📋 やさしい要約
2026年6月23日、大分市議会の建設常任委員会が土木建築部の議案を審査し、佐賀関復興住宅建設事業に関する補正予算や市道5路線の認定など3議案をすべて承認しました。佐賀関復興市営住宅は令和10年1月の入居開始を目指すことや、道路照明など25か所が緊急措置段階と判定された緊急点検の結果も報告されました。また、決算審査で評価する3つの事業を選びました。
✅ 決定事項
📑 審議された議案(3件)
佐賀関復興住宅建設事業にかかる債務負担行為を変更する補正予算案。
- 議第74号市道路線の認定について承認
開発行為に伴って新たにできた道路や、上下水道局から引き継いだ管理道など5路線を、正式に市道として認定するもの。
- 報第2号専決処分した事件の承認について(令和7年度大分市一般会計補正予算(第8号))承認
議会を開く時間的余裕がなく市長が専決処分した、土木関係の補正予算(第8号)について、議会として事後承認するもの。
👥 出席議員
📝 詳細議事録
建設常任委員会記録
1.開催日時
令和8年6月23日(火)午前9時59分開議~午前11時11分散会
2.場所
第4委員会室
3.出席委員
委員長 倉掛 賢裕 副委員長 髙野 博幸
委 員 長野 辰生 委 員 永松 弘基
委 員 帆秋 誠悟 委 員 野尻 哲雄
委 員 堀 嘉徳 委 員 安東 美奈子
委 員 今山 裕之
欠席委員
なし
4.説明員
(土木建築部)
小野土木建築部長、後藤土木建築部次長、志柿土木建築部次長兼道路建設課長、
阿部土木管理課長、松尾道路維持課長、管谷河川・みなと振興課長、
坪井建築課長、藤住宅課長、山中土木管理課政策監、幸野土木管理課参事、
中野道路建設課参事、油布道路建設課参事、相本道路建設課参事、
村上道路維持課参事、和田河川・みなと振興課参事、上原建築課参事、
其田住宅課参事、上原住宅課参事補
5.事務局出席者
書記 石井 雄基
6.審査案件等
(土木建築部)
【予算議案】
議第75号 令和8年度大分市一般会計補正予算(第1号) 〔承認〕
第1条 債務負担行為の補正 第1表中
1変更 ・佐賀関復興住宅建設事業
【一般議案】
議第74号 市道路線の認定について 〔承認〕
【報告議案】
報第2号 専決処分した事件の承認について 〔承認〕
(令和7年度大分市一般会計補正予算(第8号))
第1条 歳入歳出予算の補正
歳出 第8款 土木費
第1項 土木管理費
第2項 道路橋梁費
第3項 河川費
第5項 下水道費
第6項 住宅費
第9款 消防費のうち河川・みなと振興課関係
第2条 繰越明許費の補正 第2表中
1追加 第8款 土木費
第2項 道路橋梁費
第3項 河川費
第6項 住宅費
2変更 第8款 土木費
【報告事項】
①大分市道路整備保全計画の改定・アクションプログラムについて
②道路附属物の緊急点検について
③佐賀関復興市営住宅について
④空き家対策について
⑤大分市賃貸住宅供給促進計画の策定について
⑥市営住宅等の指定管理者の更新について
⑦その他
【協議事項】
評価対象事務事業の選定について
会議の概要
令和8年6月23日
午前9時59分開議
○倉掛委員長
ただいまから建設常任委員会を開会いたします。
本日は常任委員会終了後、子ども育成・若者活躍推進特別委員会の開催が予定されておりますので、関係する委員につきましては出席方よろしくお願いします。
それでは、審査日程についてお諮りいたします。
タブレット資料の審査日程案のとおり審査を行いたいと考えていますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
それでは、この日程に従い審査を行います。
審査に入る前に委員会運営について2点確認しておきます。
1点目は自由討議についてです。委員の皆さんからの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。
議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。
2点目は反問権についてです。本会議同様、委員会におきましても委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。その場合はその旨を発言してから行っていただくようお願いいたします。
それでは、審査日程に従いまして土木建築部の案件について審査を行いますが、審査に先立ちまして、小野土木建築部長から発言の申入れがありましたので、これを許可します。
○小野土木建築部長
倉掛委員長、髙野副委員長をはじめ委員の皆様におかれましては、平素より土木建築行政に御支援と御協力を賜りまして誠にありがとうございます。
さて、このたび全国市議会議長会から永年在職議員表彰を受けられました髙野副委員長、永松委員、野尻委員に、土木建築部を代表いたしまして心よりお喜び申し上げますとともに、市政発展のために賜りました御尽力とその御功績に心から敬意と感謝の意を表します。今後ともますます御活躍されますよう御祈念申し上げます。
