📋 やさしい要約
2026年3月24日、大分市議会の厚生常任委員会で子どもすこやか部関係の議案を審査し、2026年度の一般会計予算(子ども関連分)など予算2件と、こども誰でも通園制度や保育施設の基準に関する条例4件をすべて承認しました。条例4件には一部反対意見がありました。子育てサイトのリニューアルなどの報告も受けました。
✅ 決定事項
📑 審議された議案(6件)
- 議第1号令和8年度大分市一般会計予算(子どもすこやか部関係分)承認
令和8年度一般会計予算のうち、子どもすこやか部が担当する民生費(約388億円)・衛生費(子ども医療助成費など約23億円)・教育費(約3.4億円)と、医療的ケア児保育業務の委託などの債務負担行為。
ひとり親家庭などへの無利子の貸付事業にあてる令和8年度特別会計予算(約7,700万円)。
- 議第16号大分市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例の制定について承認(一部反対)
「こども誰でも通園制度」のうち、特定乳児等通園支援事業の利用手続や運営の基準を新たに条例で定めるもの。
満3歳以上限定の小規模保育事業の基準を新たに追加するなど、保育施設の運営基準条例を見直す改正。
満3歳以上限定の小規模保育事業の基準を追加する、家庭的保育事業の設備・運営基準条例の改正。
- 議第27号大分市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について承認(一部反対)
「こども誰でも通園制度」について、これまで分けていた乳児と幼児の利用定員の区分をなくすなどの条例改正。
👥 出席議員
📝 詳細議事録
厚生常任委員会記録
1.開催日時
令和8年3月24日(火)午前10時3分開議~午前11時48分散会
2.場所
第2委員会室
3.出席委員
委員長 板倉 永紀 副委員長 川邉 浩子
委 員 二宮 博 委 員 直野 里子
委 員 斉藤 由美子 委 員 成迫 研太
委 員 宮邉 和弘 委 員 堤 英貴
欠席委員
な し
4.説明員
(子どもすこやか部)
高橋子どもすこやか部長、長田子どもすこやか部審議監、
安達福祉事務所次長兼子育て支援課長、矢野子ども企画課長、
額賀保育・幼児教育課長、幸野子ども入園課長、田中子ども企画課参事、
那須子育て支援課参事、甲斐保育・幼児教育課参事、中村保育・幼児教育課参事、
明石子ども入園課参事、土師中央子ども家庭支援センター参事補
5.事務局出席者
書記 高橋 孝幸
6.審査案件等
【予算議案】
議第1号 令和8年度大分市一般会計予算 〔承認〕
第1条 歳入歳出予算
歳出 第3款 民生費のうち子どもすこやか部関係
第4款 衛生費のうち子ども医療助成費
第10款 教育費のうち子どもすこやか部関係
第3条 債務負担行為 第3表中
・医療的ケア児保育業務委託料(令和9年度分)
・医療的ケア児幼児教育業務委託料(令和9年度分)
議第6号 令和8年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算
〔承認〕
【一般議案】
議第16号 大分市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例の制定
について 〔承認(一部反対)〕
議第25号 大分市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準
を定める条例の一部改正について 〔承認(一部反対)〕
議第26号 大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一
部改正について 〔承認(一部反対)〕
議第27号 大分市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の
一部改正について 〔承認(一部反対)〕
【報告事項】
① 大分市子育て支援サイトnaanaのリニューアルについて
② 物価高対応子育て応援手当の支給について
③ 児童育成クラブでの昼食提供試行実施の中止について
④ こども誰でも通園制度について
⑤ 河原内保育所の令和8年度の休園について
⑥ その他
会議の概要
令和8年3月24日
午前10時3分開議
○板倉委員長
ただいまから厚生常任委員会を開会いたします。
審査日程に従い、子どもすこやか部の審査を行います。
なお、本日は常任委員会終了後、子ども育成・若者活躍推進特別委員会、観光振興対策特別委員会が開催予定でありますので、関係する委員につきましては出席方よろしくお願いします。
それでは、審査に入る前に、委員会運営について2点確認しておきます。
初めに自由討議についてです。委員の皆さんから要求がある場合、または委員長が必要と認める場合は、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については委員会において決定したいと思います。
議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議による議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査により一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。
次に反問権についてです。委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案に対し、必要となる予算の組替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は原則としてその対象となりませんのでよろしくお願いいたします。
ここで、高橋子どもすこやか部長から発言を求められておりますので、許可いたします。
○高橋子どもすこやか部長
板倉委員長、そして川邉副委員長はじめ、委員の皆様方には平素から、幼児教育・保育並びに児童福祉と子育て支援に係る施策の推進に格別の御支援、御指導、御高配を賜っておりますことに対しまして心からお礼を申し上げます。
本日、委員の皆様に御審査いただく事項は、予算議案2件、そして一般議案4件、報告事項5件でございます。
まず、予算議案につきましては、議第1号、令和8年度大分市一般会計予算の子どもすこやか部所管分のうち、第3款民生費につきましては約387億6,900万円、そして、第4款の衛生費につきましては約22億5,300万円、第10款の教育費につきましては約3億4,000万円、加えて、債務負担行為として、医療的ケア児保育業務委託料ほか1件の約2,300万円を計上いたしております。
また、議第6号、令和8年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算につきましては7,700万円を計上いたしております。
一般議案につきましては、議第16号、大分市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてのほか3件でございます。
報告事項につきましては、大分市子育て支援サイトnaanaのリニューアルについてのほか4件報告いたします。
詳細につきましては、後ほど担当課長から御説明申し上げます。慎重御審査の上、御決定賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。
○板倉委員長
それでは、審査日程に従いまして、子どもすこやか部の審査を行います。
