詳細
夏休みなど、学校が休みの日も仕事は続く。児童育成クラブに通う子のお弁当を毎日作る負担に応えようと、市は2024年度の冬休みから昼食提供を試しました。ところが、2026年3月24日の厚生常任委員会では、2025年度の冬休みまでの計4回で試行を終える方針が報告されました。
市によると、約20クラブから回答を得た当初のアンケートでは、各クラブの約3割の保護者が利用を希望。開始後も登録は全体の約3割でしたが、実際に利用したのは登録者のさらに約3割で、全体の1割未満でした。
配送も担う業者の採算が厳しく、1食500円以内という市の依頼も物価高で難しくなり、最後の冬休みは550円に。市は、自分で作りたい保護者の思いも利用が伸びなかった背景と説明しました。
一方、委員は継続利用する家庭の大変さを指摘し、必要な支援の検討を要望。別の委員からも価格を抑える必要があるとの意見が出ました。
理由・背景
保護者の負担軽減を目指しても、希望が毎日の注文につながらなければ、配送込みのサービスを続けるのは難しくなります。今回のやり取りでは、事業の採算と、人数は少なくても支援を必要とする家庭の困り事をどう両立させるかが論点になりました。
ポイント
【「使いたい」と注文の間に差】
登録しても毎回利用するとは限らず、利用人数の見込みと実績に隔たりがありました。
【価格と継続の難しさ】
配送を含む採算に加え、物価高で500円以内の提供が難しくなり、最後の冬休みは550円でした。
【残る家庭の困り事】
委員は継続利用者への支援を求めましたが、この場では代わりの支援策の具体的な説明はありませんでした。
対象者
児童育成クラブを利用する家庭、長期休業中の子どもの食事や保護者支援に関心がある人。