審査前の貴重なお時間をいただきまして、当委員会の説明員であります課長級以上の職員で昇任した1名がございます。自己紹介をさせていただきたいと存じます。
〔説明員自己紹介〕
○小野土木建築部長
それでは、今回御提案しております議案等につきまして御説明させていただきます。
本日の委員会では、予算議案として議第75号、令和8年度大分市一般会計補正予算第1号について、一般議案として議第74号、市道路線の認定について、報告議案として報第2号、専決処分した事件の承認について、令和7年度大分市一般会計補正予算第8号でございます。
詳細につきましてはこの後、担当課長から御説明させていただきますので、何とぞ慎重御審査の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。
また報告事項といたしまして6件ございます。この後、担当課長から御説明させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
○倉掛委員長
それでは審査に入ります。
初めに予算議案の議第75号、令和8年度大分市一般会計補正予算第1号、第1条債務負担行為の補正第1表中、1変更、佐賀関復興住宅建設事業の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○阿部土木管理課長
〔予算書④2ページ 債務負担行為の補正について説明〕
○倉掛委員長
ただいま執行部から説明がありましたが、質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
質疑を集結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
討論を終結します。
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、一般議案の議第74号、市道路線の認定についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○阿部土木管理課長
議案書の59ページを御覧ください。
今回認定をしようとする市道路線は、表にございますとおり、丹川7号線から羽屋四丁目1号線までの計5路線でございます。
それでは、路線ごとに御説明をさせていただきます。
初めに60ページを御覧ください。
丹川7号線につきましては、開発行為の帰属に伴う袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしておりますことから、認定をしようとするものでございます。
続きまして、61ページを御覧ください。
屋山10号線、11号線、12号線につきましても、それぞれ開発行為の帰属に伴う袋路状道路でございますが、市道認定基準を満たしておりますことから、認定をしようとするものでございます。
続きまして、62ページを御覧ください。
羽屋四丁目1号線につきましては、国道210号から南大分スポーツパークへと通じる上下水道局所管の管理道でありましたが、公共性が高いことから所管課より引継ぎを受け、市道に認定をしようとするものでございます。
なお、今回の路線が全て認定されますと、市道の路線本数は8,169本、延長は約2,508.0キロメートルとなる予定でございます。
○倉掛委員長
ただいま執行部から説明がありましたが、質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
質疑を集結します。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
討論を集結します。
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、報告議案の報第2号、専決処分した事件の承認について、令和7年度大分市一般会計補正予算第8号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費のうち土木建築部所管分、第9款消防費のうち河川・みなと振興課関係の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○阿部土木管理課長
〔説明書②128ページ~ 第8款土木費のうち土木建築部所管分、第9款消防費のうち河川・みなと振興課関係について説明〕
○倉掛委員長
ただいま執行部から説明がありましたが質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
質疑を集結します。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
討論を集結します。
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、第2条繰越明許費の補正、第2表中、1追加、第8款土木費のうち土木建築部所管分、2変更、第8款土木費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○阿部土木管理課長