最初に予算議案の審査を行います。
予算議案の審査の際には、昨年の決算審査特別委員会における事務事業評価結果、要望事項等、出された意見に対する予算編成の反映状況について執行部に説明を求めますので、よろしくお願いいたします。
それでは、議第1号、令和8年大分市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出、第3款民生費のうち、子どもすこやか部関係の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○矢野子ども企画課長
〔説明書② 176ページ~、第3款民生費のうち子どもすこやか部所管分について説明〕
○板倉委員長
ただいまの説明について、質疑等はありませんか。
○成迫委員
全体的な点として、2点確認させていただきたいことがあります。
1つ目は、予算の積算方法についてです。令和7年度の決算見込みを基に積算したのか、それとも伸び率などを加味して算出したのかを伺いたいと思います。事業ごとに考え方が異なる部分もあるかと思いますが、財政運営が厳しい中でも、必要な事業についてはしっかりと予算計上ができているのかを確認したいという趣旨です。
2つ目は、公共施設使用料の減免見直しの影響についてです。この見直しに伴い、何らかの事業で予算を増額し、支援を強化した例があるのかどうかをお聞きしたいと思います。
以上の2点について、説明をお願いいたします。
○矢野子ども企画課長
予算につきましては、当然ながら令和7年度決算の見込み、それから伸び率等は見込んだ上で計算をしております。ただ、多少余裕を持っていた部分とか、そういうところについては、実情に合わせた方向での減額等が今回入っているところではございます。
減免の関係の見直しは、特に今各課で聞いているものはございません。
○成迫委員
まず1点目ですが、予算については、令和7年度の決算見込みを踏まえつつ、必要な事業については補正が不要となるよう、できる限り適切に積算されているのかを確認したいという趣旨です。これまで補正で増額対応してきたような部分が、今回の当初予算で十分に見込まれているのかどうかをお伺いします。
次に2点目、公共施設使用料の減免見直しに関する影響についてです。例えば、児童育成クラブが体育館やグラウンドを利用する場合、減免の対象外となると、その分は利用者負担の増加につながるという理解でよいのかどうか、この点を確認したいと思います。
○矢野子ども企画課長
予算額については伸び率を見込んだ上で積算しており、現時点では必要な額を確保できていると考えています。ただし、伸び率は毎年予想を上回る場合もあるため、その際には補正予算が必要になる可能性があります。現段階では、必要なものとして適切に見込んでいる状況です。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
児童育成クラブの施設利用についてですが、現時点では減免の対象として取り扱う方向で、教育委員会とも確認を済ませています。現在、具体的な手続き方法について最終的な確認作業を進めているところですが、減免が適用されるため、利用者が使用料を負担することはないと確認しております。
○幸野子ども入園課長
私立保育施設の給付費についてですが、前回の委員会でも申し上げたとおり、人事院勧告による増額分などは、現時点では見込むことが難しいため、当初予算には反映しておりません。そのため、今後伸び率が想定を上回った場合には、補正予算が必要となる可能性があります。
○成迫委員
今回の質問は、内容そのものというより、確認の意図をお伝えするものになります。
まず、予算の見込みが十分でない場合、結果として補正予算を繰り返し計上せざるを得なくなります。必要な事業を実施することは当然大切ですが、補正が続くと、当初予定していた基金の積み増しができなくなるなど、大分市全体の財政運営に影響が出る可能性があります。
そのため、今回の予算がどの程度精度を持って積算されているのかを確認したい、という趣旨で質問させていただきました。特定の部局を問題視しているわけではなく、あくまで市全体の財政運営を踏まえた確認です。
また、児童育成クラブの施設利用については、減免の対象となるとのことで理解いたしました。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
○斉藤委員
今の質問と関連しますが、保育士の給与改善が5.3%という話があったかと思います。今回の予算は、それを見込んでいますか。
○幸野子ども入園課長
今年度に発生した人事院勧告分については、その増額分を来年度予算に見込んでいるところです。
○斉藤委員
子ども・子育て支援金についてですが、これはいつから開始されるのか、現時点ではまだ未定でしょうか。次年度からの実施になるのかもしれませんが、もし現段階で分からなければ、後ほどで構いません。
それから、先ほど説明があった219ページの5番、家庭支援推進保育事業についての確認です。これは小野鶴こばと保育所のみを対象としている事業なのでしょうか。また、その目的についても教えていただきたいと思います。
○額賀保育・幼児教育課長
御質問の家庭支援推進保育事業についてですが、現在は小野鶴こばと保育所に会計年度任用職員を1名配置しています。
この事業の目的は、支援が必要なお子さんが比較的多く在籍している園に加配職員を配置することで、保育の質を高め、必要な支援を十分に行える体制を整えることとしております。
○斉藤委員
ということは、支援が必要な子供が多ければ、ほかの園にも配分されるものということでいいですか。
○額賀保育・幼児教育課長
そのとおりでございます。
○斉藤委員
何人以上という基準はありますか。
○額賀保育・幼児教育課長
この事業には国の補助が入っています。具体的な補助基準については現在手元に数字がありませんが、支援が必要な児童数が一定の基準を超えた場合に、該当施設に対して補助金を充てる仕組みとなっています。
○斉藤委員
12月に運営継続支援臨時交付金が各園向けに示されたという話を伺っていますが、1月頃に支給されるという通知が届いているとのことについて、現時点で把握されている内容があれば教えていただきたいと思います。もし今すぐ分からなければ、後ほどで構いません。
○幸野子ども入園課長
後ほど説明させていただきます。
○斉藤委員
もう1点だけ確認させてください。
3歳児の職員配置基準について、2028年度までに基準が引き上げられることが決まったと聞いています。現在の、3歳児15人に保育士1人という基準について、大分市では現状どのような状況になっているのか教えてください。
○額賀保育・幼児教育課長
基準条例についてですが、3歳児の職員配置基準は、児童15人に対して保育士1人と定められており、昨年度に条例改正を行っています。ただし、国の基準省令に基づき、当分の間は経過措置として運用してきました。
しかし、今月になって国が経過措置の期限を、令和10年3月31日までと明確に示したため、本市としても今後、条例改正を行う予定です。
また、各園の実態について調査したところ、おおむね15対1の配置基準を満たしている状況であることを確認しています。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
○直野委員
子育て世帯訪問支援事業についてですが、ヘルパーの自宅訪問を拒まれるケースが多い点は承知しています。そこでお伺いしたいのは、まず訪問を断られた件数を把握しているのかという点です。
