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経済環境常任委員会

2026年3月23日(月)

📋 やさしい要約

詳しく

2026年3月23日、大分市議会の経済環境常任委員会が環境部の議案を審査し、令和8年度一般会計予算(衛生費など)と令和7年度補正予算の2議案をすべて承認しました。新しいごみ処理施設の名称が「みどりの森環境センター」に決まったことや、リチウム電池など小型充電式電池の回収拠点を20か所に増やすこと、米良川の有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)調査の結果などが報告されました。

✅ 決定事項

・議第1号「令和8年度大分市一般会計予算」(環境部所管分)が承認されました ・議第12号「令和7年度大分市一般会計補正予算(第7号)」(環境部所管分)が承認されました ・新環境センターの名称が「みどりの森環境センター」に決定したことが報告されました ・JX金属製錬佐賀関製錬所の公害防止に関する細目協定の一部改正、小型充電式電池等の回収拡充、家庭ごみ有料化制度の検証などの報告が行われました

📑 審議された議案(2件)

  • 議第1号令和8年度大分市一般会計予算(環境部所管分:衛生費)承認

    ごみ処理や地球温暖化対策、脱炭素先行地域づくりなど、環境部が担当する令和8年度の予算案。

  • 環境部が担当する令和7年度予算のうち、年度内に執行しきれない事業の繰越しなどを行うための補正予算案。

👥 出席議員

📝 詳細議事録

経済環境常任委員会記録

1.開催日時

令和8年3月23日(月)午前9時58分開議~午前11時21分散会

2.場所

第5委員会室

3.出席委員

委員長 高橋 弘巳 副委員長 橋本 敬広

委 員 田島 寛信 委 員 秦野 恭義

委 員 高松 大樹 委 員 スカルリーパー・エイジ

委 員 日小田 良二 委 員 吉川 直樹

欠席委員

な し

4.説明員

(環境部)

山口環境部長、後藤環境部次長、加藤環境部次長兼清掃業務課長、

野崎環境対策課長、足立ごみ減量推進課長、高屋廃棄物対策課長、

伊地知清掃施設課長、田島環境対策課参事、西田環境対策課参事、

利光環境対策課参事、井原ごみ減量推進課参事、槇島ごみ減量推進課参事、

河野廃棄物対策課参事、甲斐清掃施設課参事、中川清掃施設課参事、

高崎清掃業務課参事

5.事務局出席者

書記 九鬼 莉穂

6.審査案件等

(環境部)

【予算議案】

議第1号 令和8年度大分市一般会計予算 〔承認〕

第1条 歳入歳出予算

歳出 第4款 衛生費(保健衛生総務費、子ども医療助成費、

葬斎場費、保健所費、上水道費を除く

。)

第3条 債務負担行為 第3表中

・大分エコライフプラザ企画運営業務委託料(令和9年度分)

・大気常時監視測定機器保守点検業務委託料(令和9年度分)

・新環境センター上尾トンネル北交差点改良事業

・新環境センター塵芥車等リース料

・新環境センターショベルローダー購入費(令和9年度分)

・新環境センター灰資源化業務委託料

・新環境センターマテリアルリサイクル推進施設維持管理事業

・剪定枝等リサイクル事業に伴う現場作業・運搬業務委託料(

令和9年度分)

・大洲園処理場外自家用電気工作物保安管理業務委託料(令和

9年度分)

・大洲園処理場脱水汚泥運搬業務委託料(令和9年度分)

・可燃物・不燃物収集運搬業務委託料

・佐賀関地区一般廃棄物収集運搬業務委託料

・野津原地区一般廃棄物収集運搬業務委託料

・犬猫等の死体収集運搬業務委託料

・し尿収集車両購入費(令和9年度分)

・資源ごみ収集運搬業務委託料

・ごみ収集車両購入費(令和9年度分)

