに沿って進められていることは承知していますが、それでも対応が遅いと感じています。政治的な決断をしっかり行い、大規模改修を待たずとも、子供たちの教育環境の整備は進めるべきだと考えます。特に雨漏りについては、体育館に水がたまれば転倒の危険もあり、緊急に対応すべき問題です。したがって、施設整備の議論の中でこの点を強く申し上げたいと思いますし、早急な対応を要望いたします。

○甲斐委員長

それでは、その点については、斉藤議員がおっしゃった学校も含めて、後ほど確認していただければと思います。一般論として、昨年までに行った雨漏り対策について、具体的にどのような対応を行ったのか、昨年、一昨年の事例で結構ですので、かなりの数の雨漏りの報告が上がり、それぞれ対応されたと聞いておりますので、一般的な対応事例等があれば補足説明してください。

○谷脇学校施設課長

基本的に雨漏りに関しては随時、報告が上がってくることがありますので適宜、対応しているところであります。

○甲斐委員長

ほかにございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、次に、体育保健課から、小学5年生ピロリ菌検査、胃がん対策事業についてお願いいたします。

○野崎体育保健課長

報告事項7番の資料をお開きください。

本事業は、胃がんや胃炎等の原因の一つであるピロリ菌の検査を、大分市立学校の小学5年生を対象に実施し、検査及び除菌治療までの継続的なフォローアップを行うことで、将来的な胃がん等のリスク軽減につながること、また、がん教育を併せて実施することにより、がんの正しい知識について理解を深め、がん予防の意識を高めることの2つを目的に実施しております。

令和6年度から本事業を開始し、令和7年度は、中段にございますような流れで実施いたしました。

まずは、7月から11月にかけて、学校のすこやか検診の日程に合わせ、パンフレットや動画による事前説明や希望調査を実施し、その希望者を対象に1次検査であるピロリ菌抗体検査を含むすこやか検診を各学校で実施しております。

ピロリ菌の1次検査結果は、学校を通じて家庭へお知らせし、陽性だった児童の家庭に対しては2次検査の申込み案内をいたしました。

2次検査ではウェブフォームから申込みが可能となっており、申込みのあった家庭には、1月にピロリ菌便中抗原検査キットを送付し、検査を行っております。

2次検査の陽性者には、結果の説明リーフレットを配布するとともに、フォローアップ動画の視聴や相談会について案内し、不安等の解消に努めたところでございます。

次に、3、結果でございますが、大分市立学校の小学5年生のうち、令和6年度は82.6%、令和7年度は81.1%の児童に、ピロリ菌1次検査を実施しております。

1次検査では、令和6年度は抗体が3.0以上を陽性とし、陽性者は643名、受検者の17.7%でございました。令和7年度は、前年度の結果を踏まえ、抗体価10.0以上を陽性とし、陽性者は230名、受検者の7%でございました。

右側の2次検査結果の表を御覧ください。

2次検査では、令和6年度は517名が受検し、陽性者は27名でございました。令和7年度は148名が受検し、陽性者は17名でございました。

2次検査が陽性だった児童の家庭には、フォローアップ動画の視聴と相談会についての御案内をいたしました。

フォローアップ相談会では、大分大学のピロリ菌の専門委員による説明と、心配な点についてのフォローを行うとともに、中学校卒業後の受診を勧めたところでございます。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問はありませんか。

○うつのみや委員

結果のところで、抗体価、令和6年は3以上が陽性としていたのが、10に変わっています。それは、医学的な見地から変更になったのですか。

○野崎体育保健課長

令和6年度は初めての事業実施ということで、小児のピロリ菌抗体価の全国的な基準がなかったため、他都市の状況等を参考にするとともに、ピロリ菌専門家と協議して、3.0以上としております。