また、断られた方へのアプローチについては資料にも課題と記載されていますが、断られた後にどのような対応策を講じているのか、具体的な取組があれば教えていただきたいと思います。
○土師中央子ども家庭支援センター参事補
訪問支援の利用状況についてですが、実際に訪問すると、掃除をしてほしい、調理を手伝ってほしい、保護者が少し休みたいので子供のお世話をしてほしい、といった御家庭ごとのニーズに応じて支援を行っています。
訪問をお断りになる件数については、手元に数字がありませんので、後ほど回答いたします。
○直野委員
その後、具体的なアプローチについて何かされていますでしょうか。
○土師中央子ども家庭支援センター参事補
ヘルパーを利用したいと考えているご家庭ばかりですので、ヘルパーを断られたから終わりではなくて、私たち子ども家庭支援センターの職員などが定期的に家庭訪問等を行い、子供たちが元気に生活をしてるかどうか確認しております。
○直野委員
何度も行くということですか。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
補足ですが、訪問支援は頻度が多すぎると、かえって御家庭に負担感や拒否感を与えてしまうことがあります。そのため、訪問の間隔や回数については、状況を見ながらバランスを取りつつ調整し、無理のない形で支援を行うようにしています。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
○川邉副委員長
予算書181ページの6番、発達障がい児巡回専門員派遣事業についてですが、これは保育園に通う4歳児を対象に、発達障害の早期発見や相談支援を行う事業だと理解しています。
一方で、福祉保健部では新たに5歳児健診が始まる予定ですが、この巡回専門員による事業と5歳児健診との役割分担や位置づけの違いについて、どのように整理されているのか教えてください。
○額賀保育・幼児教育課長
発達障がい児巡回専門員派遣事業についてですが、保育所向けの取組として、委員がおっしゃるとおり、各保育施設から、発達障害の可能性があり判断が難しいので見てほしいという依頼を受けたお子さんに対し、専門員を派遣しています。
専門員は集団保育の様子を観察し、療育支援につなげたほうがよいか、あるいは現時点ではその必要はないかといった判断を行い、その結果を施設や保護者へ文書で助言しています。
一方、5歳児健診との違いですが、私どもの事業はあくまで保育施設側の困りごとに対応するための支援が主目的であり、施設からの依頼に基づいて実施しています。
これに対し、5歳児健診は保護者からの申請によって個別に実施されるものと聞いており、対象の選定方法や実施の目的が異なります。
○川邉副委員長
保育所に通っているお子さんについて、巡回専門員の訪問で相談を受けた場合でも、5歳児健診の際には、同じように全ての対象者へアンケートが送付されるのでしょうか。
福祉保健部の所管だと思いますので、分かる範囲で教えていただければ結構です。
○額賀保育・幼児教育課長
重複して5歳児健診を受けることは可能と伺っております。
○川邉副委員長
健康課は、対象者全員にアンケートを送付しているのですか。
○額賀保育・幼児教育課長
対象者全員にアンケートを送付するのかどうかは、確認ができておりません。希望される方は、5歳児の健康診断を受けることができると聞いております。
○川邉副委員長
福祉保健部は、5歳児の対象者全員にアンケートを送付するとおっしゃっていたので、その辺りは調整をお願いします。
○板倉委員長
所管外になりますので、福祉保健部に確認をお願いします。
○川邉副委員長
分かりました。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
○成迫委員
確認させてください。先ほどの児童育成クラブの公共施設使用料減免の話ですが、教育委員会に聞いたときは、減免の対象とならないという話でした。認識のずれがあるとまずいので、確認をして、結果を教えてください。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
先日確認したところ、減免対象とお聞きしておりましたが、また改めて確認させていただきます。
○成迫委員
そうですね。その点については、今月もしくは先月、今議会で議論になった際に、別の議員が確認したところ、そのような説明があったと聞いています。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
○直野委員
未入所児童自体はまだ解消はできていないと思いますが、今回、私立保育所の給付等が増えたことによって、利用定員が増えたということはありますか。
○額賀保育・幼児教育課長
令和8年度の保育施設の利用定員につきましては、令和7年度と比べまして定員が169人増える予定となっております。合計としまして、令和8年度の定員につきましては1万2,392人の受入体制を整えております。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、第4款衛生費のうち、子ども医療助成費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○矢野子ども企画課長
〔説明書② 234ページ~、第4款衛生費のうち子ども医療助成費について説明〕
○板倉委員長
質疑等はありますか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、第10款教育費のうち、子どもすこやか部関係の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○矢野子ども企画課長
〔説明書② 420ページ~、第10款教育費のうち子どもすこやか部所管分について説明〕
○板倉委員長
質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は原案のとおり承認することで決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、第3条債務負担行為第3表中のうち、子どもすこやか部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○矢野子ども企画課長
〔説明書② 520ページ~、第3条債務負担行為第3表中のうち子どもすこやか部所管分について説明〕
○板倉委員長
質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は原案のとおり承認することで決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第6号、令和8年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
〔説明書③ 95ページ~、母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算について説明〕
○板倉委員長
質疑等はありませんか。
○斉藤委員
こちらの貸付金は無利子だと思いますが、市が国に対して利子を補填することはあるのですか。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
ありません。
○斉藤委員