〔予算書①7ページ~ 繰越明許費の補正のうち土木建築部所管分について説明〕
○倉掛委員長
質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
質疑を集結します。
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
討論を集結します。
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
以上で当委員会に付託されました土木建築部所管分の審査を終了しました。
ここで申出により執行部から報告を受けます。
まず、大分市道路整備保全計画の改定・アクションプログラムについて報告を受けます。
○阿部土木管理課長
タブレット資料の報告事項1の1ページを御覧ください。
初めに、1、大分市道路整備保全計画の改定についてですが、平成30年度に策定いたしました道路政策に関する様々な計画を統合しました大分市道路整備保全プログラムを大分市総合計画等の各計画の改定に伴い、本年3月に大分市道路整備保全計画として改定をいたしました。
計画の位置づけにつきましては左の図のとおりでありまして、計画の基本理念及び基本方針につきましては、右側にございますとおり、効率的で持続可能な道づくりを基本理念とし、安全・安心な道づくり、産業や生活を支える道づくり、魅力ある道づくりを3つの基本方針として定めております。
続きまして、2ページを御覧ください。
本計画では上位計画や関連計画、市民からの要望等を踏まえ、効率的かつ効果的な事業実施に取り組むこととし、計画期間である本年度から令和12年度までの5か年における整備指標を設定し、毎年度、アクションプログラムにおいて進捗管理を行うこととしております。
整備指標の内容につきましては、右上の表の中ほどにございますとおり、上から舗装修繕100キロメートル、橋梁補修89か所、道路改築20キロメートル、交通安全5キロメートル、自転車通行空間整備25キロメートルとしており、右端には参考として単年度平均の数値を掲載いたしております。
続きまして、3ページを御覧ください。
2、アクションプログラムの整備実績についてですが、前年度の令和7年度における整備指標に対する実績につきましては、表に記載のとおりでございます。
続きまして、4ページを御覧ください。
3、アクションプログラムの主要施策別進捗状況についてですが、基本方針Ⅰ、安全・安心な道づくりでは、Ⅰ-①、災害に強い道路ネットワークの構築として、大分市国土強靱化地域計画や大分市道路土工構造物修繕計画などの取組状況を、右下には、Ⅰ-②、交通安全対策として通学路安全プログラムの取組状況を掲載しております。
続きまして、5ページを御覧ください。
基本方針Ⅱ、産業や生活を支える道づくりでは、左上のⅡ-①、渋滞の解消や、その右側のⅡ-②、新たな交通体系の実現、左下のⅡ-③、地域を支える道路網の確保での取組状況を掲載しております。
続きまして、6ページを御覧ください。
基本方針Ⅲ、魅力ある道づくりでは、左上のⅢ-①、人にやさしい都市空間の整備や、その右側、Ⅲ-②、良好な道路景観の形成、左下のⅢ-③、老朽化対策、その右側Ⅲ-④、自転車利用環境の充実での取組状況を掲載しております。
終わりになりますが、本編となります第2期大分市道路整備保全計画と、毎年度の進捗管理を行う大分市道路整備保全アクションプログラム2026、それぞれの冊子を皆様のお手元に配付させていただいておりますので、後ほど御確認ください。
○倉掛委員長
質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
次に、道路附属物の緊急点検について報告を受けます。
○阿部土木管理課長
それでは、タブレット資料の報告事項2の1ページを御覧ください。
初めに、1、緊急点検の経緯についてですが、県が管理する国道197号の照明が本年4月4日に強風の影響により倒壊し、また同月21日には南生石の市道でも道路反射鏡が倒壊したことから、本市が管理する照明施設と標識については4月8日から24日まで、道路反射鏡については5月18日から29日までの間に緊急点検を実施いたしました。
次に、2、点検対象施設についてですが、令和8年3月末時点での早期措置段階であるⅢ判定の未修繕箇所及び未点検箇所として、表の一番右側でございますが、上から照明施設426か所、標識136か所、道路反射鏡につきましては、沿岸部から1キロメートル入った範囲に設置をされております未点検箇所383か所、合わせて945か所を対象に緊急点検を実施したところでございます。
次に、3、点検結果についてですが、今回の緊急点検で緊急措置段階であるⅣ判定となった施設数は、表の左側の赤字部分、上から照明施設19か所、標識1か所、道路反射鏡5か所、合わせて25か所でございました。
続きまして、2ページを御覧ください。
緊急点検時の損傷状況としまして、左から照明施設、標識、道路反射鏡における状況写真を掲載しており、それぞれの主な損傷といたしましては、支柱本体や路面境界部の腐食による孔食、いわゆる穴が空いてしまっているという状態でございます。