今年度は昨年度の結果を専門家の先生方に検証していただき、その結果、抗体価10.0以上を陽性とすることといたしました。

なお、令和6年度の結果において、抗体価3以上10未満の児童で2次検査が陽性となった方はいませんでした。

○甲斐委員長

ほかにございませんか。

○平本委員

フォローアップ相談会を開催されてますけど、陽性者の中でこのフォローアップ相談会に来られた方はどれぐらいいますか。

○野崎体育保健課長

令和6年度にフォローアップ相談会に来たのは1名、令和7年度は4名でございました。参加者が少なかった理由としまして、フォローアップ動画がかなり出来の良いものということで、フォローアップ動画を見て、あえてフォローアップ相談会には来なかった方もいると考えております。

○甲斐委員長

ほかにございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、次に、体育保健課から、大分市立小学校給食調理等業務受託候補者の決定についてお願いいたします。

○野崎体育保健課長

報告事項8番の資料をお開きください。

現在、市立小学校の22校で給食調理業務の民間委託を実施しておりますが、このうち、大道小学校などの3校の委託契約期間が、令和8年7月31日をもって満了いたします。

契約満了を迎える3校の調理業務について、令和8年5月29日に開催された大分市学校給食調理等業務受託候補者選定委員会での審査及び選定結果を踏まえ、資料にありますとおり、受託候補者を決定いたしましたので御報告いたします。

今回決定した3社は全て、契約更新対象の各小学校で現在の給食調理等業務を受託している事業者でございます。

履行期間につきましては、令和8年8月1日から令和11年7月31日までの3年間となっております。

今後につきましては、各受託候補者と速やかに契約締結した後、現場の栄養教諭等との業務の打合せ等を行い、9月1日から始まる2学期の給食に向けて準備を行ってまいります。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問ありませんか。

○進委員

この3社は、大分市内の業者ですか。

○野崎体育保健課長

大分市外の業者となります。

○進委員

それでは、小学校22校のうち、大分市内の業者がどのぐらいあり、大分市外の業者がどのぐらいあるのかを教えてください。

○野崎体育保健課長

今現在、22校で調理業務の委託をしておりますが、全て市外に本社がある業者となっております。

○進委員

入札には大分市内の業者は何社ぐらいありますか。

○野崎体育保健課長

今回、入札には大分市内の業者は来ておりません。ただ、令和4年度まで大分市の業者がプロポーザルに参加はしておりました。

○進委員

こういった業務をできる業者がそもそも少ない、あるいは存在しないという解釈でいいですか。令和4年度までは、入札への参加があったが、それ以降はないということは、給食業務の委託を受けられる業者が現在はないという解釈でいいですか。

○野崎体育保健課長

令和4年度に参加した業者は、セントラルキッチン方式に移行し、給食調理業務を撤退したというような業者になります。恐らく、大分市内にそういう給食調理業務を請け負うような業者はないと思われます。

○進委員

そこについても1回調査いただいて、本当に業者が存在しないのかどうかを確認していただきたいと思います。事実、大分市内には調理業務や飲食業務を行う事業者が多数あるはずですので、そうした事業者を育成していくことも含めて考えてください。簡単に委託できるものではないことはわかりますが、委託業者がすべて市外という現状は、あまりにも残念です。要望として、ぜひ市内業者の可能性も含めて調査研究をしていただければと思います。

○甲斐委員長

少し確認ですが、業者は市外、雇用は市内など雇用の状況を教えてください。

○野崎体育保健課長

雇用は地元の雇用になっております。

○岩崎委員

要望ですが、公募に当たっての条件、仕様書があると思いますので、それを後日頂ければと思います。

○甲斐委員長

仕様書ですね。それは可能ですか。

○野崎体育保健課長

はい。

○甲斐委員長

ほかにございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、次に、社会教育課から、大分サイエンスパーク2026についてお願いいたします。