要望になりますが、奨学金の返済が現在とても苦しいという声が多く寄せられています。こちらの返済についても、同様に大変な状況にある方が少なくないのではないかと考えています。ぜひ実態を丁寧に把握したうえで、ご対応をご検討いただければと思います。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
続いて、一般議案の審査を行います。
まず、議第16号、大分市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてと、順番が前後しますが、議第27号、大分市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてにつきましては、関連がありますので一括して質疑等を受け、それぞれ討論、採決を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
それでは、執行部の説明を求めます。
○額賀保育・幼児教育課長
議第16号と議第27号につきましては、相互に関連がございますので一括して御説明させていただきます。また、説明の都合上、議案の順番を入れ替えて説明させていただきますが、よろしくお願いいたします。
右肩に議第16号、議第27号補足資料、保育・幼児教育課と記載のあるものを御覧ください。
1ページ目を御覧ください。
議第27号、大分市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。
1の条例改正の理由につきましては、乳児等通園支援事業、いわゆるこども誰でも通園制度の設備及び運営に関する基準につきましては、国が定める基準に従い、もしくは参酌し、市が条例で定める必要がございます。今回、国の基準を改正する内閣府令が公布されたことを受け、本条例につきましても所要の改正を行うものでございます。
2の改正の主な内容でございますが、1点目は、利用定員区分の変更でございます。これまではゼロ歳の乳児と1、2歳の幼児でそれぞれ利用定員を定めることとしていましたが、改正後は乳児と幼児で定員区分をしないことといたします。
2点目は、条文中の一部表現について、適切な文言に言い換える所要の改正を行います。
3、施行日は令和8年4月1日でございます。
続きまして、2ページを御覧ください。
議第16号、大分市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてでございます。
1の条例制定の理由につきましては、特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準につきましては、国が定める基準に従い、もしくは参酌し、市が条例で基準を定めなければならないとされていることから、新たに本条例を制定するものでございます。
2、条例で定める基準の内容でございますが、本条例の基準につきましては、利用開始時の面談の実施や保護者に重要事項を説明することなど、利用手続に関することや、保護者からの費用の支払いに関することなど、国が定める基準に従って定めます。また、国の基準にはございませんが、保育所等の運営に関する基準条例と同様に、本市独自の基準を定めるものとして、1つ目は暴力団の支配を受けてはならないとする大分市暴力団排除条例の項目を追加いたします。2つ目は、事業者は現在の利用者に加え、過去に利用していた者の秘密についても漏らしてはならないことを規定いたします。
3、施行日につきましては、令和8年4月1日でございます。
○板倉委員長
質疑等はありませんか。
○斉藤委員
まず内容についてですが、内閣府から示された基準の改正に関して、確認したい点が2つあります。
1点目は、初回面談についてです。今回の改正では、初回面談をオンラインでも実施可能とされていますが、この点についてどのように認識されているのか、お考えをお聞かせください。
2点目は、複数利用の扱いについてです。複数の事業所を利用することが可能とされていたかと思いますが、その点について改めて御説明いただけますでしょうか。
○額賀保育・幼児教育課長
国においては、初回面談をオンラインで実施することが可能であると承知しております。しかし本市では、まずオンラインで申込みをしていただいた上で、必ず各施設に足を運んでいただき、保護者と施設職員が対面で面談を行うことを基本方針としております。
また、複数施設の利用については、制度上、複数利用が可能となっております。
○斉藤委員
オンラインでの対応についてですが、条例の中で電磁的な方法による手続が可能とされていたと思います。これはオンラインでの実施を意味するものではないのでしょうか。たしか条例に規定があったと記憶していますが、その点について確認させてください。
○額賀保育・幼児教育課長
後ほど確認させてください。
○斉藤委員
もう1点、利用料についてですが、国の標準は300円ということになっていたかと思います。利用料の上乗せが可能になっているようですが、その点を危惧する声があります。本市としては、利用料の上乗せを考えていますか。
○額賀保育・幼児教育課長
令和7年度については、利用料が1時間当たり300円となっておりましたが、令和8年度、すなわち新年度からは、基本的に利用料はかからないことになります。現在、上乗せ徴収については、300円を一つの目安とするとされていますが、この上乗せ徴収をどのような場合に認めるかについて、国から明確な基準がまだ示されていません。
そのため大分市としては、令和8年度のこども誰でも通園制度については、原則として無料で利用していただきたいと考えています。ただし、各施設の個別事情により、利用者に対して上乗せ徴収の必要性を明確に説明できる場合には、その徴収を認める方針です。
現時点では、基本的に300円の負担は発生しない形で運用していく予定です。
○斉藤委員
最新のQ&Aをまだ確認できていないのですが、様々なオプションを付けて、例えば英会話などの早期教育的なプログラムを追加し、その分を上乗せ徴収することが可能になるのではないかと考えています。そのため、上乗せ徴収については、適切に行うという点が非常に重要だと思います。制度の趣旨とは異なる方向に広がってしまうことは望ましくありませんので、その点については注意していただきたいということを指摘しておきます。
また、もう一点お伺いします。預かり保育との関係性についてです。今回の制度が、預かり保育の延長のような扱いになってしまうと、少し問題があるのではないかと感じています。基準自体は国基準ということで問題ないと思いますが、この制度と預かり保育との兼ね合いはどのように整理されるのでしょうか。
○額賀保育・幼児教育課長
こども誰でも通園制度につきましては、子供本意ということ、月に10時間でございますけれども、定期的な利用を促すというところが制度の趣旨と考えております。
一方で、一時預かり事業は、保護者の就労などによる一時的、緊急的な理由で、保育所等がお子さんをお預かりする事業として整理しています。目的が異なるため、両者は明確に区別して運用する必要があります。
そのため、保護者の皆さまには、両制度の目的や趣旨の違いについて丁寧に説明し、誤解のないよう理解を深めていただけるよう努めているところです。
○斉藤委員
複数利用が認められた場合、制度の趣旨が曖昧になってしまう可能性があるのではないかと危惧しています。そのため、私は基本的に複数利用は行わないほうが望ましいと考えています。あちこちの施設を転々とすることは、子供にとって良くないと思いますので、その点について指摘しておきたいと思います。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