議第12号 令和7年度大分市一般会計補正予算(第7号) 〔承認〕

第1条 歳入歳出予算の補正

歳出 第4款 衛生費

第3条 繰越明許費の補正 第3表中

1追加 第4款 衛生費

【報告事項】

① JX金属製錬株式会社佐賀関製錬所に係る公害防止に関する細目協定の一部改

正について

② 小型充電式電池等の回収について

③ 家庭ごみ有料化制度の検証について

④ 大分市産業廃棄物適正処理指導計画(案)について

⑤ 新環境センター整備事業について(名称決定・進捗状況)

⑥ その他

会議の概要

令和8年3月23日

午前9時58分開議

○高橋委員長

ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。

それでは、審査に入る前に、委員会運営について2点確認をしておきます。

初めに、自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるかなどについては、委員会において決定したいと思います。議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くし合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いします。

次に、反問権についてです。委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案に対し、必要となる予算の組替えなどの数値的なものや、統計的な事項についての反問は原則としてその対象となりませんので、よろしくお願いします。

まず、審査日程についてお諮りいたします。御覧の日程案のとおり行ってまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」の声〕

○高橋委員長

それでは、この日程に従い審査を進めてまいりますので、よろしくお願いします。

ここで山口環境部長から発言を求められておりますので、許可いたします。

○山口環境部長

審査前の貴重なお時間をいただき、環境部を代表いたしまして御挨拶させていただきます。高橋委員長、橋本副委員長をはじめ、委員の皆様方には平素から環境行政の推進に格別の御指導、御高配を賜っておりますことに、厚くお礼を申し上げます。

さて、本日提案させていただいております案件につきましては、予算議案2件、報告事項5件です。詳細につきましては担当課長から説明いたしますので、慎重御審査の上、御決定を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

○高橋委員長

それでは、審査に入ります。

審査日程に従いまして環境部の審査を行います。

なお、円滑な委員会運営のため、執行部の起立は行わず、全て着座にて説明を受けることとしますので、御承知おきください。

それでは、予算議案の審査をいたします。

予算議案の審査の際には、昨年の決算審査特別委員会における事務事業評価結果、要望事項等、出された意見に対する予算編成への反映状況について執行部に説明を求めますので、よろしくお願いします。

委員の皆さんには、執行部から提案があった令和7年度事務事業評価結果に対する対応状況等をタブレットに閲覧できるようにしております。なお、参考までに、昨年の決算審査特別委員会の要望事項も閲覧できるようにしておりますので、併せて御確認ください。

それでは最初に、予算議案の議第1号、令和8年度大分市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出第4款衛生費のうち、環境部所管分の審査を行います。

執行部の説明を求めます。

○野崎環境対策課長

〔説明書②234ページ~ 第4款衛生費のうち環境部所管分について説明〕

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質疑はありませんか。

○吉川委員

241ページの地球温暖化対策推進事業についてです。大分市民を対象として補助やポイント還元を行う事業と認識しており、申請者の情報、購入実績等のデータが必然的に発生するものだと思っているのですが、このデータに関して、事業終了後の帰属先や保管のルールなどを現時点で定めていますか。

○野崎環境対策課長

今後、煮詰めていく予定です。

○吉川委員

要望としては、市がデータを保有や管理できる形式をとっていただきたいです。昨年度もこの事業はありましたが、仮に次年度も実施する場合は、事業の改善にも生かせますし、継続されなかった場合でも、政策効果の実証や、誰がどの店で買ったなどのデータを活用できると思います。システム業者の中にデータをとどめると、データ提供が別途有償対応になることなどが結構多いと思うので、そうならないように仕様等に組み込むことを要望します。