終わりに、その下の現在の対応状況としましては、緊急措置段階となった照明施設と標識のうち11か所につきましては、既に緊急撤去が完了しており、残りの照明施設9か所、道路反射鏡5か所につきましても7月末までの撤去を予定しているところでございます。
また、今回の緊急点検で早期措置段階となったⅢ判定246か所につきましては、大分市道路附属物修繕計画に基づきまして、令和13年度末までに計画的に修繕を実施することとしております。
なお、補足といたしまして、こうした計画的な修繕以外にも市民からの通報をはじめ、通常の巡視時などにおきまして、倒壊のおそれがある状態などを把握した場合には適宜施設の緊急点検を実施し、倒壊等の未然防止に努めてまいりたいと考えております。
○倉掛委員長
委員の皆さんから質問等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
それでは次に、佐賀関復興市営住宅について報告を受けます。
○藤住宅課長
資料1ページを御覧ください。
本事業は、3月の建設常任委員会で御報告いたしました佐賀関復興市営住宅建設事業の進捗に関連するものです。先ほど御審査いただきました令和9年度債務負担行為上限額の変更の議案につきまして、御可決後に想定している今後の受託候補者の選定と事業スケジュールの案について御説明申し上げます。
まず、受託候補者選定ですが、本事業の整備、設計・建設を行う事業者の募集・評価・選定を行うため、大分市佐賀関復興市営住宅建設事業受託候補者選定委員会を設置します。選定委員の構成は表のとおりでございます。
続いて、選定スケジュール(案)についてでございます。
6月5日に議員全体説明会の後、実施方針等の公表を事業者向けに行ったところでございます。7月1日に、6月30日まで行っている入居の事前申込みの戸数を整備戸数として決定します。本事業の整備戸数等が決定しましたら、速やかに御報告いたします。その後、7月2日、第1回選定委員会において落札者決定基準等の検討を行った後、7月上旬より入札公告手続を行います。8月下旬の第2回選定委員会にて落札候補者を決定し、9月の第3回定例会において契約議案を上程し、御審査いただきたいと考えております。
次のページを御覧ください。
実施方針の概要ですが、実施方針は事業の基本的な内容を対外的に明らかにすることを目的とするもので、民間事業者にとっては事業参画の是非を判断する最初の資料となります。なお、こちらの資料は現在公表しております。
実施方針の主な内容としては、整備する施設の種類及び事業期間、主な業務範囲、入札参加資格要件を記載しております。
業務範囲については、住宅の基本設計、詳細設計、工事、工事監理を業務する方針です。
また、入札参加資格要件については、市内業者で共同住宅の新築等の業務の実績がある者としております。
次のページを御覧ください。
要求水準書(案)の概要です。要求水準書は、本事業で整備する施設に対して市が要求する水準を示し、民間事業者の提案における具体的な指針となる図書となります。実施方針と併せて要求水準書(案)として公表しており、今後の選定委員会の意見や民間事業者とのヒアリングを基に作成します。
なお、本事業の要求水準書は公営住宅の整備を行うものであるため、基本的な設備の型式や材質、寸法等は定める方針です。
また、本事業の実情や地域性に配慮した提案を要求事項として盛り込んでまいります。
次のページを御覧ください。
今後の事業スケジュールの案でございます。主なポイントとして、7月になりますが、入札公告を行いまして、次に9月、事業者、落札者が決定した後に仮契約を行いまして、9月議会にて御可決いただきましたら、本契約締結を行い、設計業務に着手してまいります。
工事着手時期につきましては、決定した事業者の提案スケジュールにもよりますが、早ければ年度内を想定しています。
工事完成時期は、建物の階数を3階建てとした場合、来年、令和9年12月17日を予定しており、令和10年1月からの入居開始を目指します。
以上につきましては、先ほど御審査いただきました、令和9年度の債務負担行為の上限額の変更議案を御可決いただきました後、速やかに対応することといたします。
なお、本事業の進捗につきましては、適時御報告させていただきます。
○倉掛委員長
執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
○長野委員
まだ締切りまで1週間ほどありますが、市営住宅の戸数について、もし決まっていれば教えていただきたいです。
○藤住宅課長
先日6月21日、日曜日に行いました復興市営住宅個別相談会の時点でございますけれども、事前申込書の提出をいただいた件数は、32世帯、31戸でございます。
○長野委員
ありがとうございます。
○倉掛委員長
ほかに質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
次に、空き家対策について報告を受けます。
○藤住宅課長
資料1ページを御覧ください。
空き家対策の背景と目的になります。