これで質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。
まず、議第16号、大分市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例の制定について、討論はありませんか。
○斉藤委員
これまで試行期間として様子を見てきましたが、そもそも、こども誰でも通園制度については、国会審議の際に多数の政党が反対を表明していました。その理由として、保育の安全性や質が十分に担保されるのかという、制度設計上の問題点が指摘されていたところです。現時点でも、課題は多く残っていると感じています。
大分市として国基準に沿って取り組んでいることは理解していますが、基本的な立場として、私はこの条例の制定には反対の意見を持っています。
なお、内閣府令では、当初の1年間は条例を設置しなくてもよいという経過措置が設けられていたと記憶しています。その点についても指摘した上で、反対の意思を表明いたします。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することと決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第27号、大分市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、討論はありませんか。
○斉藤委員
先ほど申し上げた理由と同様ですが、区分変更についても問題があると考えています。乳児と幼児の区分は明確に分けておくべきであり、その点が曖昧になることは望ましくありません。以上の理由から、本案には反対いたします。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第25号、大分市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてと、議第26号、大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてにつきましては、関連がありますので一括して質疑等を受け、それぞれ討論、採決を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
それでは、執行部の説明を求めます。
○額賀保育・幼児教育課長
議第25号と議第26号につきましては、相互に関連がございますので一括して御説明させていただきます。また、説明の都合上、議案の順番を入れ替えて御説明させていただきますので、御了承のほどよろしくお願いいたします。
タブレットの資料、右肩に議第25号、議第26号補足資料、保育・幼児教育課と記載のものを御覧ください。
議第26号、大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。
1の条例改正の理由でございますが、本条例の基準につきましては、国が定める基準に従い、もしくは参酌し、市が条例で定める必要がございます。今回、国の基準を改正する内閣府令が公布されたことを受け、本条例につきましても所要の改正を行うものでございます。
2の改正の内容でございますが、児童福祉法の改正により新たに満3歳以上限定小規模保育事業が制度化されたことに伴い、その基準を条例に追加するものでございます。満3歳以上限定小規模保育事業とは、定員6人以上19人以下で、満3歳から小学校就学前までの子供の保育を行います。保育士の配置基準や保育室の面積等の基準につきましては表のとおりでございます。
3、施行日につきましては、令和8年4月1日でございます。
2ページをお開きください。
議第25号、大分市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。
1の条例改正の理由につきましては、先ほどの第26号議案と同様でございます。
2の改正の主な内容でございますが、1点目は、満3歳以上限定小規模保育事業の運営に関する基準を追加いたします。基準の内容につきましては、利用定員は6人以上19人以下であること、事業者はその範囲内で利用定員を定めること、その他の基準につきましては、既存の小規模保育事業A型と同様でございます。
2点目は、条文中の一部表現について、分かりやすい文言に言い換える所要の改正を行います。言い換える文言については記載のとおりでございます。
3、施行日につきましては、令和8年4月1日でございます。
○板倉委員長
質疑等はありませんか。
○斉藤委員
連携施設と記載されていますが、具体的なイメージがつかめていません。3歳以上を対象とした小規模保育というのは、単独でそうした園が新たに設置されることを想定しているのでしょうか。それとも、既存の園を運営している法人などが新たに取り組む形になるのでしょうか。
また、連携施設が必要とされている根拠についてもお伺いしたいと思います。なぜ連携施設が求められているのか、その理由を教えてください。
○額賀保育・幼児教育課長
満3歳以上限定の小規模保育事業については、定員6人から19人の小規模な事業所を想定しています。そのため、条例に記載している連携施設については、例えば集団での活動を行いたい場合に、連携先の保育所等と合同で保育を実施することを想定しています。
また、小規模保育所では、保育士が急遽休むなどして人員が不足した際に、代替保育を確保する必要があります。その際、連携施設が代わりに保育を担えるようにしておくことが求められています。
このように、集団活動の機会確保や代替保育の体制づくりといった点から、連携施設を設ける必要があると想定されています。
○斉藤委員
幼稚園については、一定の人数を下回ると運営が難しいという理由から、これまで統廃合が進められてきた経緯があります。一方で、保育園については、連携施設が確保できれば小規模でも設置が可能となる点で、整合性の面で疑問が残るように感じています。
また、通常保育の際に職員が不足した場合、連携施設が代替的に保育を担うという運用になることが想定されますが、これも実質的には認可保育所の代替機能として扱われる側面があり、その点については懸念を持っています。面積基準などの条件については問題ないと思いますが、制度の運用としては慎重な検討が必要だと考えます。
なお、この事業はA型ということで、全員が保育士資格を有しているという理解でよろしいでしょうか。
○額賀保育・幼児教育課長
全員保育士でございます。
また、この基準条例については、国の省令基準に基づいて自治体が従うべき基準となっておりますので、国の省令が変わったことに伴いまして、自治体としても必ずこの満3歳以上限定小規模保育事業の基準は定めておく必要があるというところで、今回条例として改正をしたものでございます。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で質疑を終結いたします。
次に討論に入ります。
まず、議第25号、大分市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、討論はありませんか。
○斉藤委員
基準や国の方針に基づいて条例を制定する必要があることは理解しています。しかし、満3歳以上の小規模保育という仕組みそのものについては、一般の保育施設との整合性を考えると、必ずしも必要ではないのではないかと考えています。やはり基本は、通常の保育施設でしっかりと対応していくことが望ましいと思います。