○高橋委員長

要望ということでよろしいでしょうか。

○吉川委員

はい。

○高橋委員長

そのほかにありますか。

○吉川委員

もう一点、243ページの脱炭素先行地域づくり事業について、実際にこの事業によりどれほどの二酸化炭素の排出削減を見込んでいるかを教えてください。

○野崎環境対策課長

最終的には、2030年度にエリア内で二酸化炭素排出を実質ゼロとすることを目指していくのですが、市域の二酸化炭素の排出量で言えば、数%の状況にはなります。

○吉川委員

そうだと思っています。代表質問に対する市長答弁でも進捗を述べられましたが、特に、特定事業所の削減割合も進んでいないですし、具体的な数値を挙げて答弁いただいたのは分かるのですが、2030年度までに本当にできるのかはやや懐疑的なところなので、具体的なロードマップがあれば示してほしいのですけど、答弁のとおりですよね。そうであれば、もう少しギアを上げるなり何なり、具体的な策を示してほしいと思います。これも要望です。

○高橋委員長

要望ということですね。

○吉川委員

はい。

○高橋委員長

そのほかにありますか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

ないようですので、質疑はこれで終結いたします。

討論はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

討論はないようですので、これで終結いたします。

それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」の声〕

○高橋委員長

本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。

次に、第3条債務負担行為、第3表中のうち環境部所管分の審査を行います。

執行部の説明を求めます。

○野崎環境対策課長

〔説明書②520ページ~ 債務負担行為について説明〕

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質疑はありませんか。

○吉川委員

新環境センターに関する業務委託は、時間を要するので令和8年度に契約をするということですが、10月1日稼働なのにそんなに時間が必要でしょうか。4月1日からの稼働ということであれば、前もって契約することはイメージが湧くのですが、半年も時間があるのに、今こうする必要があるのかが少し疑問です。

○伊地知清掃施設課長

通常なかなか出ないような車両になりますので、1年間ほど製作に日程を要することになっております。

○吉川委員

車両等に関しては、納期の確保は妥当だと思うのですが、例えば1089番の新環境センター灰資源化業務委託料などは、令和9年度予算に上げて、そこからでもいいのではないかと思ったのですけど、それでは時間的には足りないというお話なのでしょうか。4月1日開始はさすがにもう間に合わないので、前年から契約しておくことは理解できるのですけど、10月1日から始まるのに、債務負担行為を設定しないと駄目なのかと思ったのですが。

○伊地知清掃施設課長

10月から3月までは準備期間ということで、半年必要だというところで債務負担を設定させていただいております。

○吉川委員

令和8年度から準備が始まるということですか。令和9年10月から本格的に始まるのであれば、別にそんなに急がなくていいのではないかと思ったのですが、令和8年度中に予備運転というか、そういったことも始まるので、今上げておかないと間に合わないということでしょうか。

○伊地知清掃施設課長

仮稼働が令和9年5月ぐらいから始まりますので、その準備期間も含めてということです。

○吉川委員

そうなると、3月の当初予算だともう間に合わないので、令和8年度中に契約したいということですね。分かりました。

○高橋委員長

そのほかにありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

ないようですので、質疑はこれで終結いたします。

討論はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

ないようですので、討論はこれで終結いたします。

それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」の声〕

○高橋委員長

本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。

次に、議第12号、令和7年度大分市一般会計補正予算第7号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第4款衛生費の審査を行います。

執行部の説明を求めます。

○野崎環境対策課長

〔予算書④28ページ~ 第4款衛生費について説明〕

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質疑はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

ないようですので、質疑はこれで終結いたします。

次に、討論はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

ないようですので、討論はこれで終結いたします。

それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」の声〕

○高橋委員長

本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。

次に、第3条繰越明許費の補正、第3表中1追加、第4款衛生費について審査を行います。

執行部の説明を求めます。

○野崎環境対策課長

〔予算書④ 5ページ 繰越明許費の補正について説明〕

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質疑等はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