○若林社会教育課長

報告事項9番の資料をお開きください。

はじめに目的でございます。本事業は、本市における科学体験施設設置の可能性を研究する取組の一環として、市民が科学に親しむきっかけづくりを目的に、小・中学校の夏休み期間に科学体験イベントを実施し、科学への興味・関心や機運醸成を図るものでございます。

開催日時は8月22日土曜日及び23日日曜日の2日間、10時から16時までとしております。

会場は、昨年度開催いたしました荷揚BASEに新たにアートプラザを加えて開催いたします。

催事詳細につきましては、本市を拠点に活動する企業、団体のほか、大分大学や大分工業高等専門学校、市内高等学校等の教育機関の皆様と様々な連携を図りながら準備を進めているところであり、今年度は昨年度を上回る科学体験ブースの出展を予定しております。

参考でございますが、昨年度は2日間で5,361人の皆様に御来場いただいたところでございます。

今回、新たな取組として、最先端技術を搭載した無人走行放水ロボットの展示をいたします。

さらに、昨年に引き続き大分県高等学校ロボット競技大会を荷揚BASE1階のコモンスペースにおいて同時開催いたします。本年度は、22日に公開練習、23日に競技大会が行われます。

加えて、荷揚リンクスクエアでは、食のマルシェを同時開催するなど、イベント全体のにぎわいを創出してまいります。

2ページ目を御覧ください。会場図を掲載しております。

当日はスタンプラリーを実施し、荷揚BASEを中心に各会場をめぐりながら体験ブースを楽しんでいただき、子供たちが科学の楽しさや魅力を体感するとともに、将来の職業や進路について考える機会を提供してまいりたいと考えております。

次のページから広報チラシとなります。

最後のページに出展一覧を掲載しております。こちらに記載のとおり、大学・高等学校・企業・団体などが、それぞれの専門性や特色を生かした体験ブースを数多く出展し、子供たちが実際に見て、触れて、体験しながら科学の楽しさを実感できる内容となっております。

今年度は昨年度より規模を拡大して開催することとしておりますので、多くの皆様に御来場いただけるよう、積極的な広報・周知に努めてまいりたいと考えております。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対して質問はありませんか。

○うつのみや委員

昨年度も5,361人と結構多くの方に来ていただいております。駐車場は2か所ということですが、駐車場近辺の車の混雑などは大丈夫だったのでしょうか。

○野尻社会教育課参事補

昨年度、駐車場のスペースは十分に確保しており、一時、立体駐車場が満車にはなりましたが、大きな混雑や皆様の御迷惑になるようなことはございませんでした。

○平田委員

私も昨年行かせていただいて、すごく大盛況で、見る隙間がないぐらいでした。このロボット競技大会も面白かったですが、ただ、上からもうちょっと見れるような感じだったら、もっと盛り上がっていいと思いました。また、今回、場所がアートプラザなども増えたから、そういうのを考えながらお客さんにも楽しんでいただけるようなつくりをぜひ考えていただけたらと思います。

○甲斐委員長

ブースの工夫ということですね。何かその点でありましたら。

○若林社会教育課長

昨年度、多くの方々に御来場いただき、盛り上がりをみせた一方、非常に会場内は混雑したとお聞きしています。

今回はその課題を踏まえまして、案内看板や人員の配置など、しっかり工夫しながら、皆さんがより楽しんでいただけるような方法で運営してまいりたいと考えています。

○甲斐委員長

ほかにございませんか。

○岩川委員

昨年行けなくてすごく残念でした。今年は行こうと思います。5,300人以上ということで、子供の御参加も多かったと思うので、体調不良や何か怪我、パニックを起こしたなどの救急関連に関して情報があれば教えてください。