管理不全の空き家が全国的に増え、生活環境の悪化など社会問題となり、空家等対策の推進に関する特別措置法、いわゆる空家特措法が平成26年11月に制定されました。計画的に空き家対策を進めることを目的に大分市空家等対策計画を策定しており、現在は第2期計画であります。
また、施策の取組方針は、予防、活用、管理の大きく3つの観点からの取組としております。
なお、令和8年度は第3期大分市空家等対策計画を策定する予定でございます。
それでは、2ページを御覧ください。
令和7年度の実績について御説明申し上げます。
初めに、(1)各種相談会等の開催では、広く一般の方や高齢者を対象に①から③の相談会を開催しました。その中の①の大分市空き家相談会では、所有者等が売買や相続など具体的な相談ができるよう、不動産関連団体など専門家による相談会を開催いたしました。参加組数などの実績につきましては記載のとおりでございます。
次に、(2)大分市空き家等利活用事業を御覧ください。
大分市空き家等利活用事業は、長期間使用されていない空き家をリフォームして住み替え情報バンクに登録するなどした場合に、改修工事費を補助するものでございます。
次に、(3)管理不全状態の空家等に対する助言文書の発送等では、市民から情報提供のありました243件のうち、調査の結果、空き家と確認された166件に対して助言文書を発送し、61件の改善が図られております。
その下、(4)特定空家等への対応では、特定空家等の報告件数4件につきましては、解体済みと今後解体、売却予定であります。管理不全空家等の報告1件につきましては、裁判所と管理人制度等の利用を相談中であります。
以上が令和7年度の実績であります。
続きまして、3ページを御覧ください。
令和8年度の事業計画であります。
初めに、(1)相談会等の開催等についてですが、例年に引き続き各種相談会を実施し、(2)不動産関連団体が主催する講習会では、この講習会に講師として参加し、本市の補助金事業や空家特措法について説明を行い、周知、啓発する予定でございます。
次に、(3)各種補助制度についてでございます。空き家をリフォームし、大分市住み替え情報バンクへ登録する場合や福祉・文化用途等へ転用する場合などに補助を行う①大分市空き家等利活用事業、周辺に影響を与えている老朽化した空き家の除却を補助する②大分市老朽危険空き家等除却促進事業、令和7年度に既存の除却事業を拡充した③大分市準老朽危険空き家等除却促進事業を実施していく予定でございます。
続きまして、4ページを御覧ください。
第3期大分市空家等対策計画の策定についてであります。現在の第2期大分市空家等対策計画が令和8年度をもって計画期間の5年を経過することから、これまでの実績や実態調査の結果を踏まえ、見直しを行ってまいります。
令和8年4月に新たに設置した空家等対策会議は、消防を含めた委員9名で構成されており、令和8年5月26日に第1回空家等対策会議を開催いたしました。
委員からは、補助制度の条件設定や空き家情報の防災面での活用、連携などについて御意見をいただいております。
今後、第2回以降の空家等対策会議を開催する中で、専門的知見を取り入れながら第3期計画を策定してまいります。こうした施策によりまして、空き家の解消につながるよう、今後もあらゆる方面から空き家対策に取り組んでまいります。
なお、本日御説明いたしました補助事業は一部でございます。空き家に関する補助事業をまとめた一覧表につきましては、別紙、大分市の空き家等に関する補助制度一覧に記載しておりますので、併せて御覧ください。
○倉掛委員長
ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等ありませんか。
○長野委員
危険空き家については、これまでも十分な補助をしていただいていると思いますが、持ち主のいろんな相続の問題等もあり、なかなか対応が進んでいないケースもあると思います。ただ、そういう場所で台風や、冬の乾燥する時期に火事が起きてしまうと、建物が隣接している場所の住民はすごく不安だと思います。今の段階ではなかなか強制的にということはもちろん難しいとは思いますが、今後その辺も十分視野に入れて、なるべく早期に検討いただくことを要望いたします。
○倉掛委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
答えられたらでいいのですが、制度一覧にある補助金について、応募が何件あって、それに対する実績が何件なのかを分かる範囲で教えてください。
○上原住宅課参事補
老朽危険空き家の補助金になりますが、昨年度予算が1,220万円あり、100万円を上限に15件執行しています。また、準老朽危険空き家の補助金については5件執行しています。
○倉掛委員長
そうではなくて、何件申請があったのかを知りたいのですが。
○上原住宅課参事補
老朽危険空き家に関しては63件の事前申請がありました。ただ、そのうち老朽度が足りないものがかなりありますので、半分以上のものは点数がちょっと足りなかったということで対象外になっております。