ないようですので、質疑はこれで終結いたします。

討論はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

ないようですので、討論はこれで終結いたします。

それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」の声〕

○高橋委員長

本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。

以上で、本委員会に付託された環境部所管分の審査は終了いたしました。

それでは、執行部から報告事項の申出がありましたので、説明を受けたいと思います。

まず、JX金属製錬株式会社佐賀関製錬所に係る公害防止に関する細目協定の一部改正について報告を受けます。

○野崎環境対策課長

まず、1.協定改正の背景を御覧ください。

本市は、県、JX金属製錬株式会社及び日本鋳銅株式会社の4者において、公害の防止に関する基本協定及び細目協定を締結しております。今般、No.3ガス化キルン炉を設置する計画が提出されたことに伴い、ばい煙発生施設の状況等に変更が生じることから、細目協定の大気汚染防止対策などについて改正を行うとともに、その他の事項についても所要の見直しを行うものです。なお、本改正案につきましては、2月20日の大分市環境審議会で御審議いただき、同審議会より答申を得たところです。

次に、2.銅製錬・リサイクル事業の概要ですが、下の図を御覧ください。

銅製錬は、左上の銅鉱石から製品までの左から右の流れになっており、佐賀関製錬所では、海外から輸入した銅精鉱を製錬することにより純度を高め、電気銅を製造しております。このような一連の銅製錬において、自溶炉などから発生する硫黄酸化物などの排ガスは、排ガス処理施設で処理し、大煙突から排出されており、排水中に含まれる重金属等は、排水処理施設で処理され、海域へ放流されています。

以上が銅製錬の流れになりますが、JX金属グループでは、銅製錬の原料である鉱石に代えて、リサイクル原料の比率を2040年までに50%に高めることを目指しており、小型家電等のリサイクル原料を利用するためには、製錬しやすい形に前処理するための回転炉であるキルン炉で焼却などを行う必要があります。

そのキルン炉を新設するに当たり、次のページの3.協定改正の主な内容、(1)ばい煙発生施設の窒素酸化物及びばいじんに係る協定値の見直しを御覧ください。

新設するNo.3ガス化キルン炉を表の一番下に赤字で記載しておりますが、新たに窒素酸化物及びばいじんの最大排出濃度などの協定値を規定しております。あわせて、既存の施設については協定値の引下げを行っており、硫黄酸化物、窒素酸化物及びばいじんの排出量の許容限度は、No.3ガス化キルン炉の設置後においても増加はございません。

次のページの(2)有害物質その他の大気汚染物質対策に係る協定値の見直しを御覧ください。

表の一番下のNo.3ガス化キルン炉では、新たにカドミウムなどの最大排出濃度を規定し、あわせて既存の施設についても見直しを行っております。

最後に、4.今後の予定ですが、No.3ガス化キルン炉の設置に係る工事は令和8年6月に着手し、令和9年9月に終了、使用開始は令和9年10月を予定しております。

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。

○吉川委員

後でも報告を受けますが、リチウムイオン電池の回収やキルン炉の活用の見込みなどについて、何か協議をしている状況なのでしょうか。

○野崎環境対策課長

特にそういった協議はしておりません。

○吉川委員

調べたところ、JX金属製錬株式会社も高効率で回収を進めていくとおっしゃっているので、後で言おうと思ったのですけど、結局、リチウムイオン電池などは再資源化がすごく難しくて、物すごいコストがかかるというところがおそらく課題だと思うので、可能であればこういうところで協議して、低コストで回収を進めることや、大分市のものを集めることなどの話ができたら面白いのではないかと思いました。

○高橋委員長

そのほかに質問はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

それでは次に、小型充電式電池等の回収について報告を受けます。

○足立ごみ減量推進課長

近年、廃棄物処理施設や収集運搬車両等において、リチウム蓄電池及びリチウム蓄電池を使用した製品に起因する火災事故等が頻繁に発生しています。令和5年度には、全国の市町村において8,543件発生しており、深刻な課題となっております。本市におきましても、昨年8月に福宗環境センターリサイクルプラザにおいて、リチウム蓄電池内蔵製品が不燃ごみに混入し、処理の過程で出火したと思われる火災も発生しており、火災事故等防止について喫緊の課題となっております。