以上の理由から、基本的な立場として本件には反対いたします。
○板倉委員長
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は、一部反対意見が出ましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、議第26号、大分市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、討論はありませんか。
○斉藤委員
先ほどの条例と関連しますので、同じ理由で反対いたします。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で討論を終結いたします。
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。
以上で、子どもすこやか部関係の付託案件の審査を全て終了いたします。
ここで、執行部から報告事項の申出がありますので、報告事項の説明を受けたいと思います。
まず、大分市子育て支援サイトnaanaのリニューアルについて報告を受けます。
○矢野子ども企画課長
右肩に、報告事項1、子ども企画課と記載した資料を御覧ください。
1ページ目、1の目的でございますが、本市では、子育てに関する行政情報や民間のサービス情報を気軽に入手できるよう、大分市子育て支援サイトnaanaを開設しています。このたび、利用者の利便性を高め、子育て情報を必要とする方が1か所で迷わずつながるワンストップ化を図るため、サイトのリニューアルを行います。
次に、2の主な改修内容でございますが、まず1点目として、画面構成の見直しでございます。検索方法を目的、年齢、キーワード、施設情報の4分類へ整理するとともに、アクセス数の80%以上がスマートフォンからであるとの分析を踏まえ、従来のパソコン向け画面構成から、スマートフォンの利用を前提とした、より直感的で使いやすいレイアウトへ変更しております。
2点目といたしまして、サイトの掲載内容の充実でございます。これまで紙媒体にて作成をしておりました子育て応援ガイドを電子化し、リンク集を作成するなど、子育て情報の追加掲載を行っております。
3点目として、AIチャットボットの導入でございます。これは、サイトのトップページへAIチャットボットを配置し、利用者からの質問にAIチャットボットが回答できるようにしております。
最後に、子供向け相談ページの開設でございます。子ども家庭支援センターへ子供から直接相談可能なお問い合わせフォームを作成しております。
次に、3の公開日でございますが、令和8年4月1日を予定しております。
2ページ目を御覧ください。
4の画面イメージでございます。こちらは、リニューアル後のスマートフォンでの画面イメージを掲載しております。トップページの子育て情報・問い合わせ先を探すでは、目的、年齢、キーワード、施設情報のタブを切り替えることができ、スマートフォンなどの小さな画面サイズでも扱いやすい構成に変更しております。
3ページ目を御覧ください。こちらも画面イメージ図となっております。
まず、①こどもからの相談ページにつきましては、入力フォームに相談内容を入力することにより、直接子ども家庭支援センターにメールが届くこととなっております。このメールにより、子ども家庭支援センターが直接相談があった子供へ対応することとなります。
ページ右側にあります②のAIチャットボットでございます。こちらに質問を入力することにより、チャットボットが回答を作成してお答えいたします。
左下にあります③の追従メニューでございます。この追従メニューは、画面をスクロールしても常に画面上に少し浮き上がった形で表示をされます。こちらには、相談先一覧や医療機関、休日夜間当番医など利用頻度が高いと思われる項目を表示しております。
また、この項目の最後に、④子育て応援ガイドの電子版として、従来の子育て応援ガイドをベースとしたリンク集を作成し配置をしております。
○板倉委員長
ただいまの報告に対して質問はありませんか。
○川邉副委員長
こどもからの相談ページについてですが、子どもアドボカシーの観点からも非常にすばらしい取組だと思います。
私の認識では、大分市子育て支援サイトnaanaは主に小学生以下のお子さんを持つ保護者の方が利用するサイトというイメージがあります。しかし、掲載されている相談例を見ると、何年生ですかといった質問があり、小学生本人からの相談も対象としているように見受けられます。
もし実際に小学生からの相談も想定しているのであれば、小学生自身にもnaanaの相談ページを周知していく必要があるのではないかと感じました。その点について、どのように考えておられるのかお聞かせください。
○矢野子ども企画課長
今回のリニューアルにあたり、新たにこのページを設けたところです。確かにnaanaは主に保護者の方が利用するサイトという認識はありますが、現在、子供自身からの相談や申出を受け付ける仕組みはいくつか用意しています。例えば、こころ勇気レターや、1人1台端末から教育センターへ直接つながる二次元コードの設置などがその例です。
今回のページも、そうした子供からの直接の声を受け止める仕組みの一つとして、大分市が発信する情報の中に位置づけるべきだという提案があり、追加したものです。現状では、子供たち自身がこのページの存在を十分に認識しているとは言えませんので、今後、子供にも届く形での周知方法について、新たに検討していきたいと考えています。
○川邉副委員長
よろしくお願いします。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
次に、物価高対応子育て応援手当の支給についての報告を受けます。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
右肩に、報告事項2、子育て支援課と記載した資料を御覧ください。
1の目的でございます。令和7年11月21日に閣議決定された、強い経済を実現する総合経済対策において、物価高の影響を強く受けている子育て世帯を力強く支援し、子供たちの健やかな成長を応援する観点から、ゼロ歳から高校3年生年代までの児童に1人当たり2万円の物価高対応子育て応援手当を支給することとされたことから、本市においても本手当の支給を行うものです。
次に、2の対象児童でございます。令和7年9月分の児童手当の支給対象児童及び令和7年10月1日以降、令和8年3月31日までに生まれる新生児で、対象年齢としては、平成19年4月2日から令和8年3月31日生まれの児童となります。
3の支給対象者でございます。令和7年9月分の児童手当受給者及び令和7年10月1日から令和8年3月31日までの間に出生した児童の児童手当の受給者となり、所得制限はございません。
次に、4の支給金額でございます。対象児童1人につき2万円で、1回限りとなっております。
次の5の支給方法でございます。まず、令和7年9月分の児童手当を認定している者につきましては、プッシュ型で、原則児童手当を支給した口座に振り込みます。それ以外の公務員や令和7年10月1日以降に生まれた新生児につきましては、申請により申請書に記載された口座に支給を行います。
最後に、6の支給時期でございます。プッシュ型支給については、令和8年3月6日に支給を行っております。プッシュ型支給以外については、令和8年4月初旬に1回目の支給を予定しております。