これは課題になっていることですが、予算に限りがあるということで対応できなかったものも7、8件ありまして、それを今年度の予算で消化していくという形になりますので、できるだけ予算を確保していきたいということで、動いているような状況になります。
○倉掛委員長
分かりました。ほかの補助制度については、また分かればでよいです。
それでは次に、大分市賃貸住宅供給促進計画の策定について報告を受けます。
○藤住宅課長
資料1ページを御覧ください。
まず1、計画の目的・位置づけ等でございます。本市における住宅確保要配慮者の賃貸住宅への円滑な入居や居住の安定に向け、必要な施策を総合的かつ効果的に推進することが目的であり、平成31年3月に策定した現行の計画を見直し、令和7年7月に改正された国の基本方針や、令和8年3月に策定された大分県賃貸住宅供給促進計画と整合を図るためでございます。
本計画は、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律、いわゆる住宅セーフティネット法に基づく計画であり、大分市住生活基本計画の個別計画に当たります。
計画期間は、令和9年度から令和18年度の10年間を予定しております。
2ページを御覧ください。
2、住宅確保要配慮者の範囲についてでございます。住宅セーフティネット法で規定する者として、低額所得者、被災者(発災後3年以内)、高齢者、障害者、子供を養育している者の5つがあり、省令で規定する者として、外国人や中国残留邦人など以下に記載する者、また改正により、下線を引いておりますが、保護観察対象者等、刑の執行のため刑事施設に収容されていた者等、困難な問題を抱える女性が変更、追加されました。
また、供給促進計画を作成することにより、地域の実情等に応じて追加で住宅確保要配慮者を定めることができ、参考として県が計画において追加しているものを記載しております。
3ページを御覧ください。
3、目標と取り組む施策については、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の目標を本計画で定めるとともに、以下の4つの施策についてそれぞれ計画に定めることとなっております。
1点目が公的賃貸住宅の供給の促進、2点目が民間賃貸住宅への円滑な入居の促進、3点目が民間賃貸住宅の管理の適正化の促進、4点目が令和7年10月1日施行の住宅セーフティネット法改正により、国が定める基本方針の記載事項へ追加された、賃貸住宅に入居する住宅確保要配慮者に対する日常生活を営むために必要な援助その他の福祉サービスの提供体制の確保があります。
最後に、4、今後のスケジュールですが、計画の素案について福祉部局と協議、検討する中で、9月末をめどに作成し、居住支援協議会等の意見を聴取した上で、市民意見公募、パブリックコメントを12月または来年1月に実施し、今年度末に計画を策定したいと考えております。
○倉掛委員長
ただいま執行部から報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
○永松委員
民間賃貸住宅への円滑な入居の促進というのは具体的には例がありますか。民間の賃貸住宅に対して行政がどんなことをやっていくのですか。
○藤住宅課長
住宅確保要配慮者、要は高齢等の理由でなかなか民間賃貸住宅等へ入居できないという方がいらっしゃいます。そういった方の入居を拒まないよう、この法律で登録住宅という制度が設けられておりまして、登録住宅の件数を増やしていくことや、登録住宅の中でも住宅確保要配慮者以外の方と住宅確保要配慮者の両方を受け入れますよという住宅、専用住宅として住宅確保要配慮者のみ受け入れますよという2種類の住宅が設けられておりまして、そういった件数をまずは増やす、基本的には民間賃貸住宅へ契約や入居ができないような方のための住宅を増やすことで、ひとつ円滑な入居の促進というところで挙げております。
○永松委員
理想論はいいのですが、現実にそういうことを取り組んでいるのでしょうか。
○藤住宅課長
この制度もだいぶ周知が広まっておりまして、民間のオーナーなどによる登録住宅の登録もかなり進んできておりまして、件数も上がってきております。
○倉掛委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
次に、市営住宅等の指定管理者の更新について報告を受けます。
○藤住宅課長
資料1ページを御覧ください。
本市の市営住宅等につきましては、現在、その9割以上を大分県住宅供給公社並びに株式会社別大興産が指定管理者として管理を行っているところでございます。現在の管理期間は令和4年4月1日から令和9年3月31日までとなっており、今年度、5年間の指定管理期間が満了することから、令和9年度以降の指定管理者について選定するものでございます。
まず、1の対象ですが、現在の管理者別に示しております。表の左端に表示しております①と②を対象施設として、それぞれ指定管理者を指定したいと考えております。
①の市営住宅につきましては、資料3ページを御覧ください。
裏川住宅をはじめ、17団地、113棟、2,743戸でございます。