○甲斐委員長

昨年の状況ということですか。

○岩川委員

はい。

○若林社会教育課長

昨年度は2日間開催して、体調不良が1名いらっしゃったとお聞きしております。

今年度、会場内に看護スペースを設けて、夏の暑い時期でもあることから、熱中症対策等含めてしっかり対応してまいりたいと考えております。

○進委員

昨年も少し様子を見せていただきましたが、事前予約のところが非常に多く、当日になって行きたいと思った子供が参加できないケースがかなりあったように見受けられました。

そのため、事前予約が必要な場合には、もっと早い段階から広報されるようにぜひお願いしたいと思います。要望でお願いいたします。

○甲斐委員長

チラシにも書いてありますか。

○若林社会教育課長

今回、17の科学体験ブースを事前募集とさせていただいており、広報には力を入れたいと考えております。新たにユーチューブ動画やインスタグラムなどSNS等を活用して、広く周知して募集したい思います。

抽選に漏れた方については、当日参加の科学体験ブースも数多く用意しておりますので、その点についてもしっかりと周知してまいりたいと考えております。

○大石副委員長

私も昨年、実務で参加させていただきましたが、事前公募については、どのブースが既に埋まっているのか、どこに余裕があるのかを表示してあげるといいと思います。

実際、私のブースでも、余裕がある時間帯は事前募集ではなく空いているのでどうぞと受け入れていました。大学や企業の皆さんに、各ブースに余裕がある場合は当日参加を受け入れるような運用をお願いできれば、もっと楽しくやれるのではないかと思います。

○若林社会教育課長

募集の状況や当日来場者の状況を踏まえ、科学体験ブースを運営する企業、団体、高校、大学の皆さんとしっかりと情報を共有しながら、柔軟に対応をしてまいりたいと考えております。

○甲斐委員長

ほかにございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、次に、文化財課から、大分市指定文化財の保存団体の追加と名称変更についてお願いいたします。

○安東教育部次長兼文化財課長

報告事項10番の資料をお開きください。

大分市指定無形民俗文化財柞原太鼓の保存団体の追加と名称変更につきましては、本年3月27日に開催いたしました大分市教育委員会において適当であるとする決定をいたしましたので、その内容を御報告いたします。

資料の1枚目を御覧ください。こちらは、実際の調査状況の写真を掲載しております。

柞原太鼓は、毎年9月に開催される柞原八幡宮の放生会、通称浜の市の祭礼において奉納される、本市を代表する打奏芸能でございます。その起源は中世まで遡る歴史を有しており、昭和54年に、当時の主要な伝承地域であった上八幡地区の柞原太鼓保存会が最初の保存団体として指定されました。

写真にございますように、太鼓は3基の神輿と渡御に随行いたします。出発前に行われる神殿横でのウチコミに始まり、古い御幸道や祓川沿いの県道を通って仮宮へと向かう神幸行列の後ろを、太鼓を演奏しながら厳かに、また、活気をもたらしながら続いてまいります。そして、到着した仮宮において、各保存団体が柞原太鼓のハネと呼ばれる奏法を演奏し、奉納いたします。

資料の2枚目を御覧ください。

大正時代には周辺の15におよぶ団体によってこの奉納が行われてまいりましたが、時代の変遷とともに数は減少を続け、現在は最初に指定を受けた柞原太鼓保存会のほか、上白木、金谷迫、東八幡、大山、中原、大久保の計7団体がそれぞれの地域で伝統の灯を守り続けております。

一覧表の1、柞原太鼓保存会においては、市の伝統芸能伝承師をはじめとする熟練の打ち手により、伝統奏法が厳格に継承されております。

しかしながら、最初の指定から47年が経過する中で、少子高齢化の進展に伴う担い手不足は深刻さを増しております。これまでは単一の地区による保存体制で維持してまいりましたが、この貴重な文化財を将来にわたって確実に継承していくためには、現在の体制のままでは極めて困難な状況に直面しております。

そこで、このたびの保存団体の追加におきましては、これまで長年にわたり活動を共にしてきた周辺の6地区、一覧表の2から7の保存会を、新たに指定団体に加えることで、保存体制の広域化と将来に向けた基盤強化を図ろうとするものでございます。