○板倉委員長
質問はありませんか。
○直野委員
今回の突発的なこの支給に対して、システム代や人件費などは大体どのくらいぐらいかかっているんでしょうか。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
12月補正予算の際に計上させていただきました。細かい資料は持ち合わせておりませんが、14億円程度で、全額国の負担となっております。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
○川邉副委員長
大変ありがたい制度だと思いますが、プッシュ型給付の場合は、子ども手当と同様に、特に通知などを行わず自動的に振り込まれる仕組になっています。そのため、保護者の方など、実際に振り込まれた側が、この給付を受け取ったという実感を持っているのでしょうか。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
今回は同じ口座に振り込む形となりますので、保護者の方もどこかの段階で入金を確認されると思います。その際に、給付を受け取ったという認識は持っていただけると考えています。
○川邉副委員長
分かりました。こういう手当が振り込まれましたという通知はされないということですね。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
2月6日に対象世帯に案内通知もしております。ホームページと市報等でも御案内しております。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
次に、児童育成クラブでの昼食提供試行実施の中止について報告を受けます。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
右肩に報告事項3、子育て支援課と記載した資料を御覧ください。
1の経緯についてでございます。これまで児童育成クラブを利用している児童の保護者から、長期休業中の毎日のお弁当づくりが負担になっているとの声が上がっていたことから、令和6年度冬季休業から昼食提供を試行的に実施いたしました。
次に、2の令和6年度から令和7年度の実績についてでございます。令和6年度の冬季休業から令和7年度冬季休業まで計4回試行いたしました。実績は御覧のとおりとなっており、当初の利用者の見込みより、かなり少ない実績となっております。
次に、3の昼食提供の課題等についてでございます。利用者が当初の見込みより少なく、採算が取れないため、弁当業者の選定が難航している状況であり、また、本市として昼食は1食500円以内での提供をお願いしておりましたが、昨今の物価高により、500円以内での提供が困難な状況となり、令和7年度冬季休業中の昼食は550円での提供となったところでございます。
最後に、4の今後についてでございます。お弁当を希望する保護者が少なく、また、採算面等の関係のため、弁当業者の選定が難航していることから、児童育成クラブにおける昼食提供の試行実施は、令和7年度冬季休業をもって中止とするよう考えております。
○板倉委員長
これについて質問はありますか。
○成迫委員
状況について教えていただきたいのですが、まず、負担になっているという声を受けて実施したものの、実際の利用が少なかったとのことでした。その、少なかったという状況が、事前には多くの声が寄せられていたのに、いざ始めてみると利用者が少なかったという意味なのかを確認したいと思います。
また、利用が少なかった理由について、例えば、思っていたより費用が高かったなど、何か把握されている要因があれば教えていただけると助かります。
○安達福祉事務所次長兼子育て支援課長
最初のアンケートは、児童育成クラブを通じて実施したもので、氏名を特定する形式ではありませんが、おおむね20クラブ程度から回答がありました。その結果、各クラブの約3割の保護者の方が、利用したいと回答されていました。
その後、実際に事業を開始したところ、登録者数は全体の3割程度ありましたが、実際に利用した方はそのうちのさらに3割程度で、結果として全体の1割にも満たない利用状況でした。弁当業者さんには配送もお願いしているため、利用数とのバランスから採算面で難しい状況が生じていました。
次に、利用が伸びなかった理由についてですが、保護者の方からは、負担になっているという声があった一方で、実際には、できるだけ自分で作りたいという思いを持つ方が多かったことが背景にあるようです。そのため、ニーズはあるものの、実際の利用にはつながりにくかったというのが現状です。
○成迫委員
利用者が少なかったとはいえ、このサービスを継続して利用している方は大変な状況にあると思います。そういった実情に対し、直接こうしたやり方ではないにしても、どういう課題があるのか、どういう支援が必要かをしっかり考えていただきたいと思います。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
○斉藤委員
安く設定しないと利用は進まないと思います。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
次に、こども誰でも通園制度について、報告を受けます。
○額賀保育・幼児教育課長
タブレットの資料の右肩に報告事項4、保育・幼児教育課と記載のあるものを御覧ください。
まず、こども誰でも通園制度につきましては、生後6か月から満3歳までの未就園児を対象に、保護者の就労要件等を問わずに、月に一定時間まで保育所等に通園できる制度でございます。
本日は、令和7年度の利用実績、保護者及び保育士へのアンケート調査結果、並びに令和8年度から新たに開設する事業者について御説明いたします。
なお、資料の下段に記載のとおり、アンケート調査につきましてはオンラインで匿名にて実施をいたしました。また、保育士アンケートにつきましては、主に従事した者に加え、補助で関わった者に対しても調査の対象としてアンケートを行ったところでございます。
2ページを御覧ください。
令和7年度の利用実績でございます。実施事業者数は5事業者、利用登録者数は225人、そのうち実利用者数は117人、平均利用時間は約7時間となっております。
続きまして、3ページを御覧ください。
保護者アンケートの主な結果でございます。まず、利用申込みをした理由につきましては、同年代との関わりによる子供の経験の機会や、リフレッシュなど保護者支援を目的とした回答が多く寄せられました。
続きまして、4ページを御覧ください。
こちらは制度利用後、保護者の意識変化について11項目で尋ねた結果でございます。全体として肯定的な回答が平均で約8割を占め、制度の一定の効果が確認できたところです。具体的には、ナンバー1の、こどもの新たな気付きを得たでは、そう思う、ややそう思うで、合わせて約95%の方が肯定的な回答をしており、同じくナンバー4の、こどもを通じて関わる人が増えたでは同様に約80%の方が肯定的に回答しています。
一方で、ナンバー3の、育児の悩みを相談できる人が増えたと回答した方は、そう思う、ややそう思う合わせて約63%にとどまりました。このことから、本制度は子供の育ちの支援と併せて、子育て相談の場として活用できることを引き続き周知していく必要があると考えております。
続きまして、5ページを御覧ください。