②の市営住宅につきましては、資料4ページを御覧ください。
中の瀬住宅をはじめ、51団地、160棟、2,261戸でございます。
資料1ページにお戻りください。
2、指定期間につきましては、大分市指定管理者制度に関する新指針において、原則として3年から5年の期間を設定することとされており、平成23年度以降、3年間の指定管理を2回、平成29年度から5年間の指定管理を2回行ってまいりましたが、これまで運営上の支障はなく、指定管理者にとってより計画的かつ安定的な管理を可能とする5年間の指定管理期間を継続したいと考えております。
次のページを御覧ください。
3、指定管理者の選定方法についてです。(1)、公募型プロポーザル方式により2グループを予定者とし、(2)、学識経験者や市職員等で構成する大分市営住宅等管理業務指定管理予定者選定等委員会において選定することとしております。
4、スケジュールについてでございます。令和8年8月に第1回選定等委員会を行い、9月1日から募集の受付を行い、資格審査を行った後、9月中に公募説明会を実施いたします。10月に第2回選定等委員会によるヒアリング及び書類審査を経て、指定管理予定者を選定いたします。12月に予定されております第4回定例会で指定管理者の指定についての議案を提出させていただき、議会での御審議を経て指定管理者を決定し、令和9年3月に協定書の締結、4月1日から指定管理業務の開始を予定しております。
○倉掛委員長
委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○倉掛委員長
執行部からその他として何かありませんか。
〔「ありません」の声〕
○倉掛委員長
以上で土木建築部の案件が全て終了しました。
これより評価対象事務事業の選定を行いますので、委員の皆さんはお残りください。説明員の皆さんは退室願います。お疲れさまでした。
〔執行部退席〕
○倉掛委員長
次に、第3回定例会において令和7年度決算審査の一環として行う事務事業評価の対象となる評価対象事務事業の選定を行います。
タブレットに会派等から提出されました対象事務事業一覧表と先日の事務事業選定調整会議において確認いたしました留意事項を格納しておりますので、これを踏まえて3事業以内で選定したいと思います。
選定に当たり、留意事項を書記に朗読させます。
○書記
前年度に事務事業評価を実施した事業については、その評価結果に対する対応状況等の報告を受けた上で予算議案の審査を行い、その後の常任委員会において事業を監視していくのが原則である。
したがって、前年度に評価した事務事業は予算の議決との整合性の観点から疑義が生じるため、再度選定しないこととする。
ただし、2年以上前に実施した事務事業については原則は選定しないことが望ましいが、新たな状況が生じている可能性もあることから、そうした部分を俎上にのせ委員会で十分議論する中で明確な選定理由がある場合においては評価対象とするとしております。
○倉掛委員長
それでは、留意事項にありますように、2年以上前に実施した事業につきましては原則は選定しないことが望ましいですが、新たな事情が生じている可能性もあることから、委員会で十分議論する中で明確な理由がある場合においては評価対象とするということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
そのようにいたします。
次に、評価対象事務事業の選定方法についてお諮りします。
選定の際に委員の皆さんで自由に討議を行っていただき、その中で評価対象事務事業を決定したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
そのようにいたします。
また、議論を深めてもなお討議の中でまとまらなかった場合は、選定したい事務事業の番号と事務事業名を全委員から口頭で挙げていただき、票数が上位の事務事業を評価対象事務事業に決定したいと思います。票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の事務事業について、私を除いた委員の皆さんの挙手で決し、挙手同数の場合は委員長の裁決としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
そのようにいたします。
なお、タブレットには参考資料として、平成28年度から令和7年度に当委員会で選定された評価対象事務事業の評価結果を格納しています。
それでは、自由な討議による選定を始めます。
まず、選定したい事務事業とその選定理由について、委員の皆さんの御意見をお願いします。
○堀委員
複数会派から出ている事業から選んでもいいのではないですか。同じ共通認識があると思いますので。
○倉掛委員長
3番の戸次本町地区にぎわい創出事業と9番の老朽危険空き家等除却促進事業ですね。
○堀委員
特にかぶってそうな感じはなさそうですし。
○倉掛委員長
新市民クラブは2つですか。
○堀委員
2つです。
○倉掛委員長
その前に1点いいですか。8番のシェアサイクル普及促進事業はやめるのではなかったですか。