また、これに併せまして、全体の名称を八幡太鼓保存会連合へと変更いたします。組織を包括的な連合体へと再編することで、各地区の連携をさらに深め、技術の相互研鑽を促すとともに、柞原太鼓全体の伝承基盤をより確固たるものにできると、大分市文化財保護審議会からも高い評価をいただいたところでございます。

以上のことから、保存団体の追加並びに名称変更につきまして決定を行ったところでございます。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対し質問はありませんか。

○進委員

大変いいことだと思います。ただ、私は地元でありながら全く話が届いておらず、その点は残念に感じています。ほかの保存会の方から少し情報を聞いた程度でした。

そこで伺いたいのですが、柞原太鼓保存会の皆さんは、名称を変更することについてどのような意見を持っていたのでしょうか。また、2番から7番の保存会の皆さんを含め、名称を決める過程でどのような議論が行われたのか経緯を教えていただければと思います。

○塩地文化財課参事

この保存団体の追加に当たりまして、地元の各保存会の方々がお集まりになって、総会を重ねられてます。この伝統芸能をどのようにつなげていくかということで話し合って、この保存団体の追加と、追加をするに当たって一つの名前をつくろうということで、名称変更の案を私ども事務局にいただいたという経緯がございます。

その結果、文化財保護審議会に諮りまして、今回は決定することができましたが、その決定後につきましては、各保存団体、今回追加をした2から7の各団体の方々に、それぞれ御案内というか、通知という形で、文書でお知らせをしたところでございます。

○進委員

伝統文化継承がこのようになったということなので、1から7の団体と大分市の貴重な文化財でございますので大切にしていくようにと、あと、それぞれが違う音色などになっていると思いますので、個々に調査研究しながら、それを保存していくように要望します。

○甲斐委員長

確認ですが、登録に当たって、保存会連合という名称に変更したけれど、1から7の保存会それぞれの個別の名称は残っているという認識でよろしいですか。

○安東教育部次長兼文化財課長

個別の団体名はそのまま、構成団体という形で残っております。指定文化財の保存団体という本市に登録する項目がありますが、そこにはこの八幡太鼓保存会連合という形で登録をされています。内訳については、そういった構成団体があるという形になると思います。

○甲斐委員長

ほかにございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

次に、同じく文化財課から、大分市登録文化財の登録についてお願いいたします。

○安東教育部次長兼文化財課長

報告事項11番の資料をお開きください。

本年3月27日に開催いたしました大分市教育委員会において、新たに馬場古墳を大分市登録文化財として登録することが決定いたしましたので、御報告いたします。

馬場古墳は、大分市坂ノ市から佐賀関に通じる国道197号の北側、細地区と馬場地区の境界に位置する丘陵の東端に築造された前方後円墳でございます。

資料の2枚目を御覧ください。

本古墳は、昭和42年に測量調査が行われ、全長約60m、後円部径約30m、高さ4m余りの規模を有することが確認されておりました。さらに、昨年12月の現地調査におきまして、古墳を築造する際に地形を改変した痕跡や墳丘の盛土、さらには葺石の列など、遺構が極めて良好な状態で現存していることが改めて判明しました。

本古墳は、およそ1600年前の築造と推定され、海に面した立地条件を併せ考えますと、古墳時代の海部地域を代表する首長墳の一つであり、本市の古墳時代を解明する上で学術的価値が極めて高いものであると大分市文化財保護審議会から評価をいただきましたことから、馬場古墳を大分市登録史跡として登録することになったところでございます。

なお、今回の登録によりまして、国指定及び登録等の文化財は65件、県指定等の文化財は77件、市指定及び登録等の文化財は89件となり、大分市内の指定及び登録等を含めた文化財の総数は、重複する文化財を除いて229件となっています。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対し質問はありませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