まず、1の拠点回収の拡充についてですが、現在、市役所本庁舎をはじめ、各支所や地区公民館など市内14か所に回収ボックスを設置しておりますが、令和8年5月より、右の表の下段に記載している6か所の公共施設に新たに回収ボックスを設置し、合計20か所の拠点において、小型充電式電池等の回収を実施してまいります。また、回収ボックスの機能強化として、リチウム蓄電池を含む製品の発火事故防止のため、消火機能つき回収ボックスを設置します。事業費につきましては、適正処理、運搬業務委託費として495万円、その他消耗品費として82万3,000円、合計577万3,000円を計上しております。

次のページを御覧ください。

2の分別回収に係る実証事業についてです。こちらは、リチウム蓄電池等の分別・回収方法の基本的な考えを示した、令和7年4月15日付環境省通知、市町村におけるリチウム蓄電池等の適正処理に関する方針と対策についてにおいて、市町村の区域内で発生する家庭から排出される全てのリチウム蓄電池等の回収体制を構築することとされていることから、住民の利便性が高い分別収集と拠点回収の併用方式を実施した際の課題等を検証することを目的に実施するものです。実施期間につきましては、令和8年7月から8月を予定しております。

事業内容といたしましては、あらかじめ選定した対象地区のごみステーションに排出された小型充電式電池等を収集します。対象地区は6自治会程度とし、4週に1回、スプレー缶、蛍光管等の収集日に合わせて、各自治会で2回実施します。収集対象物は、リチウム蓄電池等の二次電池や、スマートフォン、モバイルバッテリー等のリチウム蓄電池使用小型家電とします。あわせて、収集した小型充電式電池等の組成調査や対象地区住民へのアンケート調査を実施します。

事業費は、適正処理、運搬業務委託費として60万円、その他消耗品費等の事務費として40万円、合計100万円を計上しております。

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質疑等はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

次に、家庭ごみ有料化制度の検証について報告を受けます。

○足立ごみ減量推進課長

家庭ごみ有料化制度は、ごみ減量とリサイクルの推進及び費用負担の公平性の確保を目的に平成26年11月に導入し、条例に基づき、3年ごとに制度の施行の状況や家庭ごみの発生状況等を勘案し、見直し等について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとしております。令和8年度は、家庭ごみ有料化制度の検証の年となります。これまで制度の継続の要否を含め、大分市清掃事業審議会の答申を受け、現在に至っております。

1の検証項目についてですが、①家庭ごみの排出量の推移、②対象となるごみの種類、③指定ごみ袋の種類と手数料、④手数料の収入とその使途、⑤負担軽減措置、⑥不法投棄、不適正排出、野外焼却の各対策についての6項目としております。

次に、2の検証方法についてですが、調査方法は3種類で、①は市内に居住する18歳以上で無作為に抽出した4,000人へのアンケートを郵送する市民意識調査、②は自治会長を対象としたアンケート、③は市ホームページ及び窓口でのアンケート調査を予定しております。調査内容は、家庭ごみ有料化制度の検証項目、4Rに対する取組、食品ロス削減に関する内容となっております。調査期間は令和8年4月1日から30日までとしております。

最後に、3のスケジュール案ですが、令和8年4月に各種アンケート調査を実施し、6月に大分市清掃事業審議会へ諮問、9月に議会への検証経過等について報告、10月に大分市清掃事業審議会から答申予定で、12月には議会へ有料化制度の検証結果を報告する予定としております。

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質疑等はありませんか。

○吉川委員

家庭ごみ有料化制度に関連し、廃棄物処理施設整備基金があると思うのですが、これは家庭ごみ有料化に伴う収入から事務費を差し引いた半分を計上すると認識しています。来年の10月に新環境センターが稼働するときには、今まで積み立てられたものが使われると認識をしているのですが、その後の使い道等については何か検討をしているのでしょうか。

○足立ごみ減量推進課長

新環境センターの稼働時に取り崩した以降の使途については現在未定です。今後、その辺りも含めて検討していきたいと考えております。

○吉川委員

ごみ事業はPFIによるものと聞いているので、基本的には定額でずっと進んでいくものと認識しています。大規模な出費のために積み立てるというのであれば理解はできるのですけど、PFIなので基本的には補修やメンテナンスも含めて、ずっと定額払いになっているという認識で間違いないか教えてください。