こちらは、利用しなかった方にその理由を尋ねた結果でございます。グラフのとおり、予約が取れないという回答が半数以上を占めており、受入枠の不足が課題となっております。
以上が保護者アンケートの概要でございます。
続きまして、保育士アンケートの概要につきまして御説明いたします。
6ページを御覧ください。
こちらは、従事した保育士の方に、利用した子供の成長や変化について尋ねたところ、他者との関わりや遊びへの関心など家庭内だけでは得難い経験に関する成長を実感しているとの回答が多くありました。
7ページを御覧ください。
保護者支援としての効果につきましては、子供の成長の共有を通じて子育てに関する保護者の不安が軽減していると感じている声が多く寄せられました。
続きまして、8ページを御覧ください。
一方で、通常保育と比較した負担感につきましては、円グラフのとおり、67%の保育士が負担が増えたと回答しています。特に保育所等と異なり、毎日同じ子供が通園しないことへの対応に、約半数の保育士が負担を感じていると回答しております。
最後に9ページをお願いいたします。
令和8年度の新規開設事業者についてでございます。
1の新規開設事業者につきましては、記載のとおり9事業者でございます。
これによりまして、2の令和8年度の提供体制でございますが、事業者数が5施設から14施設に増え、利用定員数につきましては、19人から39人へ増加いたします。
最後に3の今後の利用定員の確保につきましては、第3期すくすく大分っ子プランに基づき、令和11年度末までに104人分の定員確保を計画しており、引き続き事業者の募集を行う予定でございます。
○板倉委員長
質問はありませんか。
○直野委員
保護者の方から、予約が取れないという声があったとのことですが、これは電話での予約が混み合っていたという状況なのでしょうか。
また、保育士の方から、現場の負担が増えたという声が上がっている点については、ある程度想定されていたこととはいえ、どのように負担を軽減していくのかが重要だと思います。具体的に、どのような解消策を検討されているのか、お聞かせいただければと思います。
○額賀保育・幼児教育課長
まず、保護者の方の利用状況についてですが、国が整備したポータルネットを通じて、希望する時間帯を予約する仕組みになっています。そのため、予約を入れようとした際に、すでに利用枠が埋まっているケースがあり、予約が取れないという声につながっていました。
次に、保育士の負担軽減についてです。今年度は試行事業として、園ごとに異なる方法で運用していました。具体的には、保護者が希望する時間に自由に利用できる方式と、毎週の利用日をあらかじめ決め、定期的に通ってもらう方式の2つを実施しました。
その結果、定期的に利用してもらう方式のほうが、子どもが環境に慣れやすいという傾向が見られました。そこで、令和8年度からの本格実施に向けては、各施設に対し、保護者へ定期利用を促すよう助言し、現場の負担軽減につなげたいと考えています。
また、負担増の背景には、国のポータルサイトが使いにくいというシステム面の課題もありました。この点については、より使いやすく改善されるよう、国に対して要望を行っているところです。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
○斉藤委員
そもそもの出発点は、未就園児の家庭が孤立することを防ぐなど、福祉的な観点にあったはずです。しかし現在は、子供の利益よりも大人の利便性が優先されているように見える点が問題だと感じています。
また、先ほども申し上げたとおり、複数の園を転々とするような利用の仕方は、子供にとって望ましいものではありません。その点については、ぜひしっかりと配慮していただきたいと思います。
○直野委員
もう1点だけ確認させてください。先ほどの御報告では、当初は1時間300円の利用料を予定していたものが、今年度は無料で実施することになったとのことでした。その経緯について教えていただきたいと思います。
また、無料化によって予約がさらに取りづらくなるのではないかという懸念があります。加えて、複数園の利用も可能になるとのことですが、そうなると運用がかなり煩雑になるのではないかと感じています。この点について、どのようにお考えでしょうか。
○額賀保育・幼児教育課長
利用料が無料になった点についてですが、これは国の制度として、こども誰でも通園制度が法律により施行されたことに伴うもので、国の方針として利用料を徴収しない形になったものです。そのため、国における議論の詳細については把握していない状況です。
次に、定員についてですが、今年度は19人、来年度は39人へと拡大する予定です。例えば、今年度実施した下郡保育所では、1時間あたりの受入枠を5人とし、午前・午後の二部制で運用していました。これにより、1日あたり10人、週5日で延べ50人の受入れが可能となり、定員19人に対しても十分な利用枠を確保できていました。
同じ考え方で来年度の39人定員を試算すると、1週間当たり約245人の受入れが可能になると見込んでいます。今年度の利用申込者が225人であったことを踏まえると、来年度は予約が取りづらい状況はおおむね解消されるのではないかと考えています。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
それでは次に、河原内保育所の令和8年度の休園について報告を受けます。
○額賀保育・幼児教育課長
右肩に、報告事項5、保育・幼児教育課と記載のある資料を御覧ください。
まず初めに、1の河原内保育所の令和8年度の休園基準についてでございます。河原内保育所につきましては、近年利用希望者が減少しておりまして、令和7年4月から休園をしております。令和8年度の園児募集につきましても、昨年度と同様に休園基準を設けて募集を行いました。
続きまして、2の令和8年度の入所申込みの状況でございますが、令和8年度の園児募集を昨年11月17日から12月15日まで行った結果、入所希望者は3名ありましたことから、休園基準の園児数4人以下に該当したため、令和8年度も休園をすることといたしました。
○板倉委員長
休園をいつまで続けますか。
○額賀保育・幼児教育課長
休園を続けていく場合、維持管理費が継続的に発生しますし、施設自体も老朽化が進んでいる状況です。今後については、地元の方々と協議を行いながら、廃園に向けた方向性についても検討していきたいと考えています。
○板倉委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
それでは、以上で本日予定の審査は終了いたしました。
執行部から、その他として何かありますか。
〔「ありません」の声〕
○板倉委員長
委員の皆さんから、その他として何かありますか。
〔「なし」の声〕
○板倉委員長
以上で、当委員会に付託されました全ての案件等についての審査を終了いたしました。
なお、会議規則第104条の規定により、委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○板倉委員長
そのように決定いたします。
それでは、ここで、3月末で退職される説明員の方々から挨拶の申出がありましたのでお願いします。
〔退職者挨拶〕
〔委員長お礼の挨拶〕
最後に、明日の予定を確認します。
明日は、午前9時30分から、しらゆりハイツの管内視察を行います。議会棟を午前9時30分に出発しますので、放送がありましたら議会棟玄関前にお集まりください。
本日は以上で終わります。これにて散会いたします。
午前11時48分散会