それでは、次は美術振興課から、アートプラザ指定管理予定者選定等委員会についてお願いいたします。

○後藤美術振興課長

フォルダ内の報告事項12の資料を御覧ください。

アートプラザ指定管理予定者選定等委員会について御報告いたします。

アートプラザは指定管理者制度により、現在、代表構成員の株式会社コンベンションリンケージ、構成員の株式会社メンテナンスから成るアートプラザ共同事業体が運営しておりますが、本年度末をもって契約が終了いたしますことから、来年度以降の指定管理者を選定する手続に入ろうとするものでございます。

指定管理の期間は令和9年度から3年間を予定し、選定委員はお手元の資料のとおりでございます。

第1回選定等委員会を7月28日に予定しており、以後、資料に示しておりますスケジュールに沿って進めてまいりたいと考えております。

○甲斐委員長

ただいまの報告に対し質問はありませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

次に、その他です。執行部からその他としてありませんか。

○後藤美術振興課長

報告事項その他、特別展「国宝リボーン 高精細複製画が綴る、美の夢」のチラシを御覧ください。

7月17日金曜日から9月23日水曜日まで開催いたします本特別展は、海外に流出した曾我蕭白や葛飾北斎などの作品や、展示機会が極端に少ない伊藤若冲や菱川師宣などの日本美術の国宝の数々が、風合いや質感まで忠実に再現された高精細複製画として生まれ変わり、ガラスケースのない展示や映像コンテンツとともに圧倒的な臨場感で御覧いただける内容となっております。

また、資料はございませんが、コレクション展につきましては、7月8日水曜日から9月13日日曜日までの間、サマー企画「アート・ワンダーランド2026 のぞいてみよう!~日本の絵の世界~」を開催いたします。

本展は、夏休み期間中の子供たちに、美術館の収蔵品をより身近に感じてもらうことを目的として開催しており、今回は、日本の絵の特性や材料、描き方や表装などを分かりやすく紹介します。

また、いろいろな工作を楽しむ夏の子供講座等も予定しておりますので、今年の夏も、多くの方に市美術館を楽しんでいただきたいと考えております。

なお、委員の皆様には、国宝リボーン特別展の招待状を机上にお配りさせていただいておりますますので、ぜひお越しいただければと存じます。

○甲斐委員長

執行部からほかにございませんか。

〔「ありません」の声〕

○甲斐委員長

それでは、委員の皆さんから、そのほかとして何かありませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

私から1点お聞きしたいと思います。

学校現場から、現在使用している公務用携帯が数年後になくなるという話を聞いて、非常に不安の声が上がっているとお聞きしました。もし数年後に廃止されるのであれば、非常に役立っているだけにどういうことになっているのか心配しているという声を聞きました。

そこで、現在の状況等の説明をお願いいたします。

○谷脇学校施設課長

公用携帯に関わる取扱いについてですが、現在、教職員等に貸与している端末は、当初は学校における緊急時の安全性の向上を図ることを目的に利用されておりましたが、その後、利用の状況が変化していることから、本事業の見直しが必要となっております。

こうしたことから、現在の契約期間満了となる令和10年8月を機に一旦、本事業は廃止いたしたいと考えています。

○甲斐委員長

令和10年8月で一旦、現在の公用携帯は廃止するということですが、教育現場では様々な形で、保護者対応を含めて子供たちへの対応に使われています。

今、公務用携帯が担っている役割は学校の中で多岐にわたると思いますが、その点について、市教育委員会としてどのように把握されているのか、お聞かせください。

○安部学校教育課長

公用携帯につきましては、学校現場の中で、様々な形で使われている状況がございます。

例えば、不登校の児童生徒や特別支援学級に在籍している児童生徒の保護者に連絡をする際、職員室の固定電話が3回線しかないということから、折り返しの電話があってもなかなか使用できないことがあるため、公用携帯でやり取りをしているということもございます。