○足立ごみ減量推進課長

そのとおりです。

○吉川委員

この基金の在り方等についてきちんと審議していく必要があると思うので、よろしくお願いします。

○高橋委員長

そのほかにありませんか。

○吉川委員

資源プラスチックの再資源化に関するコストの圧縮について伺います。本市は、再資源化処理の多くを日本容器包装リサイクル協会を通じて行っていますが、この仕組みだと、協会への中間手数料、特にペットボトルにおいて大きな費用が生じています。協会を介さず、市が直接事業者と契約する割合を拡大すれば、コストの圧縮につながると思います。

協会を通じた処理と、事業者と直接契約をすることは、それぞれコストが違うと思うのですけど、どのように受け止めているか教えてください。

○足立ごみ減量推進課長

現在、多くの自治体が容器包装リサイクル法による唯一の指定法人である公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を通じて、再資源化処理を行っております。この日本容器包装リサイクル協会を通じて再商品化事業者へ引き渡すルートと、自治体独自で入札等により直接再商品化事業者と契約した場合のコストの比較というのは、現時点ではできておりませんけれども、吉川委員が言われるように、実際、全国を見たときには、日本容器包装リサイクル協会を通さず独自処理をしている自治体もあります。こうしたことからも、実施している他都市の状況の調査は進めていく中で、本市にとって効率的、効果的な方法について検討していきたいと考えております。

○吉川委員

まず検討から調査だと思うのですけど、コストの圧縮はいろいろな方法でできるので、ありきたりな事務処理をずっとするのではなく、結構な金額なので、工夫して自分たちでやってコストを圧縮できることを検討していただきたいと思います。

○高橋委員長

そのほかにありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

それでは、大分市産業廃棄物適正処置指導計画(案)について報告を受けます。

○高屋廃棄物対策課長

1の計画の策定についてを御覧ください。本指導計画につきましては、大分県の大分県廃棄物処理計画と整合を図りつつ、大分市総合計画や大分市環境基本計画の推進に向けた具体的な施策を示した個別計画と位置づけられ、実情に即した実効性のある計画とするため、定期的に現状の確認と改定を行っているところです。

計画の主な施策の柱ですが、柱①として排出抑制・循環利用の推進、柱②として廃棄物の適正処理の推進、柱③として持続可能な産業廃棄物処理体制の確保、柱④としてカーボンニュートラルに向けた取組の推進、柱⑤として主体間の連携の強化の5つの柱を掲げ、各種施策に取り組んでいくこととしております。

次に、2のこれまでの経過についてです。計画策定に当たり、指導計画策定委員会をこれまで、昨年8月、10月、今年の2月の計3回開催しました。委員会では様々な意見が出され、主な意見としましては、大分県廃棄物処理計画とのデータ等の整合性の確認、先ほど説明した各施策に対しての意見、計画の進捗把握の考え方などの意見をいただきました。本意見を踏まえ、計画案の検討を行ってまいりました。

次に、3のパブリックコメントの実施についてです。実施期間については、令和7年12月26日から令和8年1月25日の1か月間行いました。実施方法については、大分市ホームページ、市報で広報を行いました。実施場所については、本庁舎及び大分市内の各支所で意見の募集を行いました。本計画案に関する意見はございませんでした。

次に、4の今後のスケジュールについてですが、経済環境常任委員会で御報告後、第6次大分市産業廃棄物適正処理指導計画として策定予定です。策定後は、計画の冊子を机上に置かせていただきたいと思います。

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

それでは次に、新環境センター整備事業について報告を受けます。

○伊地知清掃施設課長

新環境センターの名称につきましては、6市の市民から公募し、外部の有識者から成る新環境センター名称選定委員会で選定を行うこととしておりましたが、今般、同委員会における選定が終了し、名称が決定しましたので、その経過から御説明いたします。