○長野委員
はい。
○倉掛委員長
2番の水害時避難支援事業、7番のふれあい交通運行事業は外していいですか。
○今山委員
これはもういいんじゃないでしょうか。
○長野委員
堀委員が言われたように重なっている部分はそちらを優先ということでいいのでしょうけど、私は11番の移住者居住支援事業を挙げさせてもらっております。市長に対して、移住・定住の取組に関する提言書を提出してから1年が経過していますし、タイミング的にも今の時期がよいのではないかと思います。また、昨年の市民意見交換会の中でも、今までつくった提言や条例についても、その後の監視についての意見が幾つかありましたので、個人的にと思って挙げさせてもらっています。
○倉掛委員長
10番の移住者応援事業給付金と、11番の移住者居住支援事業は、別ですが似ていますよね。
○今山委員
11番でまとめてください。
○倉掛委員長
それでは、3番の戸次本町地区にぎわい創出事業、9番の老朽危険空き家等除却促進事業、11番の移住者居住支援事業の3事業を評価対象事務事業としてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
それでは、そのように決定いたします。
なお、選定理由については、正副委員長に一任していただいてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
それでは、そのように決定いたします。
次に、ただいま選定しました評価対象事務事業については事務事業評価をより深めるため、決算審査に入るまでの間、委員会においても現地視察や市民との意見交換を行うなど、工夫して調査・研究を行うこととなっております。今年の当委員会としての調査・研究はいかがいたしましょうか。
○野尻委員
老朽危険空き家等除却促進事業と移住者居住支援事業については、執行部から今まで全部説明を受けてきているけど、戸次本町地区にぎわい創出事業についてはあまり報告を受けていないですよね。何がどのように進んでいるのかが明確になっていない部分があるので、これは執行部を呼んで説明を受けるという形を取ったほうがいいと思います。
○帆秋委員
毎年総会開催後に、執行部、複数部局から決算などの説明をいただいていますが、議会として正式な報告は受けていないですね。
○野尻委員
呼んだほうがいいと思います。
○帆秋委員
実行委員会形式を取っていて、戸次本町の人が中心に運営しているので、行政に必ず報告しなければならないということではないかもしれません。しかし、毎年、補助金を四、五百万円ずつ運営資金として支出しているので、他のイベントと同様に報告を受けてもいいかもしれません。
○倉掛委員長
説明を受ける形でいいですか。
○永松委員
法的な説明の義務はないにしても、やはり、議会として知るべきことを聞いたほうがいいと思います。
○倉掛委員長
現地視察はいいですか。
○野尻委員
現地の整備計画の中で、何年度で終わるというような報告を1回受けたことがありますが、終了予定年度を超えてずっと続いているので、そこがどうなっているか聞きたいですね。
○帆秋委員
ハード整備が終わった後、ソフト整備を続けていますね。
○今山委員
どこまでしたいのかというのも分からないです。
○堀委員
ハード事業が終わっているのでしたら、今後の取組は建設ではなくて別の事業になるのではないか。ソフト事業であれば所管する部署が違うのではないかという話が、会派の中でも少し出たところです。
○帆秋委員
経過を含めて今後のことも聞きましょう。
○倉掛委員長
それでは、説明を受けるということは確定ですね。
○野尻委員
現地に行っても仕方ないとは思います。
○倉掛委員長
説明だけでいいですか。
○今山委員
もし必要であれば見に行く。
○倉掛委員長
それでは、戸次本町地区にぎわい創出事業については執行部から説明を受けるということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
そのほか2事業は説明を受けなくていいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○倉掛委員長
それでは、戸次本町地区にぎわい創出事業のみ執行部から説明を受けるということで、そのように決定いたします。
次に、調査・研究を行う日程について協議いたします。
〔日程調整〕
○倉掛委員長
それでは、調査・研究のための委員会は8月6日11時から、戸次本町地区にぎわい創出事業の調査・研究を行います。
なお、本日決定しました評価対象事務事業の選定結果につきましては、私から議長に報告し、その後、定例会閉会後の議会運営委員会において議長から各委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することになっておりますので、よろしくお願いします。
最後に、明日24日の委員会開会は議会運営委員会終了後となりますので、放送がありましたら委員会室にお集まりください。
これにて本日の委員会を終了します。
午前11時11分散会