また、児童生徒が教室から飛び出し、校内や、また校外に出た際に、管理職等に対応を求めることがあるということで、また、見つかった場合にも、すぐに電話やメールで対応している職員に状況を伝えるということもあると聞いております。

さらには、授業中や休み時間に児童生徒がけがをして動けない場合とか、突然嘔吐したとかいったときには養護教諭に連絡をするという場合もあります。

あとは、特に、金曜日に、至急保護者に連絡をしたいというようなことが、そういった事案が起こった際に、連絡をしますが、なかなか連絡がつかずに、勤務時間外になっても連絡が取れないというような状況の中で、どうしても公用携帯を持ち帰って、土日のうちに、要するに連絡が土日の間にできないとなると保護者の方が心配するとか、内容によっては事が重大化してしまうということもありますので、土日に対応することがあります。

あとは、児童生徒が登校しておらず、担任が保護者に連絡をしても連絡が取れないときに、教頭、教務などが家庭訪問しますが、訪問した際に家の状況であったりとか、そのときのことを早急に報告できます。

さらには、緊急を要する場合で、児童生徒がけいれん発作を起こして意識を失った状態で、救急車を要請した際に、倒れている現場から救急隊員に状況・様子を伝えたりとか、あと緊急隊員のほうから指示を仰いだり、様々な形で使われている現状があると聞いております。

○甲斐委員長

かなり重要な役割があります。

前提として、個人が持っている携帯番号を保護者には教えていないということですか。

○安部学校教育課長

私用携帯で保護者とやり取りをするということはないようにしております。私用携帯で電話をしますと、保護者の中には、時間に関係なく連絡をされる方もいらっしゃいまして、教職員に負担がかかりますので、基本的には学校の固定電話もしくは公用携帯からの連絡になります。

○甲斐委員長

関連でほかにございませんか。

○うつのみや委員

委員長から、この公用携帯が廃止になるのではないかということで教職員の方から不安の声が上がっているとおっしゃっていただきました。それだけではなくて、この公用携帯に対して現場の声、先生方がどういった声を上げておられるのか、それを把握していれば教えてください。

それからもう1点、当初は緊急時用に使用するためにということでしたが、御説明をいただいた中で、本当に重要な役割を担っているのだと改めて知ることができました。その活用実態が分かるようなデータ等があればお示しいただきたいです。すぐには無理であれば、次回の委員会まででも結構ですので、お示しいただきたいと考えます。

○甲斐委員長

後段のほうはまたでよろしいですか。前段のほうで把握している分で何かありましたら、お願いします。

○安部学校教育課長

まず、現場の声としては、昨年度も校長会長等の現場から声が上がっていると直接、耳にしたことがあります。

また、我々も先ほどのような現場の実態があると聞いています。幾つか、現状を把握するために確認をしたということがございますが、実質、全職員に例えばアンケートを取ったとかいうようなことはございません。現状としてそういった活用実態がある中で、公用携帯につきまして、どういった形で、今後使用していくような形が必要なのかについては、もう少し聞き取りをしたいと考えております。

○うつのみや委員

では、その聞き取りの結果も含めて、また教えていただければと思います。

○甲斐委員長

関連でございませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

進行形のようですので、また、データの活用実態のこともありましたので、また今後ということで話題にしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは、ほかの委員、ありませんか。

〔「なし」の声〕

○甲斐委員長

以上で、全ての案件の審査を終了しました。

なお、会議規則第104条の規定により、委員会の継続審査及び調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」の声〕

○甲斐委員長

そのように決定いたします。

それでは、明日25日木曜日は、大分金子スイミングスクールわさだ校の管内視察を行います。

議会棟を午前10時20分に出発する予定です。放送がありましたら、議会棟玄関前にお集まりください。

それでは、本日は散会いたします。お疲れさまでした。

午前11時20分散会

出典:大分市議会会議録検索システム「会議録閲覧」より ↗