まず、第1回新環境センター名称選定委員会を昨年10月10日に新環境センター建設現場事務所で開催し、委員長の選出、名称選定に係る選定基準、スケジュール等について確認を行いました。

次に、名称募集を6市の市民を対象に11月1日から30日までの1か月間行った結果、応募総数が457件ございました。その中から事務局で応募資格の確認を行い、420件を審査対象としました。応募方法及び各市の応募状況は表のとおりです。そして、2月6日に開催した第2回新環境センター名称選定委員会において、名称の選定を行いました。

進め方としましては、420件の作品の中から事前に委員による予備選定を2度行い、最終選考を右の3点に絞った上で検討を行いました。そして、この3つの中から名称として、みどりの森環境センターが選ばれたところです。応募者からの名称の意味やつけた理由については、資料下段枠内のとおりです。このみどりの森環境センターという名称は、市民に長く親しまれ、施設の理念を象徴する非常に重要なものとなりますので、この名前にふさわしい施設となるよう、引き続き整備を進めてまいります。

次のページをお願いします。

続きまして、工事進捗に関する報告です。進捗率としましては、建築工事は35.7%、プラント設備工事については、エネルギー回収型廃棄物処理施設ほかは15.5%、マテリアルリサイクル推進施設は45%となっております。

写真①の全景を御覧いただきますと、右側からエネルギー回収型廃棄物処理施設、その隣のマテリアルリサイクル推進施設につきましては、引き続き建築工事、工場の処理設備、プラント設備工事を行っているところです。また、写真①の左半分ですが、今年から環境啓発施設と余熱利用施設の基礎工事が始まったところであり、全体の工事進捗については予定どおり順調に進んでいるところです。写真②はマテリアルリサイクル推進施設、写真③、④はエネルギー回収型廃棄物処理施設の現況です。

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

次に、その他です。

執行部からその他として何かありませんか。

○野崎環境対策課長

米良川におけるPFOS及びPFOAの追加調査について、御報告します。

1.調査経緯ですが、昨年9月の本委員会において報告したとおり、米良川においては、水環境に係る要監視項目である有機フッ素化合物PFOS及びPFOAの濃度が、指針値の50ナノグラムパーリットルを超過していたことから、発生源把握のため、米良川の上流と支流である米良谷川を追加調査しました。

2.調査結果ですが、ページ右側の地図にまとめておりますので御覧ください。赤字が指針値を超過していることを表しており、赤い四角で囲ったものが今回の追加調査の結果です。地図中央よりやや上に青字で米良谷川を示しておりますが、その下流で450ナノグラム、上流で480ナノグラムが検出されております。

地図の下を御覧ください。米良川上流①は、地図に表しているため池から流れる水であり、80ナノグラムが検出されております。米良川上流②は、①に隣接する箇所から流出してくるごく少量の水ですが、640ナノグラムが検出されております。この2種類の水が合流し、流下した地点が七曲谷川合流前地点ですが、ここでは270ナノグラムが検出されております。

ページ左の表を御覧ください。表中の片島Fから片島Ⅰは、木の元橋より下流域にある井戸の調査結果です。なお、井戸の位置については、個人所有の井戸であることから地図中に表示はしておりません。井戸のうち片島Ⅰが指針値を超過しておりますが、この井戸は米良川下流域の河川直近にあり、米良川の伏流水が井戸水になっていると推測されます。なお、飲用には使用されておりません。

最後に、3.今後の対応についてです。

(1)米良川上流については、右図中の写真①、②からの流入水が指針値を超過していたことから、さらに上流を調査する予定にしていました。しかしながら、先月まで雨が少なく採水できない状況でしたので、今後実施することとしております。

(2)米良谷川についてですが、追加調査の結果から、木の元橋より下流の指針値超過については、米良谷川の影響によるものと考えられます。また、米良谷川を流れる水は上流で湧出し、放流される水で占められることが現地調査で分かっており、この地下水にPFOS及びPFOAが高濃度で含まれていると推測されます。そこで上流域の土地所有者と協議を行ったところ、今後数か月かけて土地所有者が地下水の放流を止める予定となりました。この措置により、米良川の中流より下流においては、PFOS及びPFOA濃度が低減する見込みです。また、この地下水の汚染原因については、今後可能な範囲で調査を実施してまいります。

(3)指針値超過井戸、片島Ⅰについては、飲用利用がないことは確認済みですが、改めて飲用利用を行わないよう、井戸所有者に対して注意喚起を行っております。現在、超過井戸の周辺約500メートルの井戸の有無を確認し、井戸が確認された場合は追加調査を実施するとともに、次年度以降も継続的に監視を行ってまいります。なお、これらの調査結果は市のホームページで公表する予定です。

○高橋委員長

ただいま説明がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。

○エイジ委員

今までもいろいろな報告を受けていますが、基準の数値を大きく超えているということで、飲んでしまったり、ここにいる魚を食べてしまったりすることで、何らかの被害や体への影響が出るのではないかということについては、どのように捉えていますか。

○野崎環境対策課長

現在、国がPFOS及びPFOAについては、環境基準ではなく要監視項目ということで、50ナノグラムパーリットルという基準をあくまでも指針値として定めております。健康被害については、高い値の水を直接長年飲んでいる場合であれば健康被害も考えられるのですが、体重50キログラムの人が50ナノグラム以下の水を毎日2リットル、一生涯飲んだとしても、健康被害は現れないとの知見が現在のところあります。そのため、飲用利用は確実にしないでくださいと注意喚起を行っております。米良川周辺についても、井戸水を飲用利用しているというところはありませんでしたので、今後こちらのほうには注意喚起を行ってまいりたいと思っております。

○高橋委員長

執行部から、そのほかにありませんか。

〔「ありません」の声〕

○高橋委員長

委員の皆さんから、その他として何かありませんか。

○エイジ委員

佐賀関大規模火災後の残留物等の処理についてです。年度が替わるときに、改めて産業廃棄物等の処理業者を一般競争入札という形で募集して、廃棄物等の処理をしていくところですが、佐賀関地域の早期の復旧のためにも、早急に進めければならないです。そのスケジュール感が少し分かりにくいのですが、現在はどのようになっていますか。

○高屋廃棄物対策課長

4月からの瓦礫等の処理等をする事業者については、現在、入札の準備をしているところです。

スケジュールについては、現在は市道田中線沿いの場所から撤去作業を行っておりますが、4月1日からは全壊区域の西側の県道側から進入して公費解体を進めることとしております。11月末までに公費解体を全て完了とすることを目指しております。

○エイジ委員

もう一点、アスベストの問題があるというところで、業者の方から吸ってしまわないようかなり気遣いをされていると聞きます。私も1度視察に行かせていただきましたけど、そのときも防じんマスクは必ずつけてくださいということでした。そういった状況についての報告があまりないですが、市としてどう捉えていますか。

○野崎環境対策課長

アスベスト調査については、公費解体を実施している中で定期的に調査をしております。現在は0.1未満という値でしたので、体に影響はないレベルで、一般環境と同じようなレベルという調査結果でした。ホームページには調査結果をその都度公表しておりますので、皆さんにお知らせしていきたいと考えております。

○エイジ委員

それが正しければ、風評被害等につながらないように、また、住民の方もいらっしゃいますし、その辺りはしっかりと広報していただくよう要望しておきます。

○高橋委員長

そのほかにありませんか。

〔「なし」の声〕

○高橋委員長

それでは、以上で本日の予定は全て終了いたしました。

それではここで、この3月末で退職される方から挨拶の申入れがありましたので、お願いします。

〔退職者挨拶〕

〔委員長お礼の挨拶〕

○高橋委員長

明日24日火曜日は、午前9時30分から議会運営委員会が開催されますので、終了次第、開会します。開会案内の放送がありましたらお集まりください。

本日はこれにて散会いたします。

午前11時21分散会

出典:大分市議会会議録検索システム「会議録閲覧」より ↗